新年のご挨拶

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新年明けましておめでとうございます。

イノーバ代表の宗像です。 

今年は皆さんへの新年のご挨拶を動画でお届けしたいと思っております。お時間のある方はぜひ上記のサムネイルをクリックしてご視聴ください。以下にも喋った内容を記します。

あと、普通に動画を撮って何度もみたような内容になってもつまらないので、

ちょっと普段お話しないようことを今日はお話したいなと思います。

 

まず昨年振り返ってみて、本当に特別な一年だったなと僕は思っています。

皆さんにとってもすごく大変な一年だったと思います。それはビジネスにおいてもそうだと思いますし、あるいはご家族や皆さんの個人的な生活の中で、やっぱりすごく大変な一年だったんじゃないかなと思います。

今思い返しますと、そもそも2月末くらいにコロナっていうのがどうも流行ってるらしいみたいところから、あれよあれよという間にコロナが一気に広がり、5月の連休までロックダウン、それからロックダウン解除後の三密を避けた形での生活ということで、本当に激変した1年だったなぁと思っています。

ただやっぱりこれをですね、ちゃんと意味づけするのが僕は大事だと思っています。

コロナで世界的にいくつか大きな変化が起きていると思うんですね。

一つはもうリモートワークだと思います。リモートワークは完全にみんな「できる」ということを理解してしまったので、世界的に進んでいくのは間違いないと思います。結局リモートワークに関しては少人数がリモートワークするとうまくいかないけれど、全員でやればうまくいくっていうことが証明されてしまったので、このままリモートワーク中心の世界というのが来るんだろうなと思っています。

僕はここにすごく強い確信を持っていて、理由としてはミネルバ大学っていう今アメリカで注目されている大学のベンチャーがあります。ベンチャーができてから、ハーバート、スタンフォードよりも人気の超難関校を一気に作ったんですけど、これなぜできたかっていうと、やっぱりリモートのビジネスモデルを大学で実践したからなんですよ。

なので僕はあらゆるビジネスにおいて「リモート×●●」っていうものが一気に広がると思いますし、リモートだから生まれる価値というところが今後大きく進んでいくんじゃないかなというふうに思います。

あとですね、やっぱりもう一つ、リモートって言った時に考えなきゃいけないこととしては、

じゃあこのオンラインで繋がる世界において「場所の制約」ってどうなんだろうっていうことなんですよね。

僕はコロナの中でイノーバ創業当時のことを思い返しました。イノーバをつくったのは、日本をもっと元気にしたいということで、イノベーションにあやかりイノーバという社名をつけました。コロナの中で皆さん本当に悩んでいる中で、やっぱり情報発信をしなきゃいけないと思って、春先は youtube 動画を上げまくったりしてたんですね。あるいはコロナ禍の対策をどうするべきかみたいなことで、すっごい長いブログを書きましてそれを政府関係者ですとか大企業の経営者に送るといったこともしておりました。

 

で、そんな中でですね、実はtwitter で面白い発見がありました。

シリコンバレーに住む流通コンサルタントの鈴木さんという方と知り合いまして、僕はずっと鈴木さんのことをブログ読んでたりしていて。ひょっとしたら鈴木さんにお願いしたらウェビナー実現するんじゃないかなと思って軽い気持ちで「鈴木さんウェビナーさせてください」とお願いしたんですね。そしたらもう二つ返事でokやろうみたいな感じで返事をいただきました 鈴木さんってですね、日本だとそこまで露出はないですけれども、流通業界だと有名で、流通の世界でビジネスやってる人は鈴木さんを頼ってアメリカに視察に行ったり鈴木さんからアメリカの流通の最新トレンド学んだりという、本当にもう最先端、トップ中のトップの方なんですよ。で、そんな鈴木さんとですね、1ベンチャーである私の会社が共催セミナーできてしまう。この意味はどういうことなんだっていう話でございます。

結局ですね、鈴木さんは面白いからっていうことで受けていただいたんですけれども、実は一緒にやっていてすごく思ったのは、アメリカにわざわざ視察に行かないと得られなかった情報が、もうこのウェビナーという仕組みでいつでも取れてしまったと。しかもこれは全分野で起きていることです。例えば、コロナの最中に僕はなんとかして先行きの見えない中で先行きを知らせたいという想いで、アメリカがどんなコロナ対策をしようとしているのかということを3月の段階で調べまくったんですね。そうしたらやっぱりアメリカで感染症に詳しい研究所なんかがウェビナーを本当に日々やってるっていう状態でした。なんで私も別にもともと感染症の専門家じゃありませんし、医学のバックグラウンドもないんですけど、だいたいコロナの論点はどういうものでどういうことをすべきなのかみたいなところを理解できたというところがありました。なのでアメリカは残念なことに感染者増えてしまってますが、あれはまあやっぱり民主主義が突きつけた大きな課題なんだと思います。解決策はわかったんですね、ただ実行ができなかった、それがアメリカの課題です。

