「いいね!」数とシェア率をアップしたい人へ:Facebookマーケティングのヒント

コンテンツマーケティング

Facebookをマーケティングに活用している企業は年々増加している。その理由はやはり、それなりの結果が出るからだ。

事実、41%のBtoB企業と62%のBtoC企業は、Facebookを通して多くの顧客を獲得しているという調査結果が出ている(参考:「10 Facebook Marketing Tips for Business Owners and Entrepreneurs」)。

しかし、むやみやたらに広告を作ったり、自社ページに記事投稿したりしても正直、無駄である。

ここでは、Facebookを大いに活用したマーケティング手法の「ヒント」と、知っておいて絶対に損はない「テクニック」を紹介しよう。

イメージ広告

1.PPC/CPC広告を活用する際、複数の画像を使用する。画像は最大6枚まで追加費用無しでアップロードできる。これはFacebookシステムが、エンゲージメントの高い画像を選び出し配信してくれるためである。

2.広告内のテキストは画像の20%以内におさめる(ロゴやスローガン含む)。このガイドラインに沿っているかは、グリッドツールで確認できる。

3.推奨画像サイズは、1200x627ピクセルである。

4.おすすめ商品を紹介する場合(服やアクセサリーなど)、「全身画像」は使わない。体の一部分(手、足)のみの露出のエンゲージメント率のほうが断然高い。

5.ファンの求める画像タイプを知る。シングル画像、コラージュ、アルバムを投稿し、ファンの反応を見る。

6.Facebook自社ページを持っていなくても、広告作成ツールから「ウェブサイトへの誘導」または「ウェブサイトでのコンバージョン」を選択し広告を作成することができる。しかしこの場合、作成した広告は自社ページに連携されていないため、右側広告枠のみに載せられ、ニュースフィードには表示されない。

上記に挙げたヒントをもとに、広告作成ツールガイドを活用し、まず広告を作成してみてはいかがだろうか。

コンテンツアイデア

1.コンテスト開催
2.クイズを出す
3.投票
4.ファンが作ったコンテンツをシェア
5.会社概要やブランドの紹介の更新
6.カバーフォトを季節やキャンペーンごとに更新する

テクニック

1.絵文字を使う(Hubspotの調査結果によると、基本のスマイリーフェイスなどを使用した投稿は「いいね!」が57%、コメントとシェアともに33%、それぞれ増加している)

2.価値の高い情報はCTA(Call to Action)を活用

3.簡潔で短いテキスト(100~250文字)

4.平日だけでなく「週末」にも記事投稿(予約投稿機能を使用することで特定の曜日や時間に投稿することができる)

5.特定のキャンペーンやプロモーションに「#ハッシュタグ」を使用する(Facebookはハッシュタグ機能を2013年6月に導入)

6.ビデオ投稿はYouTubeリンクではなく、Facebookに直接アップロード(Socialbakers社) によると、Facebookに直接アップロードされたビデオは、YouTubeリンクより40%高いエンゲージメント率を出している)

7.リンクは短縮URLを使用 (短縮URLサービスの例、bitly

8.リンク投稿の際、Facebookサムネイル自動作成機能を使用しない。通常投稿に、ブランドが一目でわかる大きい画像を添付し、テキストと短縮URLを入れることで見た目が大きく変わる。では、実際の違いを見てみよう。

Facebook自動リンクツール使用の場合

facebook-marketing-tips_2.png
出典:<WordStream>通常投稿にテキストと短縮URLを記入し画像添付

facebook-marketing-tips_3.png
出典:<WordStream>通常投稿にテキストと短縮URLを記入し、目を引くタイトルを画像の上に重ねた画像添付

facebook-marketing-tips_4.png
出典:<WordStream>小さい画像よりは大きな画像を使用した投稿、さらに文字を重ねた大きな画像にインパクトがあるのは、一目瞭然だ。

Facebookページインサイトの活用

1.ページインサイト内の「概要」タブから投稿観覧数、「いいね!」やクリック回数などの集計をみることができ、どのようなポストがどの層のユーザーに人気があるのかを分析する。

facebook-marketing-tips_5.png
出典:<emerge Studio>

左から「ページのいいね!」、「投稿のリーチ」、「交流度/エンゲージメント」のグラフが表示される。これらのデータを賢く活用することで投稿内容の改善策を見出すことができるだろう。

2.「投稿」タブからは、ファンがFacebookを開いている時間帯を分析。下の例からすると、ピークは午後1時である。投稿する時間帯はピークに達する少し前が好ましいことになる。

facebook-marketing-tips_6.png
出典:<emerge Studio>

記事を投稿しても閲覧してくれる人がいなければ全く意味がない。ファンがFacebookにログインしている時間帯を把握することにより、確実にエンゲージメント率をあげることが可能だ。 

まとめ

いかがだっただろうか。これらのヒントやテクニックを使い、ぜひあなたの会社もFacebookでエンゲージメント率アップを目指していただきたい。

*facebook広告やその他facebookマーケティング関連サービスは今後、変わることが想定されるので、実際に活用される際には、記事中にリンクしている各サイトのその時点の最新情報をご参照いただきたい。

参考元:
10 Facebook Marketing Tips for Business Owners and Entrepreneurs
26 Ways to Engage Your Fans on Facebook
45 Fabulous Facebook Advertising Tips & Magic Marketing Tricks

人気記事