今あるホームページで大丈夫?ホームページリニューアルのチェックリスト17項目

ホームページ制作

皆さんは自社のホームページに満足しているでしょうか? もし、今のホームページを改善したいと考えているなら、積極的にリニューアルを検討しましょう。この記事では、ホームページをリニューアルする際に、必ずおさえておきたいポイントをまとめました。全部で17項目のチェックリストに沿って、しっかりと現状の課題を整理し、リニューアルを成功させましょう!

Concept − ホームページのコンセプト

まずは、ホームページの目的や評価項目を明確にするために、リニューアルのコンセプトやゴール設定を立案します。ここでは4つのポイントをチェックしていきます。

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①  ターゲットのペルソナは設定されているか

ペルソナというのは、簡単に言うと、カスタマーのイメージのことです。架空のカスタマーを設定し、その性別や性格、職業やライフスタイル、嗜好などを具体的に想定してマーケティングを行う手法をペルソナマーケティングと呼びます。自社のホームページのターゲットはどのような人物なのか、ペルソナをしっかりと作り上げることで、どのようなホームページが好まれるかが見えてきます。

参考記事:ホームページ制作におけるペルソナ法活用のポイント

②現状のホームページの課題を把握しているか

現在のホームページが抱えている課題を把握することは、「なぜリニューアルが必要なのか」を理解することにつながります。現状把握なくして、リニューアルのゴール設定はできません。これを機に、アクセス数、ホームページ経由の問い合わせ数、売り上げなど、定量データを見直していきましょう。

③ホームページの3C/4Pマーケティング分析をしているか

マーケティングの基本ともいえる3C分析と4P分析を必ず行いましょう。自社のことをなんとなく分かった気にならずに、マーケティング分析のフレームワークに沿って現状整理をすることで、リニューアルの方向性を決めやすくなります。3C/4P分析については、以下の記事を参考にしてください。

参考記事:ホームページ制作における「3C分析」活用方法

参考記事:ホームページ制作における4P分析

④KGI/KPIを設定しているか

ホームページには、必ずKGI(Key Goal Indicator)とKPI(Key Performance Indicator)を明確に設定しましょう。KGIは重要目的達成指標と呼ばれ、プロジェクトの最終的な目標の達成度を定量的に表現する最重要指標です。

一方、KPIは重要業績評価指標と呼ばれ、KGIを達成するためのプロセスの達成度を評価する指標です。KGIと混同されたり、KPIは設定しているのにKGIが設定されていなかったりすることもしばしばあります。リニューアルにおいては、しっかりと両方を設定しましょう。

例えば、月商1,000万円をゴールとしてKGIを設定した場合、達成に必要と想定されるアクセス数や広告クリック数などがKPIにあたります。

参考記事:ホームページ制作の最重要ステップ!KPIはどうやって設定する?

Design & Contents – デザインとコンテンツの内容

次に、ホームページのデザインとコンテンツの内容をチェックしていきましょう。

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⑤現状の人気コンテンツを分析し、強みを生かした構成になっているか

リニューアルにあたり、現在のホームページのコンテンツ構成を見直します。アクセス分析を行い、現在の人気コンテンツやニーズの高いコンテンツを絞り込み、リニューアル時にはそれらのポジショニングを最適化しましょう。

⑥魅力あるコンテンツ(ホワイトペーパーやeBookなど)はあるか

現在のホームページに、ユーザーが魅力を感じるコンテンツはあるでしょうか? 例えば、マーケットや自社調査のデータをまとめたホワイトペーパーや、自社独自のノウハウを詰め込んだeBookなどは、人気を集めるキラーコンテンツになりやすいといえます。

参考記事:【基本】顧客を引き込むホワイトペーパーの書き方6つのポイント

⑦トップページのナビゲーションはわかりやすいか

トップページから各コンテンツへのナビゲーションメニューが分かりやすい位置にレイアウトされているかは、ウェブデザインの最重要ポイントです。ユーザーが求める情報にスムーズにたどりつけるように設計しましょう。

⑧プロダクトアウト視点で商品を押し出しすぎていないか

トップページでは、売り手の視点で商品の情報ばかりを訴求していないでしょうか。トップページのコンテンツにおけるビジュアルや構成では、顧客が必要としている情報や価値が本当に訴求されているかどうかを客観的にチェックしましょう。

⑨トップページのデザインは、競合ホームページと差別化されているか

トップページは、ホームページの印象を大きく左右し、企業や製品の顔ともいえるページです。競合他社のホームページを調査し、自社のトップページデザインが差別化され、自社のブランドイメージを表現できているか検証するとよいでしょう。