で、話をちょっと戻しますと、要するに申し上げたのは、その鈴木さんの共催セミナー、あるいは私がアメリカで本当に世界最先端のコロナ対策の情報を、自宅にいながらしかもちょっとした空き時間に取れる、こんな世界が実はコロナのおかげでできてしまったということなんです。

ちょっと大げさな話をしますと、地球上でこれだけ生物が存在する中でなぜ人間だけがこんなに反映しているのか、60億人あるいは70億人になろうとしてますけれどもなぜそういうふうに繁栄したのかというと、やっぱり「創意工夫」なんですよ。人間は一人一人が創意工夫をするように頭ができていますし、集団で創意工夫をすることでさらに仲間をつくって磨き上げるってことをしたんですよね。なのでこの「集団での創意工夫ができるようになった」ていうのが、やっぱりコロナがもたらした現象だと思っています。なので僕が改めて思うのは、おそらく今後、米中対立とかBREXITとかいろいろありますけど、やっぱり世界はますますひとつになっていくしグローバル化はどんどん進んでいくということです。

ただ今までのように、アメリカの製品を輸出するとか中国の製品を輸出するっていう資本主義的な意味合いでのグローバル化ということではないと思うんですね。むしろやっぱりオンラインがこれだけ普及しているので、文化であるとか情報であるとか、あるいはみんなの気持ちであるとか、何かそういった新しいものをオンラインに乗せていくというところがどんどん進んでいくんだろうなと思います。

なのでぜひですね、皆さんにはミネルヴァ大学っていうアマゾンで調べていただくと書籍が出てきますので、これ本当におすすめです。経営者はもちろん、それこそ学校の教科書に採用したいくらいだと思います。このミネルヴァ大学っていうものがどう成り立っているのかとか、このミネルバ大学式のリモートありきのビジネスを自分たちが考えるとしたらどうなのか、という話を経営の皆さんにもマーケティングの皆さんにもぜひ考えていただきたいなと思います。

そうしたときにやっぱり見えてくるのが、日本、この東の果てにある国ですね。日いづる国日本、あるいは和をもって尊しとする日本が、今後も世界の中でどういう役割を果たすのかっていうところになってきます。実は日本てですね、やっぱり独特の存在だなあと思っていて、まぁ戦争とかいろいろありましたけど基本僕らって平和が好きなんですよね。みんなに幸せになってほしいっていうのを結構思うんですよ。だから外国人が来ても親切にするし、日本に来た外国人は日本って最高だねって言ってみんな帰っているわけじゃないですか。

これからですね、僕は向こう5年10年でやっていくべき事としては、我々が日本人として日本の良さを再発見する、これはまず第一だと思っています。

あと第二には、世界が本当に近くなりましたので、この日本のよさを世界に伝えていくというところで、世界の中で役割を果たすべきだと思っています。

それが同時にビジネスチャンスをつかむことにもなるんじゃないかなと思っています

僕もうイノーバやって長くてですね、SNSの仕組みは前職でやりましたし、今やってるコンテンツマーケティングというのはある意味検索エンジン対策で、検索エンジンの仕組みはだいたいわかったんですけど、もう本当に世界は狭いなぁと思います。

世界は狭いっていうことは、わざわざ海外で支店をつくったり視察旅行にいく必要はないわけですよ。オンラインで世界に向けて多言語で発信するとか、日本に本社を置きながら世界中からお客さんを捕まえる。これはもう完全に仕組みとしてはできる状態になっています

例えば実際にオーストラリアは国の経済が小さいですから、オーストラリアで今急成長している企業っていうのは、英語でソフトウェアを作って世界中をターゲットに売っている会社です。かといって世界のオフィスがあるわけではなくオーストラリアに本社があるだけです。そういう形で世界を相手にしながらな、でも拠点は国内、働いている人はひょっとしたら自国の人間だけかもしれないし世界中の人が集まるというかもしれない。そんな未来が確実に来るなというふうに僕は今確信をしています。

