マーケティングソフトウェア(MaaS)のグローバル市場予測

デジタルマーケティング
米国の調査会社IDCが、マーケティングソフトウェアのグローバル市場に関して、予測を発表した。 以下のポイントをサマライズ。
- 2014年のグローバルのマーケティングソフトウェアの市場は、約2.2兆円($20.2 Billion、1ドル110円換算)
- 同市場は、2018年まで年次平均で12.4%の成長率で、約3.5兆円($32.3 Billion、1ドル110円換算)まで伸長する見込み。
- マーケティングソフトウェア業界は、コンソリデーション(買収や統合)が相次いでいる。今後、クラウド化やプラットフォーム間でのデータ互換性が急速に進み、マース(MaaS、Marketing as a Service)が発達していく。
出典:IDCのブログ記事
所感
マーケティング分野のIT化の流れは確実に来ている。特に、MaaSという新しいキーワードが登場してきているのは興味深い。MaaSとは、企業が、マーケティング活動に必要な機能をクラウド経由で自由に利用できるというコンセプト。現状は、各社が独自の仕様のソフトウェアを提供し、システムやデータの相互連携が難しい状況だが、今後は、クライアントのニーズに応じて相互連携が急速に進んでいく事が予想される。 弊社でも、先日Cloud CMOというソフトウェア製品をリリースしたが、製品名であるCloud CMOという名称に込めた想いは、まさにMaaSのコンセプトに近いものがある。今後、MaaSというキーワードに注目していきたい。
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