ビジネスでの活用もあり?instagramストーリーって?

コンテンツマーケティング

SNSとしては後発ながらも大きな存在感を示しているinstagram。2016年から実装された「ストーリー」は短い動画や複数の写真をアルバムのように投稿でき、さらに一定時間経過すると消えていくという機能です。どのようなもので、ビジネスでも活用が可能か見ていきましょう。

instagramストーリーとは?

instagramストーリー(正しくはストーリーズですが、日本語では単数形で呼ばれることが多いようです)は、2016年8月にリリースされたinstagramのアルバム投稿機能です。通常の写真投稿とは違い、短い動画や複数の写真が1つの「ストーリー」としてまとめて投稿されます。ストーリーを開くとスライドショー形式で自動再生が始まる仕組みです。

このストーリーの大きな特徴は24時間の「時間限定」であること。通常の投稿のようにタイムラインに残り続けないのです。若い世代を中心に大人気となったSnapChat(閲覧後消えてしまう写真共有型SNS)をinstagramにも盛り込んだ、と考えればよいでしょう。

「インスタ映え」という言葉も現れたように、instagramは普及するにつれて、一般の人でもセレブのような凝った写真を投稿したい!という思いが強まっていました。ただし、そうした投稿を繰り返すには当然手間もかかり、中にはせっかく凝った写真を投稿してもいいね!が少ないと恥ずかしいと感じる人もいるようです。その点、ストーリーであれば「1日で消えてしまうから」ということで、気軽に投稿できます。instagramストーリーは写真を投稿するハードルを下げ、より参加を促すことに成功しているといえるでしょう。公開から1年少し経過した2017年11月時点では利用者数は3億人を超えているようです。

投稿方法は?どんな機能があるの?

それでは、早速、具体的な機能を見ていきましょう。

ストーリーを投稿する

通常の投稿と同じように、左上のカメラアイコンをタップ、または左から右にスワイプすることで撮影モードに入ります。ここで写真を撮影したら左下に表示される「+」ボタンでストーリーに追加することができます。写真だけではなく、撮影ボタンを長押しすることで動画を撮ってストーリーに投稿することもできます(最大15秒まで)。また、同じく撮影モードからライブラリに保存されている写真を選んで投稿することも可能です。この場合も「24時間以内」の制限はかかりますので注意しましょう。

削除と保存、そしてハイライト

なお、間違って投稿してしまったときのために、ホームからストーリーを開き「…」ボタンをタップすると削除することも可能です。これとは逆にストーリーを保存することもできます。デフォルトでは「アーカイブ」の設定はオンになっており、自分が投稿したストーリーは24時間経過後もアーカイブとして閲覧することが可能です(他人には表示されません。また、他人のストーリーのアーカイブはできません)。

また、気に入った投稿についてはやはりアピールしたいもの。その際にはフィードではなくプロフィールの上部に表示するハイライト機能が使えます。

ストーリーを「ハイライト」することでプロフィールに追加することができます。ハイライト1つあたり、100件のストーリー保存が可能です。複数のストーリーを選択した場合、1本の連続した動画として表示されるようです。

BOOMERANGとは?

撮影モードで一番疑問に思われるのが「BOOMERANG」ではないでしょうか。読み方は「ブーメラン」。カタカナにすると多少想像がつきますが、撮影された動画の再生が終わると逆再生が始まる、というもの。さらに、動画といっても写真を細かな間隔で連続して撮ったものなので、実際には「コマ送り」の映像が行ったり来たり何度も再生される、という非常にユニークな機能となっています。

その他にも楽しい投稿機能が充実

他にも逆再生動画やパラパラ漫画のような動画を作成できるストップモーション、3回に分けて一気にズームするスーパーズームなど、遊び心をくすぐる撮影機能が搭載されています。また、通常の投稿の全く逆の発想で文字だけの投稿を作成するタイプという機能もあります。カラフルな背景にアニメーションを加えた文字を投稿できるので、祝日や記念行事のストーリーなどにはもってこいです。