そうしたときにやっぱりですね、今までは海外展開を考えるのは商社の役割だったり大規模なメーカーの役割だったと思うんです。けどこれからはですね、もう本当に個人レベルで世界進出していく時代になってきてるなあと思うので、それこそ中堅の企業あるいは中小の企業がで、今は日本でしかビジネスやってないけれども、ひょっとしたら俺たちが自由に世界に出ていけるとしたら売れるんじゃない?ていうことを、皆さん考えたほうがいいんだと思うんですね。

ほんとに意外なものが売れるんですよ。

たとえばどんな話があるかというと、前職の富士通時代にMBA留学をさせてもらってまして、アメリカのペンシルバニアのウォートン大学というところで留学をさせていただきました。であの、あんまり言いたくないんですけど、ドナルドトランプが卒業してた大学で金融ですごく有名なんですね。そこで我々学校のイベントで日本の文化発表するイベントがあって、僕たちは沖縄のエイサーを披露したんですね。そこで衣装や太鼓を日本から取り寄せて、足には白い足袋をはいたんですよ。こはぜは13枚くらいのを選んだんですけど、それを着て本番前にカフェテリアにパンを買いに行ったんです。そしたらレジ打ちをしている黒人のおばちゃんが「あなたの足袋超クールね!」みたいな感じになって、それ売ってくれないか、自分の子供に買い与えたいって言ったんですよ。たまたまそのおばちゃんが変人なのかと思いきや、ある程度ですね黒人はみんな異常なほどに足袋に関心を示して、でそれ欲しいそれ欲しいて言うんですよね。

こういうことが多分全然当たり前にあるんですよ。まぁちょっと掘り下げますと、ひょっとしたら黒人っていう肌が黒い方なので、これは差別とかそういうのは全然なく心理学的な話ですけれども、自分たちと違う白でそれが極めて際立つ足袋っていうものに潜在意識レベルで関心を持っているのかもしれないんですけど、これは多分、かなり売れると思います。

同じような話でいうと、日本に来たフランス人がですね、日本の弁当って素晴らしい、こんなにいろんなおかず、料理がコンパクトに入っていてしかも持ち運べて最高だって話になって。しかも実は日本の漫画が世界中で流行ってるので、漫画に出てくる弁当で世界中の人が日本人は弁当を食うらしいってことをあたりまえに知っていて。彼は何をしたかというと、日本の東急ハンズで弁当箱を買いまくりましてフランスに帰ってECサイトを開いて売ったんですね。そしたらもう大ヒットですよ。だってもう youtube でみんな見てて、なんなんだろうあれ面白そうと皆おもっているわけです。で弁当箱買って弁当を作ってみたものをまた動画にアップしたりSNSで投稿したりしているんです。まあある種広告いらずで勝手に弁当が、弁当箱ですよ、弁当が勝手に売れまくっているという状態なわけです。

なので本当にですね、皆さんが気づいている以上に実は世界は狭いし、あるいは日本の隠れた魅力ってたくさんあるし、皆さんが関わっているビジネスでやっぱり世界を意識しながら展開できるワクワクするような製品・サービスがたくさんあるんですね。

日本というと、戦争で負けて、すごい荒廃の中アメリカの文化とか経済とか資本主義とか取り入れながら、でもやっぱり日本らしさを残しつつ今までやってきたってわけじゃないですか。だからある種ですね、これから世界が直面するであろう課題を、ある種誰よりも先に経験して、それを今どうしようか考えているのが日本なんです。外国人が日本に来てですね、みんな喜んで帰って、それが口コミを生んでまた外国人がくる。これは日本が世界の中で地理的な意味でも歴史的な意味でも特別な存在であって、実は世界に通用するものが大企業あるいは商社がやっている以外のところでたくさんあるからなんじゃないかと僕は思います。

高度成長の時にですね、ジャパンアズナンバーワンと呼ばれた時代があります。ご存知の方もいればまあそんなのテレビで見たなみたいな人もいるかもしれないですけれども、ジャパンアズナンバーワン、なぜあんなことが起きたのかというと、理由はこれだと思うんですね。日本の消費者は世界で一番目利きがうるさいんですよ。なので日本の消費者を満足させるために商品を作り続けると世界で一番うるさいお客さんが満足する製品ができた、というのが、日本のメーカーが商品力を磨き上げた結果なんだと思うんですね。なんで世界に通用している会社というのはトヨタホンダみたいな自動車しかり、あるいは消費財でパナソニックソニーとか世界のブランドになっているのは、やっぱり日本の消費者が育てたんだと思っています。

