リスクは減らして成果は倍にする!ホームページ制作でやってはいいけないこと

ホームページ制作

ホームページの成果を高めるにはどうすればよいかを誰もが考えますが、“何をすればよいか”と同時に“何をやってはいけないか”を考慮することが重要です。人から信頼を得るにはまず信頼されないことをしないことが重要であるのと同様に、ホームページ制作においてもやってはいけないことをしてしまうと、「まったく集客できない」、「炎上してしまった」、「トラブルが発生した」ということになりかねません。“やってはいいけないこと”はどれも常識的なことばかりですが、それだけに見過ごしがちで、集客低迷や炎上、トラブルといった問題に頭を悩ませている担当者が多くいます。また、“やってはいいけないこと”をしっかり守ることで、これまで離脱してしまっていたユーザーから反応が得られることも多く、リスク対策だけでなく成果を高める効果もあります。“やってはいけない”は、安全性、社会性、集客、利便性の4つのカテゴリーに大別されます。ホームページの制作・更新の際に一つ一つチェックしていくようにしましょう。

安全性のためにやってはいけないこと

現代のホームページにはセキュリティ対策が必須です。特に、通信時における盗み見やデータ改ざん、なりすましといった犯罪の被害が多くなっています。このような被害に遭うと、金銭的な被害だけでなく顧客からの信頼の失墜、ファン離れといった目に見えない資産も失うことになります。昨今ではBtoB企業でもリード(見込み客の個人情報)を取得することが多くなっており、すべてのホームページでセキュリティ対策は必須となっているといえるでしょう。

具体的なチェックポイントは、「SSLの設定」、「サーバーのセキュリティ性」、「パスワードの複雑化」です。

SSLとは、インターネットで通信する際に、その内容を暗号化することで仮に盗み見されても解読を困難にさせる仕組みです。データが書き換えられたかもすぐに判明するので、データ改ざんの防止にもなります。SSLの設定にあたって、自身のホームページであることを証明するサーバー証明書を発行する必要があるので、なりすましの防止にもなります。

サーバーはホームページを開設するために必ず必要になるものです。サーバーのセキュリティの脆弱性は、別のセキュリティ対策でカバーするのは難しく、必ずチェックしておきましょう。レンタルサーバー運営会社は多数ありますが、大手運営会社ではどこもセキュリティ対策を重視しておりおすすめです。

パスワードの複雑化はすぐに取り組めるセキュリティ対策です。サーバーやホームページ作成サービスなど、パスワードを設定する機会が複数ありますが、容易に推測できるパスワードでは簡単に突破されてしまいます。悪意ある第三者のほうも“プロ”であることを忘れないようにしましょう。

社会性のためにやってはいけないこと

社会性とは最低限守るべきマナーやコンプライアンスのことです。ホームページを公開するということは、インターネット上に自社の情報を公開することです。インターネット社会の一員になるわけですから、犯罪行為をしなければよいというわけではなく、社会性を守る必要があります。そのためには、ホームページを単なるツールではなく、インターネット上で宣伝する自社の社員と考えるようにしましょう。

具体的なチェックポイントは、「不快な表現になっていないか」、「著作権に違反していないか」があります。

不快な表現には様々なものがあります。例えば差別的な表現、自然災害や事件・事故といったセンシティブな話題、購入を煽るような表現などです。このような不快な表現は、制作を個人任せにするとついうっかりとやりかねません。必ず複数の目でチェックしてから公開するようにしましょう。

著作権の違反の代表的なものに、他社サイトや書籍からのコピペがあります。思わず真似したくなるようなテキストや画像を見つけても、そのままコピペすることは著作権の違反になります。あくまで参考情報として自分たちで情報を咀嚼してオリジナルの表現に修正するか、引用であることをきちんと明示してから利用するようにしましょう。

