使い古された言葉は意味なし!アタマよりもココロに訴えるFacebookページ運用【Facebook事例 マドリヤ・アーキテクツ一級建築士事務所】

コンテンツマーケティング
日常の会話のなかで「この人、自分の言葉で話してないな。」と感じてしまうことはありませんか。
借り物の言葉で美辞麗句を述べても、微妙に違和感が出てしまい、かえって印象が悪くなることがあるものです。
Facebookページ上のコミュニケーションも、そういった対面の会話と同じです。
今回は、自分の言葉で話しかけることで、ファンとの関係を築いているマドリヤ・アーキテクツ一級建築士事務所のFacebookページをご紹介します。
↑マドリヤ・アーキテクツ一級建築士事務所のFacebookページ
アタマよりもココロに訴える投稿
突然ですが、あなたが家での心地よさを表現してくださいと言われたら、どのような投稿を作りますか?
「気持ちいい」「くつろげる」「窓が大きいから光がたくさん差し込む」といった表現を使うかもしれません。間違ってはいないのですが、心に響くには一歩足りない印象を受けるのではないでしょうか。
では、こちらの投稿をご覧ください。
「ぽかぽかになった床にドテっとねころんでウトウトできる縁側」という表現を使っています。
具体的でイメージしやすいですね。人によっては同じ経験をしたというケースもあるでしょう。思わず共感の「いいね!」を押してしまいます。
使い古された言葉ではなく、自分の言葉だからこそ、相手に響きますね。「心地よさ」という表現が難しい感覚をうまく伝えるには、イメージにあった画像と、自分の心からポッと出た言葉が効きそうです。
お客様との関係性が垣間見えるシーン
家は一生に一度と言われる重要な買い物です。だからこそ、お客様も依頼された側も真剣です。打ち合わせに始まり、引き渡しまで、長い付き合いとなります。当然、信頼できる人にお願いしたいと考えるものです。
マドリヤ・アーキテクツ一級建築士事務所のFacebookページでは、お客様との関係性が垣間見えるシーンをいくつか投稿しています。
左は、過去に引き渡しをしたお客様の家にアフターケアで行ったときの投稿です。何か困ったことが発生した際に、相談されるというのは良い関係を築いている証拠ですよね。
右は、施工事例ごとに作成している写真集の投稿です。「現場のトラブルのことなどが思い出され、涙でモニターがみえません」という一言から、この案件への思い入れの深さや、真剣に仕事に取り組んでいるという姿勢、お客様への想いなどが伝わってきます。なんだかジーンとしてしまいます。
職人さんのこだわりが安心感を生む
大工さんや左官屋さんなど、家づくりにあたってはとても重要な人たちが投稿に登場しています。でも、あまり直接接する機会がない分、建てる側としては「大丈夫?」と思ってしまうもの。
左の投稿にある大工さんたちの投稿からは、その腕の良さを。右の左官屋さんの投稿からはこだわりを感じることができます。
「この人たちにまかせれば、大丈夫」という安心感をもらえますね。
「お客様の要望にこたえている」その瞬間を伝える
「お客様の要望にこたえます」とうたう宣伝文は、あちこちでよく見かける反面、まったく響いてこない文章の1つではないでしょうか。
本当に要望にこたえているのであれば、そのシーンをそのまま見せるに限ります。
左は「見た目にきれいなことよりも、子供が乱暴に扱っても長持ちする加工をお願いして帰ってきました」と、要望にこたえるための行動を投稿にしています。右は、まさに要望をかたちにしている最中の写真です。両方とも「お客様の要望にこたえている」ことが伝わってきます。
こういったシーンを、臨場感を持って伝えられるのもFacebookページの良さです。
このようにマドリヤ・アーキテクツ一級建築士事務所は、具体的なシーンを用いて自分たちのことを表現しています。言葉でいろいろ解説してアタマで理解させようとするのではなく、直接ココロに訴えてくるような投稿ばかりです。
見ているとココロに染み入るので、少しずつ信頼度と親近感がアップしていく感覚を覚えます。この空気みたいなものは、実際の投稿をご覧いただいたほうが、うまく伝わると思います。ぜひFacebookページをのぞいてみてくださいね。
※本記事はFacebookを活用する企業事例を集めたブログ「Facebookプロモーション国内事例集」からの転載です。一部内容を編集してお届けしています。
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