⑩ホームページの内部導線は適切に設計されているか

ホームページを設計する際には、ユーザーがページ内で目的を達成するまでの導線を意識する必要があります。例えば、ECサイトの場合は、ユーザーのゴールは購入となります。この場合は、トップページからスタートし、商品の閲覧を経て、購入に至るまでの一連の流れがスムーズに行われるよう、導線をつくります。

ユーザーが興味を持ちそうな商品ページや記事にすぐ遷移できるようにするなど、サイト内回遊率を高める仕掛けをつくり、離脱率を低下させましょう。

参考記事:BtoB企業サイトの導線計画―押えておくべき10のポイント―

⑪デザインや配色は自社のイメージを表現できているか

ページ内に使われている配色が、自社のブランドイメージを適切に表現できているかチェックしましょう。イメージカラーやブランドカラーを中心にカラーコントロールを行い、むやみに色数を増やすことは避けましょう。

Usability – ユーザビリティ

ホームページの使いやすさを意味するユーザビリティ。ユーザーに親切なホームページになっているか、ここでは3項目をチェックしていきます。

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⑫ユーザー視点のサイトマップが用意されているか

従来のウェブ制作では、サイトマップはSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)のためのページとして軽視されてきた傾向があります。しかし、サイトマップは、目的のページを探すときにとても便利なページです。SEOのためと割り切らずに、ユーザーにとって使いやすいデザインのサイトマップをつくり、各ページの分かりやすい場所にリンクを配置するとよいでしょう。

⑬EFOはされているか

EFO(Entry Form Optimization:入力フォーム最適化)とは、入力フォームを使いやすくする施策のことです。お問い合わせや商品購入時の入力フォームは、多くのユーザーにとってわずらわしいものです。エンゲージメントの直前であるにもかかわらず、離脱率が高いページのひとつでもあります。EFOの具体的な取り組みとしては、郵便番号入力による住所の自動入力、フリガナの自動入力、エラー箇所を明確に表示することなどが挙げられます。ぜひ導入を検討してください。

⑭お問い合わせフォームへのリンクはわかりやすく配置されているか

企業サイトにおいて、お問い合わせフォームは、企業と顧客を結ぶ貴重なタッチポイントです。顧客が企業にコンタクトを取りたいときに、直感的に分かる場所にリンクがないと、せっかくのエンゲージメントの機会を逸失してしまうかもしれません。分かりやすい場所にお問い合わせフォームのリンクを配置することは、顧客とのコミュニケーションを重要視するという企業姿勢の表明にもなります。

Interactie – 集客力の分析

最後は、自社ホームページの集客力の分析と把握です。集客力を正確に把握するためのチェックポイントを紹介します。

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⑮アクセス分析を導入しているか

現状のホームページにアクセス分析を導入していない場合は、リニューアル前であっても、すぐに導入するべきでしょう。リニューアルの企画を立てるにも、アクセス分析がないと、現状の定量評価ができません。アクセス数や滞在時間、人気コンテンツなどを数値で知ることは、集客力分析の基礎といえます。

⑯SEO対策は行っているか

SEOとは、検索エンジンにページ内容を適切に評価してもらうための施策です。キーワードを含んだページタイトルや、きめ細やかな内部リンク、適切なHTMLタグのマークアップなど、SEO対策を行えているかどうか確認しましょう。

SEO対策の方法は多岐にわたり、しかも時代によって急速に変化しています。効果的なSEOを行うためにも、まずは正しい知識を身に付け、取り組む必要があります。これまでウェブ制作業者に頼りきりだったという人や、知識に自信がないという人は、ぜひ以下の参考記事を読んでみてください。

参考記事:これから始めるホームページのSEO対策8つのポイント

参考記事:ホームページ集客の王道! SEOの本筋「コンテンツSEO」とは

⑰インターネット広告を出稿しているか、また効果測定をしているか

Google AdwordsやYahoo!プロモーション広告などといった、リスティング広告やディスプレイ広告をはじめとしたインターネット広告は出稿されているでしょうか。SEO対策だけでは強い集客力を見込めないケースも多く、リスティング広告などはいまや必須と言っても過言ではありません。

すでにインターネット広告を出稿している場合は、継続的にその効果をモニタリングする必要があります。出稿したまま放置するのではなく、費用対効果に見合っているか、期待した効果は現れているかなどを検証し、出稿内容を調整し続けることが大切です。

参考記事:出稿するだけで満足していませんか?効果的なリスティング広告運用のための分析・改善・レポート

リニューアル後も定期的に効果測定を

今回の記事では、ホームページのリニューアルのために最低限チェックしたいポイントを解説しました。まずは、現在のホームページの状況を正確に把握することから始めましょう。その上でリニューアルの目的を設定し、具体的にホームページを検証していくとよいでしょう。また、リニューアル後も継続的に、今回ご紹介した17項目について検証を行い、トライ&エラーを繰り返していくことが大切です。

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