集客のためにやってはいけないこと

ホームページを制作する目的の一つは集客ではないでしょうか。多くの企業が集客を目的にホームページを制作しますが、低迷しているケースもあるようです。集客低迷の原因の一つは、集客する上でやってはいけないことをしてしまっていることです。集客面のやってはいけないことをチェックし、ホームページを優秀な営業パーソンに仕上げていきましょう。

具体的なチェックポイントは、「マーケティングの基本設計ができているか」、「間違ったSEO対策をしていないか」、「定期的に更新をしているか」です。

マーケティングの基本設計とは、“だれに”、“何を”伝えるかを明確にしているかです。集客できないホームページは自分たちの言いたいことを一方的に伝えるだけになっていることが多くあります。ユーザーは自分に関心のないことに興味はもちません。ターゲットを明確にし、どのような欲求・悩みを解決するかを設計するのが集客できるホームページの第一歩となります。

間違ったSEO対策とは、テキストに不自然にキーワードを詰め込んだり、外部リンクを大量に貼り付けたりすることです。以前は、これらの対策は効果的だったこともありますが、Googleのアップデートによりほとんど効果はなくなるばかりか、時にはペナルティを受けてしまうこともあります。SEOの基本はユーザーが知りたい情報をわかりやすく届けているホームページを作ることです。SEO対策は大切ですが、小手先のテクニックではなくユーザーファーストのホームページを制作することに注力しましょう。

ホームページは公開したら終わりではなく、公開してからがスタートです。何年も更新されずに放置されているホームページがありますが、それでは集客は期待できません。時間とともにホームページの評価が高まり上位表示されやすくなるのは事実ですが、これは定期的に更新して鮮度を保っているホームページにいえることで、作りっぱなしのホームページでは評価は高まりません。

利便性のためにやってはいけないこと

ホームページの役割は、ユーザーの知りたい情報を届けることです。そのため、見やすく、わかりやすく情報が整理されていなければなりません。利便性が考慮されていないデザインではユーザーはストレスを感じて、情報の内容がどれほど素晴らしくても途中で離脱してしまう可能性が高くなります。ホームページにアクセスを集めるためにSEOや広告などの施策を実施しても、肝心のホームページが利便性の低いデザインだとそれまでの努力が水の泡になります。ユーザーの立場にたったデザインをしてくようにしましょう。

具体的なチェックポイントは、「テキストや画像の大きさは適切か」、「どこにどんな情報があるかわかりやすく配置されているか」、「トンマナは統一されているか」を確認しましょう。

テキストが小さくて視認性が低い、画像が大きすぎて他の情報が目に入ってこない、このようなデザインが散見されます。見た目の良さばかりに気をとられていたり、自社のセールスポイントを強調することばかりを気にしたりしていると、ユーザー目線になっていないデザインになりがちです。テキストや画像の大きさが適切かをチェックするようにしましょう。また、サイズだけでなく、文章が羅列されている、画像が必要以上に多く使われているなども読みにくさの原因になるのであわせて確認してください。

ユーザーは本を読むように最初から最後まで順番にホームページを閲覧してくれるわけではありません。ユーザーは自分に必要な情報をなるべく早く収集したいと思っているケースがほとんどです。伝えたい情報を論理的に整理し、どこにどのような情報があるのかが感覚的にわかるように配置されている必要があります。また、ユーザーの利便性だけでなく、論理的に情報が整理されていることはSEOにも効果的であるといわれています。

トンマナとは、トーン&マナーのことです。トップページでは「です・ます調」で書かれているのに別のページでは「である調」になっている、ターゲットが好むデザインになっていない(男性向けなのに女性が好みそうなデザインになっている)、特定のページだけ唐突にデザインが変わる、などが挙げられます。このようなデザインはユーザーを混乱させます。すべてのページでトンマナを確認するようにしましょう。

制作や更新時に“やってはいいけないこと”を必ずチェックしよう

“やってはいけないこと”はどれも常識的なことばかりです。しかし、思わず“やっていた”という方も多いのではないでしょうか?たった一つのミスが収益性やリスクに影響を与えることも珍しくありません。制作や更新時には必ずチェックするようにしましょう。