【特別企画:書籍出版への道のり】第2回「誰のための本?」コンテンツマーケティングのニーズのありかを考える

コンテンツマーケティング

皆さんこんにちは、イノーバ広報担当の早坂です。

イノーバ初の書籍出版までを追いかける連載企画。
前回(第1回「どうすれば、多くのひとに知ってもらえるか?」イノーバはコンテンツマーケティングの本を作ります!)はキックオフの模様をお伝えしました。

本日は「コンテンツマーケティングを求めている人は、そもそも誰なのか」を議論した第2回企画会議の様子をお伝えします!

本作りの第1歩は「ターゲット選定」から

コンテンツマーケティングにニーズを感じているのは誰なのか、そして私たちはどのような方にコンテンツマーケティングを知って頂きたいのか、この「ターゲット」を定めるステップが本作りの第一歩となります。
日々コンテンツマーケティングを実践している方にとっては「ああ、ウチも通った道だ…」というところではないでしょうか?

日々お客様にコンテンツマーケティングを提案し、経験が蓄積されている私たちであっても、改めて問われるとなかなか答えが出てこないというのが実際のところでした。

どのような企業の、何をしている人がコンテンツマーケティングにニーズを感じるか?

業種業態を問わず、活用の可能性があるのがコンテンツマーケティングです。

それでは企業規模はどうでしょうか?
大企業の担当者か?中小企業の経営者か?

イノーバでは、どちらのお客様もサポートしています。
「どちらもアリ」というのが実際の経験です。けれど、「お金をつかわずに、知恵を使って商品・サービス見つけてもらう」というコンテンツマーケティングの意義からすると、人員や予算が限られている中小企業に強いニーズがありそうです。

「ニーズのありか」と「私たちがコンテンツマーケティングを伝えたいひと」を考えた場合、「技術も商品も自信があるけれど、どう売るか迷っている中小企業の経営者」の方々にまずはこの本を手に取ってもらう必要があるのではないかという結論に達しました。

ターゲットとなるひとが思わず「手に取りたくなる」本とは?

さて、ターゲットは「中小企業の経営者」と結論が出たところで、次に検討したのは「その方々が手に取りたくなる本とは?」という、より具体的なテーマでした。

今回は、TSTJのデザイナーさんがイントロダクション部分のデザイン案を2つ持ってきてくれました。それぞれ有名なイラストレーターさんの作品だそうで、かなり素敵な出来栄えです。関係者一同ちょっとテンションが上がっています!

1つは少し前衛的な感じ。勢いがあって、スタイリッシュなテイストです。もう1つは上品で落ち着きのある感じ。多くの方に好まれそうで、図表なども見やすそうです。ビジネス書であること、年齢が高めの方であっても手に取りやすいイラストであることを考え、この本は「落ち着きのある感じ」のほうで進めていくこととなりました。

そして、版型です。版型とは本の「カタチ」を指します。書店には様々なカタチの書籍が並んでいますが、本の内容や目的に合わせて、読者が見やすいように工夫されているそうです。

「コンテンツマーケティングを知りたい」と思う方は、売れる仕組みを探しているとともに、新しい情報に敏感な「感度の高い方」が多いような気がします。そこで、ほかの書籍とは少し違うイレギュラーな版型を採用しました。表紙の案が上がってきたら、ぜひご紹介したいと思います!

第2回の打ち合わせはここまでです。
漠然としたイメージが、だんだんと輪郭を持ってきたように感じます。

第3回は、ターゲットの実像にさらにせまり、本の構成を詰めていくことになりました。
「コンテンツマーケティング」について、過去に頂いた意見やお客様の導入事例を数多く集め、みんなで検証していくステップに入ります!

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