ストーリーでライブ配信も可能

加えて、ストーリーでは最大1時間のライブ映像配信を行うこともできます。こちらも通常の写真と同様、instagramに保存されることはなく、24時間経過後には消えてしまいます。ライブ配信は便利な機能ですが、まさに「生中継」なので保存されると恥ずかしい、というユーザも多かったかもしれませんが、ここでもストーリーの「消える」ことによる気軽さが投稿のハードルを下げているといえるでしょう。

加工の楽しさを追求しよう

また、撮影機能そのものだけではなく、instagramといえば楽しいのがフィルタによる写真の加工。もちろん、ストーリーでも健在です。スタンプは従来のような画像だけではなくgifアニメで動くものや自分の写真をスタンプにするという機能も備わっています。書き込める文字も複数のフォントを選ぶことができるので(もちろんペンやクレヨンによる手書きも可能)、写真加工の楽しさを存分に追求できるでしょう。

閲覧の通知機能は?

なお、同じく短時間で消える写真アプリのSnapChatでは話題になることがありますが、ストーリーのスクリーンショットを撮っても、現時点では相手に通知されることはありません。ただし、最近閲覧した人が表示される足跡のような機能があるのは知っておきたいところです。公開設定はフォロワー毎に設定することもできるので、たとえばプライベートな写真をあまり職場の同僚に見せたくないといったケースでは、活用できるでしょう。

ビジネスで活用できるポイントとは?

さて、このように楽しい機能盛りだくさんのinstagramストーリーですが、ビジネスに活用できる要素はあるのでしょうか。もっともわかりやすいメリットといえるのが、投稿がフィードの最上部に表示されるため、目につきやすいことがあります。従来の投稿の場合は何度も繰り返しタイムラインに表示されると宣伝色が強くなってしまう恐れもありましたが、ストーリーはその点最上部にまとめて表示され、なおかつ時間も限られているため、そのように受け取られにくいと考えられます。

また、24時間限定という特徴をうまく利用するケースもすでに登場しており、ビジネスで活用するポイントにもなりそうです。たとえば、キャンペーン用のinstagramストーリーを見た人専用のプロモーションを行ったり、特別なサービスを提供したりといったことが考えられます。たった1日しかキャンペーンを行わないことは一見不利にも見えますが、一旦そのキャンペーンが話題になればその企業を定期的にチェックしてくれるフォロワーを増やすことのできる可能性もあるのです。

instagramストーリーを活用している企業事例

それでは、具体的にすでに実施されたケースにはどんなものがあるのでしょうか。1つの例がコーヒーチェーンのスターバックスです。同社は新製品を紹介するストーリーを作成。それぞれの写真には手書きツールを活用して楽しく飾られており、商品による体験をより魅力的に伝えるものに仕上がっています。

また、高級車で知られるドイツのメルセデスベンツもinstagramストーリーを作成しています。Mercedes-AMGモデルがドイツの風景の中で走るという中身。ストーリーはある程度まとまった数の写真・動画を投稿できるため、ユーザに一定の体験をイメージさせることにより効果的といえるでしょう。美しい風景の中を颯爽と走る姿を一連の「ストーリー」にして提示するという手法は、新機能の紹介もさることながらブランドイメージ作りに貢献しそうです。

なお、ストーリーにはスワイプアップという手法(写真を上にスワイプするとリンク先に移動する)でURLを貼ることも可能ですが、これは認定アカウントのみの機能となっているため、注意が必要です。

企業にとってはストーリーづくりがマーケティングに貢献

instagramストーリーはこれまでのinstagramとは少し違った角度から楽しめ、それでいて非常に多彩な機能を備えたサービスだといえます。企業にとっても、うまく活用して正しく分析を行えば狙ったターゲット層に効果的にアプローチできるツールとなりそうです。

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