世界のトップブランド100社のFacebook利用実態

コンテンツマーケティング

マーケティング戦略上、今や無視できないほどの存在となったFacebook。

最近ではハッシュタグ機能も付与され、ソーシャルメディアマーケターたちは常に新しいノウハウを身に付けていかなければならなくなっている。

一体どうすれば効果的なマーケティング活用ができるのだろうか?

本日は、MarketingProfsより米国トップブランド100社の2013年5月〜6月期のFacebook利用動向に関する記事の翻訳許可を頂いたのでご紹介したい。

Facebook活用法のヒントが得られるはずである。

ハッシュタグの効果はいまだに薄い模様

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市場調査サービスの米国Simply Measured社によると、ブランドコンサルティングサービスのインターブランド社が選ぶ世界のトップブランド100社がFacebookに投稿する全投稿のうち、20%近くがハッシュタグ機能を利用したという。

Facebookが同機能を実装したのが6月12日であることを考えれば、20%という数字は各社のマーケティング部門の高い適応力を顕したものと言えるだろう。

しかし、ハッシュタグは効果の面ではいまだ際だった貢献はしていないようだ。エンゲージメント率に関して、ハッシュタグのあり/なしで比較してもほとんどパフォーマンスに違いはないとのことであった。

どうやら、ユーザーはまだFacebookで充分にハッシュタグを利用していないように見える。

高いエンゲージメント率を誇るビジュアルコンテンツ

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・2013年5-6月期において、トップブランド100社の全投稿のうち写真が占めた割合は74%。全エンゲージメントのうち95%はこれら写真による投稿であった

・写真による投稿は1投稿につき平均9,400のエンゲージメントを生み出しており、現時点でもっともエンゲージメント率の高いコンテンツであると言える

・映像コンテンツは平均2,500/投稿のエンゲージメントを生み出しており、写真に次ぐエンゲージメント率となっている

・トップブランドはビジュアルコンテンツ(写真/映像)のリーチ力を熟知しており、全島稿に占めるこれらビジュアルコンテンツの割合は80%を超える

ステータスアップデートは長すぎても簡潔過ぎてもNG

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ステータスアップデートは、ビジュアルコンテンツに次ぐエンゲージメント率となっている。ステータスアップデートで訴求する時のポイントは、「長すぎず、短すぎず」だ。

冗長に過ぎる投稿のエンゲージメント率が低いことは言うに及ばずだが、簡潔過ぎる(50文字以下の)投稿も訴求力が低いことが明らかになった。

Facebookへの投稿は平均1日1.5回

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・トップブランド100社中98社が内容の整ったFacebookファンページを持ち、60社が1日最低1回の投稿を行っている

・トップブランド100社の平均投稿回数は1日1.5回だが、より多くの投稿をしつつ高いエンゲージメント率を維持しているブランドも存在する。中でもフェラーリはもっともエンゲージメント率の高いブランドであり、1日平均8回の投稿を行いながらも、43%という100社平均より約3倍も高いエンゲージメント率を誇っている。

・トップブランド100社の1投稿あたりの平均エンゲージメント数は7,259であった。

まとめ

いかがだっただろうか? 世界のトップブランドにとってFacebook上でのブランディングはもはや常識となっており、日々の継続的な情報発信により顧客との結びつきを強めていることが浮き彫りとなった。

また、写真、映像といた視覚に訴えかけるビジュアルコンテンツは、やはり共感を呼びやすいのか高いエンゲージメント率を誇っている。

映像が写真に比べエンゲージメント率が低く、長文のステータスアップデートの訴求力が低いという結果からも、ユーザーが「ぱっと見で」、シェアや「いいね!」の判断を行っていることがわかる。

Facebookウォール上でいかに「一目でそのブランドとわかる」魅力的なビジュアルコンテンツを継続発信できるかがエンゲージメント率を高めるカギと言えるだろう。

参考元:How Brands Use Facebook: Hashtags, Content Types, and User Engagement Photo: Some rights reserved by Alessio, flickr