料理写真だけじゃない!飲食店のFacebookページに必要な来店につながる投稿【Facebook事例 京都祇園 天ぷら八坂圓堂】

コンテンツマーケティング
飲食店のFacebookページは、おいしそうな料理の写真を載せておけば、お客様が来ると思っていませんか。
もちろん、「食べてみたい」は来店のきっかけになる一つの要素です。
しかし、料理の写真は他業界の企業だけでなく、ファンの友達にも投稿されるもの。Facebookのニュースフィードに料理が並ぶことも多いでしょう。
つまり飲食店はただ料理写真を投稿するだけでは、選ばれる存在になることが難しいのです。
そこで今回は、京都祇園 天ぷら八坂圓堂のFacebookページをご紹介します。料理写真だけではない情報発信で、見る人の「行きたい」気持ちを引き出しています。
季節を感じながら、学びも得られる食材紹介
こちらの投稿、写真には料理が写っていますが、投稿で語っているのは食材として使う野菜や魚のことです。
この投稿のポイントは以下3点になります。
1.宣伝から入らない
最初に食材の説明をしています。最初から宣伝色の強い文章で始まると、その先を読んでもらいにくくなるので注意が必要です。
2.貴重さや品質の高さを訴求
食材の説明のなかで、その貴重さや品質の高さを自然に説いています。味の良さを印象づけるとともに、「食べてみたい」という気持ちにさせるのではないでしょうか。
3.基本的に旬のものを紹介するので季節を感じる
季節感のある投稿は一般的に反応率が高いです。写真とあわせて思わず「いいね!」してしまいますね。
最初に写真で目を引いたうえで、いきなり宣伝するのではなく、中身を読ませて興味を持ってもらえるような投稿になっています。
ファンにとって有益な情報を提供
京都御所の一般公開や、京都非公開文化財特別公開の告知をしています。
一見、お店とは関係なさそうな投稿ですが、以下のようなメリットがあります。
・ファンの目に留まり、「いいね!」などの反応が得られるような写真を使える
・お店のこと(宣伝)ではなく、ファンにとって有益な情報を発信できている
・お店に近いため、同時に来店も促すことができる
目に留まりやすく、ファンに喜んでもらいながら関係性を築いていくことができます。繰り返しているうちに、来店につながるのではないでしょうか。
店内の様子から雰囲気を伝える
お店に飾っているお花や、お庭にあるオブジェなどの紹介をしています。
お店を選ぶときは、味だけでなく雰囲気も重要ですから、雰囲気を伝える投稿は重要ですね。
仲居さんの着物を紹介し、柄などの解説もしています。
こういった非日常や文化を感じる写真は、反射的に「いいね!」が集まる傾向があります。
来店機会を逃さず、記憶にも残る店舗情報
このページで一番特徴的なのは、すべての投稿に対してお店の名前、住所、電話番号、サイトのURLとFacebookページのURLが記載されていることです。
これには2つの効果があります。
1.来店機会を逃さない
行きたいなと思ったら、すぐに予約のための連絡ができます。サイトから詳細も調べられます。投稿からFacebookページに遷移したり、検索しなおす必要がないのです。便利ですよね。
2.お店を覚えてもらえる
何度もお店の名前や場所を目にすることになるので、ファンの記憶に残ります。その時はニーズがなくても、いざニーズが顕在化したときに、すぐにお店を想起してもらえますね。
何を伝えれば「行きたい」と思ってくれるのかを考え、「いいね!」だけでなく、その先の来店につながるような投稿を工夫してみる必要があるのではないでしょうか。
※本記事はFacebookを活用する企業事例を集めたブログ「Facebookプロモーション国内事例集」からの転載です。一部内容を編集してお届けしています。
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