コンテンツの冒頭で読者の心をわしづかみ!出だしを書くテクニックいろいろ

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突然だが、人の集中力は8秒しか続かない、ということをご存知だろうか? 米国国立生物工学情報センターによると、2013年の集中力の平均持続時間は、2000年と比べて4秒短くなっているのだそうだ。ちなみに、金魚の平均時間は9秒である。

つまり、人間は金魚よりも、集中力が続かない生き物なのだ。ブログ記事などを全文読んでもらうなんて、ほぼ不可能だろう。

そこでポイントとなってくるのが、記事の導入部だ。タイトルで興味を持たせ、最初の一文で心をつかみ、序文で惹きこむことが、これまで以上に重要なのである。

本記事では、最初の一文を書くためのテクニックや、導入部全体を執筆するコツなどをご紹介する。

テクニックその1:質問を投げかける

序文を質問からスタートさせるのは、効果的なテクニックの一つだ。人は質問を投げかけられると、ついつい答えを考えてしまうものである。

例えば、「たったの1日で1万アクセスを獲得するには、どうすれば良いのだろうか?」が最初の一文だったとしよう。「アクセス数」が身近な存在であるサイト・ブログ運営者などは、答えを考えてみたり、続きを読みたくなったりするはずだ。

では、「夜型人間は成功する可能性が低いことをご存知だろうか?」ではどうだろうか。 夜型の生活を送る読者は不安を感じ、先に書いてあることを知りたくなるだろう。

「正直に話してもいいですか?」のように漠然とした質問であっても、読者の頭の中は「?」でいっぱいになり、続きを読んでもらえる可能性が高まる。「何だろう?」と思わせた時点で、読者の興味を惹くことに成功しているのだ。

ただし、誰もが答えを知っているような質問は、上から目線で語っている印象を与えかねないので注意したい。

テクニックその2:ストーリーから始める

ストーリーテリングが強力なのは、皆さんもご存知のとおりだ。そして、「物語」の要素は、もちろん記事の導入部にも使える。

例えば、「1年前の今日起こったあることが、私の人生を変えた」が冒頭文であれば、誰でも「あること」って何だろう? と思うはず。この一文の後に人生を変えた出来事の説明が続くのは明白なので、もう少し読み進めてみようと思う読者は必ずいるだろう。

ちなみに、すでにご紹介した「質問」を取り入れるテクニックは、ストーリーにも使える。「先週のブログ訪問者数は0だった……一体何が起こったのか?」など、上手く組み合わせて、読者の興味を惹く工夫をしてみよう。

テクニックその3:数字を使う

「3カ月……それが私に残された時間だった」、「開店以来、お客さんはたったの10人しか来ていない」など、序文に数字を入れるのも効果があるテクニックだ。冒頭に持ってくると、ドラマチックな演出もできる。

ストーリーと相性の良い手法なので、組み合わせられないかも考えてみよう。

テクニックその4:関連のないものを並べる

これは、一見関係がなさそうな複数の物事を並べることで、読者の興味を惹く方法だ。

例えば、「ハサミ、おにぎり、子猫。私を成功に導いてくれたのは、この3つだった」などと始まる文章があったら、どうだろう? 「ハサミ」「おにぎり」「子猫」の3つには、何の関連性もないように思える。だからこそ、どう関わってくるのか知りたくて、続きを読みたくなるはずだ。

テクニックその5:引用から始める

冒頭に、偉人の名言や格言、業界の権威によるスピーチからの引用、ことわざなどを入れるのも、効果の高い方法の1つ。読者にとって新しいものでも、すでに知っているものでも、世を変えた偉大な人の言葉の力というのは強いものだ。

コンテンツに取り入れる海外の名言を見つけたい方は、こちらの記事を参考にしていただきたい。
もうネタ切れで悩まない!コンテンツとして使える世界の名言を探す方法

テクニックその6:本文の要点を伝える

最後にご紹介するのは、序文で本文の要点だけを簡潔に伝える、というシンプルなもの。おそらく、すでに実践している方も多いと思う。

本記事の冒頭でも触れたとおり、現代人の集中力は長く続かない。おまけに多忙なため、記事を最後まで読んでくれる人は少なく、皆が流し読み・拾い読みで情報を吸収する時代だ。

それなら、そのライフスタイルに合わせたものを提供するのが親切というもの。そう、記事のポイントを、見つけやすい最初の部分に記しておくことは、とても理にかなっているのである。

本文を読むことで何を得られるか、どんな問題・悩みを解決できるかを、読者が瞬時にイメージできるよう説明してあげよう。

最後に

人の心をつかんで離さないような導入部を書くことは、天性の才能を持たない者にとっては至難の業だ。いろいろ偉そうに書いてはいるが、筆者ももちろん凡人の一人。いつもセンスのない、無難な序文しか書けないことを自覚している。

才能がなければ、魅力的な文章を書く人の真似をしたり、テクニックを実践したりするしかない。本記事が、今後のコンテンツ作成の参考になれば幸いだ。そして、筆者自身も訓練を重ねて精進していきたいと思う。