お客様だけじゃない!求職者やスタッフにも効くFacebookページ運営のススメ【Facebook事例 八芳園】

コンテンツマーケティング
あなたの会社で運用しているFacebookページは、お客様“だけ”のものになっていませんか。
Facebookページの運営はお客様にむけた情報発信のみならず、スタッフのモチベーションアップや求職者に仕事内容を知ってもらうなど様々な働きがあります。
うまく活用すれば、お客様だけでなく他の立場の人に対しても力を発揮することができるのです。
そこで今回は、八芳園 新入社員 ななこがいくのFacebookページをご紹介します。
人が主役のFacebookページ
このFacebookページでは、新入社員が八芳園のなかで活躍するスタッフの姿を発信しています。
なお八芳園 (Happo-en)のFacebookページは別に存在しており、こちらは人に限らずイベントや料理、四季折々の八芳園の風景など幅広い情報を発信しています。
そこで改めて、八芳園 新入社員 ななこがいくのFacebookページだからこその「良さ」を考えてみたいと思います。
お客様にサービスの質を伝える
このページは、いつもお客様と接しているスタッフから、お客様と直接会うことはないけれど裏で結婚式を支えているスタッフまで、あらゆる職種の方が登場します。
一人ひとりが自分の仕事に誇りをもち、お客様のことを考えて仕事に取り組んでいる様子が垣間見える内容になっています。
結婚式は「ハコ(施設)」も大事ですが、結局思い出に強く残るのは「人」ですよね。 ですから、これらのようにスタッフとその想いが感じられる投稿をすることで、自然とサービスの質の高さを伝えることができるのではないでしょうか。
このFacebookページの投稿は、以下のように時折八芳園 (Happo-en)のFacebookページのほうでもシェアされており、多くのお客様にお知らせしている様子がうかがえます。
求職者に仕事を理解してもらう
このFacebookページでは、新入社員を紹介するシリーズ記事を投稿しています。
仕事内容の紹介をしており、スタッフの仕事に対するスタンスが感じられるので、仕事を理解してもらうにはもってこいですね。
求職者、特に新卒の場合に有効なコンテンツです。新入社員の紹介は、就職活動中の大学生にとっては目線が近いぶんイメージしやすいはずです。
この想いに共感し「自分もこんな風に活躍してみたい」と思う人もいるかもしれません。
スタッフが仕事に対して考える「教育」の機会に
以上のようなスタッフを紹介するコンテンツを作るにあたっては、運営者が登場するスタッフにインタビューをすることになります。
インタビューされた側は、改めて自分が仕事をするうえで何を大切にしているのかなどを振り返ることになるでしょう。
一方、インタビューする側は、それぞれの仕事や立場への理解が深まり、また色々な人に話を聞くなかで刺激を受けたりするのです。
このページに掲載されているような話を直接スタッフから聞いて回っていたら、自分の働いている会社が好きになりそうですね。
投稿用のコンテンツ作りが、インタビューする側にとっても、インタビューされる側にとっても「教育」の機会になるのです。
色々な人が関わるからこそ生まれる効果
Facebookページを運営するには、スタッフを中心に多くの人の協力が必要になります。 また、誰でも見ることができるものだからこそ、お客様以外の人が見ている場合もあるのです。
それらをコストやリスクとだけ考えるのではなく、ぜひプラスに捉えてみてください。 そうすれば、八芳園の事例のようにお客様“だけ”ではなく多くの人に喜んでもらえる運営が実現するのではないでしょうか。
※本記事はFacebookを活用する企業事例を集めたブログ「Facebookプロモーション国内事例集」からの転載です。一部内容を編集してお届けしています。
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