フェイスブックの社員に学ぶ仕事で突き抜ける3つの方法

経営・ビジネスハック

皆さんは仕事で劣等感にさいなまれた経験はないだろうか?大学を卒業して意気揚々と社会人生活をスタートしたものの、先輩や上司の仕事のスピードについて行けず、優秀な同期にも引け目を感じてすっかり自信を失ってしまった経験がおありのかたも少なくないはずだ。今回は、世界的な企業に成長したフェイスブックに就職し、周りとの差に劣等感を感じつつも自分なりに突き抜ける方法を見出した青年の例をご紹介しよう。

牧場育ちの青年がフェイスブックで働くことに!

アンディ・ジョーンズは、アメリカの片田舎の牧場でのんびりとした少年時代を過ごした。
大学は名門のUCLAに進んだものの落第点ぎりぎりで卒業し、明確なキャリアプランももっていなかった。試しにグーグルの採用に応募してみたが、履歴書すら読んでもらえずにお払い箱になる有様だった。ところが、大学時代にベンチャー企業でインターンをしていたこともあり、ひょんなことから超有名企業に成長したフェイスブックで職を得ることになったのだ。

フェイスブックといえば、全世界で9億人超のユーザーを有する巨大企業だ。彼の同僚には、14才でハッキングを初めて19才でウェブブラウザのファイアフォックスをリリースしたブレーク・ロスのような歴戦の天才たちがごろごろといたのである。そんな環境で社内の激しい競争にさらされたアンディは自分の才能の無さに劣等感を感じずにはいられなかったのだ。

しかしながら負けず嫌いの彼はそんな状況にもめげることなく、自分の能力を発揮して突き抜ける3つの方法を発見したのだ。

自分の能力を発揮するための3つの方法

1.有能な人間と真っ向から勝負しない。

非凡な才能を持っている人は得てして才能にも恵まれているがそれと同時に努力家であることが多い。「1万時間の法則」(注:成功した人物の多くは、成功した領域で1万時間を超える経験を積んでいるという法則)にもあるように、突出した実力の持ち主はそれまでに積み重ねた経験の厚さが違うのだ。そんな人間たちにずぶの素人が真っ向勝負を仕掛けてもそれは勝負になるはずがない。そうではなく、自分が勝負できる土俵で相撲をとれば良いのだ!

2.自分の強みと興味が一致することに集中する。

「好きこそものの上手なれ」という言葉の通り、好きなことに対して人間は貪欲に取り組むことが出来る。ましてやそれが自分の得意分野であるならなおさらだ。
自分が得意でかつ好きなことに集中して取り組むことで、他人に簡単には追いつかれない実力を身につけることが可能である。

3.ロールプレイヤーに徹する

現代のように企業の業務が非常に高度に細分化されている場合、ジェネラリストよりも一芸に秀でたスペシャリストが重宝されることが多い。個々が自分に与えられた役割に徹してこそ優れたチームが出来上がるのである。優れたゴールキーパーが点を取ることは出来ないし、優れたフォワードが守備をまとめることは出来ないのである。

アンディは、並み居る天才たちと真っ向から勝負するのをやめ、自分が得意で時間を忘れて取り組めることに集中し、チームの中での役割を全うすることに徹した結果、社内でも天才たちから認められる実力を身につけたのである。

まとめ

あなたも無意味な劣等感にさいなまれたことはないだろうか?
日本の教育はとかく苦手なことを無くすということに力点を置きがちだが、苦手を克服したところで他を圧倒する実力を身につけるのは難しい。そうではなく、自分が好きなこと、得意なことを存分に伸ばしてみてはどうだろうか? 好きでやめられないことを続けているうちに周りの人から尊敬されるほどの実力を身につけているかもしれないのである。

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