競合他社よりも先に声がかかるように!コンテンツをとおして頼れる存在になろう【Facebook事例 みらい総合法律事務所】

コンテンツマーケティング
競合他社よりも、まず自社に声をかけてくれる。 問い合わせがあった時点で、自分のことをある程度信頼してくれている。 ほぼ申し込むと決めた状態で問い合わせしてくれる。
そんな問い合わせが増えたら、嬉しいですよね。
Facebookページは、ただ単にお客様を連れてくるだけではありません。価値あるコンテンツを発信していれば、先に触れたような「話がはやい」お客様を連れてきてくれるのです。
今回は顧問弁護士SOS 谷原 誠のFacebookページを例に、いざという時に頼ってもらえる存在になるFacebookページ運用方法をご紹介します。
↑2012年8月時点での顧問弁護士SOS 谷原 誠のFacebookページ。 投稿だけでなく、色々なメニューを見ることができる。
手元に残る資料をわたす
Facebookは投稿した情報が流れてしまうフロー型のメディアとも言われますが、Facebookページにはコンテンツをストックすることもできます。このページでは、このフローの特性とストックの特性をうまく連動させて使い分けています。
Facebookページのアプリタブには「今すぐ使える書式集」という契約書や、内容証明の12種類のテンプレートをダウンロードできるページが設置されています。
?こういった資料は、Facebookを離れても手元に残るので、いざという時に問い合わせのきっかけになるかもしれません。
なお、ダウンロードはFacebookページのファンにならないとできないので、ファンを増やすという点でも一役買っているのです。
日々のお役立ち情報で名前を覚えてもらう
Facebookページの投稿では、債務回収や契約条項、契約書作成などにまつわるお役立ち情報を発信しています。この投稿のポイントは2点あります。
(1)画像を使って解説している
投稿内で説明していることの概要と、「顧問弁護士SOS」というタイトル、そしてURLが、毎回の投稿画像に記載されています。
概要が画像に記載されているため、投稿の「…続きを読む」を押さずとも一目で概要がわかります。
加えて、「顧問弁護士SOS」というタイトルは毎回見てもらうことで、刷り込み効果があります。ファンのニーズが顕在化した際に想起してもらいやすくなるでしょう。
(2)Facebookページに誘導している
誘導先のFacebookページのアプリタブには、先ほどご紹介したフリーテンプレートがあります。ユーザーは、Facebook内でスムーズにダウンロードまで完結することができて便利でしょう。
また、このアプリタブには、事務所案内のPDFや電話番号などの連絡先が用意されています。必要になればすぐに連絡することができるよう、準備されているのです。
話題性のある情報をやさしく解説し、信頼度を上げる
ニュースになったような事件を事例にして、弁護士の視点で解説を加えた投稿をしています。
これは、潜在層にも役立つコンテンツであると同時に、潜在層・顕在層ともに信頼してもらえるような要素を持ったコンテンツになっています。
先に取り上げたような具体的な書類の書き方は、今必要な人という限られた人向けの投稿である分、こういった多くの人に意味が感じられるようなコラムは、潜在層との関係性構築に有効です。
また、解説をするなかで知識の豊富さや考え方を提示できるため、信頼性の向上につながります。
コンテンツが時間を短縮してくれる?
お客様に提供する無料のテンプレートや資料、日々のお役立ちコンテンツを作ったり、情報をわかりやすく加工したりするには、当然時間がかかります。
しかし、作ったコンテンツにより信頼度が高まり、直接自社に問い合わせするお客様が増えたらどうでしょうか。時間以外の費用なども含めて、販促や営業にかけるコストはかなり削減できるはずですよね。
もし、このようなコンテンツを発信していくことを「時間がかかる」「手間がかかる」と敬遠しているなら、「話がはやい」お客様を連れてくることで、時間が短縮できると逆に考えてみてはいかがでしょうか。
※本記事はFacebookを活用する企業事例を集めたブログ「Facebookプロモーション国内事例集」からの転載です。一部内容を編集してお届けしています。
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