宣伝しなくても!?自然とお客を引き寄せるFacebookページ運用とは【Facebook事例 はいむるぶし】

コンテンツマーケティング

いわゆる「宣伝」をしなくても、お客様が自然と引き寄せられてくる。
そんな「気づいたら泊まってみたくなっている」ホテル、はいむるぶし~南十字星という名のリゾート~のFacebookページから、お客を引き寄せる投稿の5ポイントをお伝えします。

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はいむるぶし~南十字星という名のリゾート~のFacebookページ。投稿には常に「いいね!」やコメント、シェアが多く集まっています。

 

1.自社のことではなく、ファンの共感が得られる話題を提供

このページを運営するはいむるぶしは、小浜島のリゾートホテルです。

ホテルのFacebookページというと、ホテルの部屋やレストラン、スパなどの施設や、お料理、スタッフなど、自社を前面に出しているケースが多いものです。

しかし、はいむるぶしの投稿において、話題に挙がるのは小浜島を中心とした沖縄の自然や天候ばかりです。時折、自社で開催するアクティビティの話がさりげなく盛り込まれています。

ただ自社のことを一方的に語るような宣伝ではなく、小浜島の自然の魅力を伝えることがメインの内容になっているのです。

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自社の話ではなく、小浜島や沖縄が好きな人ならだれでも「いいね!」したくなるような話題が中心なのです。コメント欄は沖縄についての話で盛り上がり、「いいね!」も集まっています。

もし自社の話ばかりだったら、ホテルについての反応だけに狭まってしまうのではないでしょうか。

多くの人から共感されるような広い「話題」だからこそ、より多くの反応が集まっているのです。

 

2.その場の雰囲気を感じられるような文と画像

このページは、写真が美しいのはもちろんですが、文章もうまい。まるで沖縄の風が感じられるようです。

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その土地の言葉をうまく織り交ぜながら、行間なども使いこなし、気持ちよく読み切れる文章になっています。文章が長い分、読み手を惹きこむような文章がより重要になってくるのです。

また、このページの投稿にはスタッフの写真は登場しないものの、文章の節々から「おもてなし」の心が伝わってくるように感じます。

ファンからのコメントにこまめかつ丁寧に返事をしているところも、ポイントですね。沖縄そしてホテルの雰囲気を感じられる投稿になっています。

 

3.癒しをプレゼント

画像、文章ともに、ファンに「癒し」をプレゼントするような写真だからこそ、ここまで多くの人に支持されているのでしょう。

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そして「プレゼント」といえば、実際に使えるプレゼントも配布しています。それは、スマートフォン用の壁紙カレンダーです。
シェアも多く発生しているので、ファン以外の人に拡散する効果もあります。

 

4.きちんと問い合わせにつながる仕掛け

いくらファンとコミュニケーションをとっても、Facebookページを運営するのであれば、やはり最後は集客につなげたいところです。

一般的にホテルやレストランのFacebookページでは、いざファンの検討段階が進んだときに取りこぼしがないよう、全投稿にサイトのURLや電話番号などの情報を記載している事例も多いもの。

大概は投稿の一番最後の部分に署名のような形式で入れているケースが目立ちます。しかし投稿の最下部だと、投稿時に「もっと見る」で折りたたまれてしまって見えなくなっていたり、文章が長いと最後まで読んでもらえないというリスクもあります。

はいむるぶしの場合は、毎回投稿冒頭にあいさつと一緒にサイトのURLを記載しています。

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あいさつ部分では『八重山諸島・小浜島から「ハイサイ!」南十字星という名のリゾート「はいむるぶし」です。』と書いてあるので、何回も投稿を見るうちに、名前を覚えてもらえる効果もあるのではないでしょうか。

 

5.お客様のクチコミによる後押し

Facebookでは、ユーザーがチェックイン時に、そのスポットの評価をすることができるようになっています。

はいむるぶしの評価は全部で520件あり、平均評価点が4.5と高い。内訳を見てみると、5つ星評価が357件もあるのです。これは、実際の現場で素晴らしいサービスを提供している証拠ですよね。

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そもそも、チェックインの回数も3,547件と多いのです。チェックインしてもらえるのも、ユーザーが「記録したい」「友達に自慢したい」などといった、ある程度ポジティブな感情を抱くからこその結果だと思います。

 

目の前にいる人を幸せにすることが一番の近道

ウェブを通して接している人たち、そしてお客様といった目の前にいる人たちをいかに幸せにしているか、がFacebookページから伝わってきますね。

だからこそ、「自社が自社が」と自分たちのことを主張するような宣伝をしなくても、自然と引き寄せられてしまうのではないでしょうか。

 

※本記事はFacebookを活用する企業事例を集めたブログ「Facebookプロモーション国内事例集」からの転載です。一部内容を編集してお届けしています。

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