「書店」というリアルの販売現場を考えるー「いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本」出版記念説明会

コンテンツマーケティング

インプレスの出版営業局向けに説明会を行いました 

この度、イノーバとして2冊目のコンテンツマーケティングの書籍、「いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本」を10/23日に発売致します。先日、インプレス様で出版営業局の皆様にお集まり頂き、プレゼンテーションを行いました。

今回、イノーバとしては2冊目の書籍出版になります。前回の「商品を売るな」は実はAmazonの売れ行きが好調で、ネット経由での販売が非常に伸びました。

今回、2冊目の本を出すにあたって、考えたのはリアルの書店経由の販売をどうやって伸ばしていくか?という点です。

イノーバブログの読者の皆さんは、このネットの時代になぜリアル書店?と思われるかもしれません。しかし、十分に理由があるのです。我々のターゲット層と販売チャネルのマッチングの問題です。 

我々がコンテンツマーケティングを伝えて行きたいお客さんは、中堅中小企業の経営層、個人事業主です。この層のお客さんは、まだまだリアルのチャネルを使われる方が非常に多い。

例えば、GoogleのKeyword Plannerによると「コンテンツマーケティング」というキーワード、検索のほとんどが首都圏からの検索になっています。都心在住のアーリーアドプターが検索してるイメージですね。2冊目の本のテーマは、アーリーアドプター層から他の層にどう広げていくのか?という事で、リアル書店重視の施策を考えているのです。

という事で、インプレスの藤井編集長に、ダメ元でお願いしてみました。

私 「あのー、藤井さん、書店営業の皆さんに説明会をやりたいのですが?」

藤井さん「いいっすね!やりましょう!」

藤井さん、意思決定はやっ!さすが執行役員です。

という事で、藤井さんのおかげで、出版営業局の皆様にお集まり頂き、説明会を行う事ができました。

説明会では、どうして、我々がコンテンツマーケティングのビジネスをしているのか?、コンテンツマーケティングの本がどうして売れそうなのか?という点を中心にご説明しました。

特に、書店の担当者の方に、「それは売れそうだ、ぜひ置いてみよう」と思ってもらえるような納得感を持っていただく事が重要になります。

プレゼンテーションは約1時間。コンテンツマーケティングとは?なぜ重要なのか?などと、事例を交えてご説明しました。結果としては、大成功でした。(ですよね、藤井さん?)

参加して下さった営業の方、マーケティング担当の方からは、質問が続出。Q&Aが大変盛り上がりました。特に、印象的だったのは、今後の書店の行うべきマーケティングとは?書店のあるべき姿とは?という点。

かつて、書店は、本好きが勝手に訪れる場所でした。待っていればお客さんが来たのです。ところが今は書店に足を運ばない人が多くなった。このような状態では、待ちの営業姿勢ではダメなのです。

TSUTAYAさんのように書店とカフェ、インテリア販売など他の業態を融合するのも必要でしょう。バーや居酒屋、スポーツ用品店などとの融合も面白いかもしれません。

「商品としての本」をただ届けるだけの売り場から、本に関連する体験を届ける場所に進化していかないと行けないのです。

書店の強みはリアルの場所があること。人と人とのふれあいがおきる事。そして、本のキュレーターとしての書店員の存在です。であれば、キュレーターを中心に人が集まる仕掛けを作る事が大事です。

ブッククラブのような会員組織を作って、読書会などを定期的に開催するのは最低限重要でしょう。

あとはお客さんとの定期的なコミュニケーションを欠かさない事。

 仕事で疲れた時に、ふっと書店に立ち寄って本を読む。そういう瞬間をどうやって作り出せるのか?

そのためには、書店自身がもっと情報発信しないといけないし、お客さんとの対話をして、お客さんへの理解を増やす必要があるでしょう。

EC化がどんどん進む中、書店のマーケティングはどのようにあるべきか。出版社は、書店をどのように支援できるのか?などと、大変、濃い話となった時間でした。 

将来の書店のあるべき姿については、僕も答えを持っていません。ただ、Apple Storeのような存在、飲食店のような存在になるのではないかというイメージを持って居ます。

ネットの普及で多くの業界が激変しています。書店はEC化が早く進展している分野のため、未来を早く考えないと行けません。

しかし、他の業界も同じですよね。昔のアプローチだと顧客に届かない、そういう時代なんだと思います。

「いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本」発売に先駆けて、試し読みをスタートしました。50ページほどが読めるようになっています。ぜひご覧下さい。

僕も初めてのトライですが、試し読みの最後にシェアボタンやカートもついている形となっています。シェアいただけたら嬉しいです。

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