今すぐ斬る!あなたのサイトでコンバージョンを邪魔する3つの敵

デジタルマーケティング

「あなたは、なぜ山に登るのか?」 「そこに、山があるからだ」

これは、エベレストに挑んだ登山家ジョージ・マロリーのあまりにも有名なセリフだ。

では、「なぜ企業は、ホームページを制作するのか?」

さまざまな目的はあっても、究極的には「サイトでコンバージョンを獲得するため!」と言っていいだろう。

企業が企業である限り、「顧客が商品やサービスを購入する」「顧客がメールやニュースレターの購読申し込みを完了する」こと、すなわちコンバージョンは、必須課題だ。

ところが、ときにその“最終目標とも言えるコンバージョン”を邪魔する敵が存在する。その正体とはなんだろうか?

さっそく、浮かび上がる3つの刺客を今すぐ斬ってみよう。

敵その1:デザインが悪い

ユーザーのサイト滞在時間は、最初の数秒で決まってしまう。

見た目の悪いデザインでは、サイトに訪れたユーザーを一瞬にして失い、自社製品やサービスのイメージダウンにつながる可能性だってあるのだ。

多少の先行投資は必要でも、美しく、機能的なウェブサイトを制作することで、売り上げの向上を目指すほうが賢明だろう。

かといって、凝り過ぎは厳禁だ。

デザイントレンドは、コンテンツを複雑に組み合わせたレイアウトから、快適なサイト閲覧ができるシンプルなものへと移行している。

あれもこれもと多くの情報を詰めこむより、コンテンツをつなぐ、快適なナビゲーションの流れを意識しよう。

刺客を斬る!:「Eisenberg’s Battleship grid」を使ってみよう

20140173挿入画像1 参考元:UNBOUNCE

「パッと見はいいんだけど、コンバージョンがね……」という場合には、サイトの配置変えを試して欲しい。

大きさや形が同じ部屋でも、家具の配置が違うだけで、「見た目の良さ」と「動線の良さ」が段違いにアップするのと同じだ。

一般的に、ユーザーの視線の流れについては「Zの法則」や「Fの法則」が有名だが、それに加えて「Eisenberg’s Battleship grid」を使ってみるとおもしろい。

これも、人の視覚パターンを研究した結果から生まれたシステムだ。

まず、検証してみたいサイトのスクリーンショットをとる。その上に、Photoshopなどで、10×10の均一なグリッドをつくって重ねあわせてみるのだ。

この研究によると、参考画像のグリーンで表示された領域が、もっとも注目されるエリアだという。

これはDELLのサイトだが、グリーンの部分にちょうどトップページのメイン画像が配置されている。「グッド・ジョブ!!」の一例だ。

敵その2:ランディングページがつまらない

ランディングページは、サイトの「大看板」だ。

ユーザーを楽しませ、惹きつけながらも、ユーザーを理解し、スムーズな最終アクションへ誘うという大切な役割がある。

ここでコケるか成功するかが、コンバージョン成否の分かれ道なので、次の制作ステップを必ずチェックしてみてほしい。

1.あなたの企業が1番自信を持っていること、顧客へのメリットを洗い出す 2.それをキーワードに、魅力的なキャッチコピーをつくる 3.メリットを強調した短めのパラグラフをつくり、その中に、注意深く選んだキーワードを散りばめる 4.ユーザーアクションの選択肢を減らし、あれこれオファーしない 5.デザインはできるだけシンプルなものにし、ユーザーの滞在時間を無駄に盗まない

刺客を斬る!:「Google Analytics」を使ってみよう

20140173挿入画像2 参考元:Google Analytics

Google Analyticsは、Google 社が提供する無料のアクセス解析ツールだ。このツールでは、各ページのユーザー訪問数のほかに、平均滞在時間や直帰率、検索キーワードまで確認できる。

ここからわかるさまざまな情報を組み合わせて、制作したページがユーザーのニーズとマッチしているのか、定期的に研究してみよう。

敵その3:CTA(Call To Action)が、はっきりしない

コンバージョンを目的としているのに、ユーザーが「何をしていいかわからない」「どこを見ればいいかわからない」「本当にクリックしていいかわからない」サイトは多数存在する。

これもありがちな失敗例を挙げてみるので、該当しているものがないかをチェックしてみて欲しい。

1.CTAボタンの位置・色は、一般的なセオリー通りか? (たとえば、ページの最後に、「同意する/同意しない」のCTAボタンを設置する場合、テキストを確認しなくても、「同意する」は右下で、色はブルーであることが多い) 2.テキストコピーは、ユーザーが迷いなくクリックできる表現か? 3.問い合わせフォームは、短く、シンプルなものか? (長すぎるフォームはそれだけでスキップされる。入力項目はできる限り少なく) 4.CTAボタンの直前にユーザーメリットを表示しているか? (無料の試供品や、初回割引サービスなど) 5.とにかく目立っているか? (サイトを見慣れていない人にも、すぐにわかる大きさ・色・位置にしてみる。多少デザインバランスが悪くなっても、視認性のよさを重視しよう)

刺客を斬る!:「Button Optimizer」と「Free Call-to-Action Button Generator」を使ってみよう

20140173挿入画像3 参考:Button Optimizer

Button Optimizerは、先ほどご紹介した「Google Analytics」と連携しているツール。CTAボタンのベストなテキストコピーはどれなのか、比較検討できる。

20140173挿入画像4

参考:Free Call-to-Action Button Generator

Free Call-to-Action Button Generatorは、デザイン技術がなくてもカンタンな操作でCTAボタンが作れるツール。デザイナーとの打ち合わせや、検証用ボタンのイメージ制作にも効果的だ。

まとめ

今回は、サイトコンバージョンを邪魔する3つの敵をご紹介したが、実のところ、敵は無数存在し、全てご紹介しきれるものではない。

だが、間違いなく言えることは、この敵たちは、すべて自らの手で生み出したということだ。

だからこそ、たとえコンバージョンが思い通りに上がらなくても、緻密な努力を重ね、ぬかりなくサイトを制作し続けていくことが大切だと言える。

何と言っても1番の敵は、あなたが「やる気をなくす」ことと「あきらめてしまう」ことなのだから。

参考元: 6 Usability Mistakes That Kill Conversions 6 Reasons Why Your Website Does Not Convert 10 Conversion Killers and the Hacks to Fix Them

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