悩みにいつもそばで寄り添うFacebookページ運営で、リピート客を育てよう【Facebook事例 口内炎なおさナイト トラフルちゃん】

コンテンツマーケティング
いつも自分のことを気にしてくれる、悩んでいるときにそばに寄り添ってくれる、そんな人には好意を抱くものですよね。
お客様にとって、あなたの会社がいつもそばに寄り添ってくれる存在だと感じてもらう方法のひとつが、Facebookページを活用したコミュニケーションです。
今回は、口内炎の悩みを話題にファンとコミュニケーションをとっている口内炎なおさナイト トラフルちゃんのFacebookページをご紹介します。Facebookページでリピート客を育てるヒントを見つけてみてください。
↑Facebookページを始めた2012年の年末時点の 口内炎なおさナイト トラフルちゃんのFacebookページ。 2014年5月現在では1万人以上のファンが集うページになっています。
頻発する悩みに、継続的なコミュニケーションが効果を発揮
まず、口内炎薬のように頻発する悩みに応える商品はFacebookと親和性が高い傾向にあります。
なぜならFacebookページで継続的にコミュニケーションをとることで、口内炎ができる傾向の強い人がファン化すると
・既存顧客はリピートしてくれる ・新規顧客は短いサイクルでニーズが顕在化するタイミングがくるため、試してもらいやすい
という可能性があるからです。では、どのようにファンを育てていっているのでしょうか。いくつかコンテンツをご紹介していきたいと思います。
共感をよぶ話題で盛り上がる
このページの特徴は、口内炎ができる人が共感しそうなコンテンツが多いことです。
例えば、左のアンケート投稿は「口内炎ができるとわたしはこうなる」ということを募集しています。 右のトラフルクイズは口内炎ができやすい場所についての話。両方とも思わず「あるある」と言いたくなるような内容です。
これらのほかにも、口内炎ができる場所などの小話があったりと、共感できる話題で盛り上がっています。結果的に投稿への「いいね!」も集まっていますね。
お役立ち情報で悩みを解決
お客様の悩みが解決されたり、緩和されるような情報を投稿しています。
こちらの痛い時のおすすめレシピでは、口内炎が治るために必要な栄養素が摂れ、かつ、炎症部がしみないレシピがたくさん掲載されています。
親近感がわく軽いコミュニケーション
なかには、軽いコミュニケーションをとるだけの投稿も見受けられます。
左は「トラフルちゃんのひとりごと」と題して「ねむくなってきちゃった」「今週もおつかれさまでした、来週また…お会いしましょ…ふあぁぁぁぁ」などとつぶやいています。口内炎とは関係ないのですが、なんだかトラフルちゃんへの親近感がわいてきます。
右は「疲れてナイト?チェック!」と言って、口内炎ができる要因のひとつとされる疲労度を測るため、間違い探し画像を投稿しています。
こちらのような「紅葉狩り行って来ました!」「クリスマスには気が早い?」などの旬なネタは「いいね!」も集まり、心の距離も縮まる効果があります。
これらのように、トラフルちゃんというキャラクターの発言が絶妙に面白いことは、このページの魅力のひとつでしょう。投稿に思わず「いいね!」したくなります。
キャラクター紹介のページも用意されていて、あいさつのメッセージの語尾には「~ナイト!」といった言い回しが使われています。この個性的なキャラクターが、ファンとのコミュニケーションハードルを下げていますね。
商品のアピールも
ページ名、キャラクター名が商品名を含んでいるので、記憶に残りやすいというメリットがあります。
それに加え、定期的に商品情報を投稿に差し込んでいることも、購買への後押しになっているでしょう。 新たな顧客の獲得だけではなく、既存顧客が商品をリピートするきっかけにもなりそうです。
いつもそばに寄り添い、共感を抱いてもらえるような投稿を続けること、バランスよく商品の投稿も行っていくことの2つが、リピート客を育てるうえで重要な要素なのではないでしょうか。
※本記事はFacebookを活用する企業事例を集めたブログ「Facebookプロモーション国内事例集」からの転載です。一部内容を編集してお届けしています。
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