ですから実は、日本の消費者を相手にしている会社はすべからく世界で戦える可能性をもっている、と僕は思っています。なので皆さんのビジネスの中で、ここってひょっとしたら、いまマーケット日本だけど世界にもっていったら実はすごいんじゃないかということを考えてみてほしいなと思いますし、コロナでそれができるようになったんじゃないかと思います。

正直申し上げると、やっぱり昔と違って価値観も本当に多様化してるんですよ。ツイッターとか youtube で本当に価値観が多様化してて、テレビでドーンみたいな時代ではもはやないんです。そうしたときにどうやってビジネスを成り立たせるのかといったら、日本の1.3億人だけを相手に、価値観が多様化してる中でビジネスするってすごく難しいんだろうと思うんですね。それよりはグローバルで60億人とか70億の中で、自社の商品サービスの大ファンになってくれる人をみつけるほうが絶対いいんだと思うんです。

マーケティングとかビジネスとか資本主義とかって、消費者ニーズを追求するところがあって、時々起きるのは、消費者に合わせた結果オリジナリティがなくなるというところなんですね。今 SNS時代になっているので、オリジナリティがなくなった会社に未来はないんですよ。逆説的なんですけど、やっぱり自分たちのオリジナルさユニークさというのを、それこそ創業の原点に立ち返って、俺たちこんなユニークさあるよね、だったらこのユニークさを、俺たちの変なところを10倍100倍変にしようぜ、それを世界に持って行ったほうが絶対流行るじゃん!みたいな方が、僕は今後の企業は伸びるんじゃないかなというふうに思います。

この話はですね、また改めてお話したい重要なテーマでありますけれども、

コロナで実はめっちゃチャンスが来てる。しかもこれがおそらく後3年5年すると、世界中の企業がオンラインありきでグローバルなビジネス組み立てていくと思うんですよ。既にやってる会社もあります。それはオーストリアの会社であったりシリコンバレーのベンチャーであったりあるいはそのミネルヴァ大学だったりていうのがあるのですが、

もう一度ですね、コロナで突きつけられている厳しい現実、これはあるんですけど、実はチャンスだというふうに僕は想いますし、日本企業こそチャンスを捉えるべきだと僕は思っております。

ということでですね、ちょっと長々と色々なお話ししたんですけど、やっぱりちょっとテレビとかですねメディアで言わない話を伝えたいなぁと思いました。正直テレビ見ててもメディア見ててもあるいは社内会議でも、明るい話はでないと思うんですよね。もっとコスト下げないと、なんとか新商品を頭ひねってださないと。そうじゃないんですよね。もうすでに市場あるし、今はあるものは売れると思うんですよね。あとはマインドを切り替えて、グローバルでどうやるか、あるいはオンラインでどうビジネスするかを本当に考えてほしい。それは経営者であれば当然の義務ですし、経営者じゃなければ経営者をどうやってそこに気づかせるかというところに皆さんの時間を使うことが、やっぱりみんながハッピーになるということなんじゃないかなというふうに思います。

今年はコロナ2年目ですけど、2年目は1年目で学んだことを活かしていきましょう。コロナは悪者扱いされます、病気なんでね。人間に対しては敵対する存在になりやすいですけども、コロナもある種の生物でもあるわけですよ。ある種コロナと共存しながらですね、どうやって生きていくのか。ワクチンで体制をつけるのも共存の一種だと思いますし、生活の仕方をかえていくのも一種だと思うんですけど、ただ僕にとってコロナは完全な敵には思えなくて。本当に原点にかえってですね、大事な価値であるとか家族の大切さであるとかあるいは自然と過ごすことであるとか、人間が見失ったものを見つけさせてくれたのがコロナなんで。コロナで亡くなった人がいる中でこれを申し上げるのは大変不謹慎なのは重々承知なんですけども、やっぱりコロナがあったおかげで見いだせていることは本当に本当に大事なことであるので、それを2年目、来年度に活かしたり、これをきっかけに、本当にみんなが幸せになるにはどうするんだろう、あるいは地球上の存在がみんな幸せになるにはどうすんだろうみたいなところで、もう一回考える年に出来たらまあわくわくできていいんじゃないかなというふうに思っております。

長いお話になりましたが、私から新年のご挨拶ということでお届けしました。

ありがとうございます。

イノーバ代表 宗像 淳