SNS担当者は必修!イヤな感じにならないためのソーシャルメディアエチケット

デジタルマーケティング

明文化されているわけではないが、SNSには守るべきエチケットがある。

これに反する行為をしてしまうと、意図せずイヤな感じを与えてしまったり、場合によっては炎上したりする。そんなことにならないよう、SNS担当者が知っておくべきマナーを紹介したい。

Webマーケティング担当者ならこれだけは押さえておきたい!SNSのエチケット

1. 投稿しすぎないこと

どのSNSを活用するにせよ、記事や写真を1日に何度か投稿することは問題ない。ただ、投稿と投稿の間は何時間か空けておくこと。

自分のタイムラインが企業の投稿で埋められてしまうのは、誰だってうれしくない。あまりに頻繁に投稿しすぎると、せっかくのフォローを取り消されてしまう恐れもあるだろう。

2. コメントを返すかどうかは、あらかじめ決めておく

ユーザーが送ってくれたメッセージに対してコメントを返すかどうかは、それぞれの企業によってポリシーが違うため、どれが正解とは一概には言えない。

ただ、コメントを返すのか、それとも一切返さないのかはあらかじめ決めておこう。ユーザーやメッセージの内容によって反応が違うのは、まわりから見ていて感じがいいとは言えない。

3. フォロー返しは確実に

TwitterなどのSNSでは、自分をフォローしてほしくて相手をフォローするという人もいる。

これも企業のポリシーによって異なるかもしれないが、フォロー返しを期待している人もいることを念頭において、できるだけ期待に応えられるようにしたい。

4. 他人の記事や写真を使用する際は慎重に

他人のコメントや写真、記事などを使用する場合は慎重に行いたい。言うまでもないが、写真や記事は著作権や肖像権の対象となる。

また、小さなコメントであっても、一般に公開されるのを望まないユーザーは少なくない。使用する際は最低でも許可を取り、問題がないことを慎重に確認しておきたい。

5. 日本語の文法間違いや低解像度の写真に注意すること

場合によっては、用意できる写真に限りがあるかもしれない。しかし、その場合でも解像度の低い写真は使用しないようにしたい。

素人っぽく見えるだけでなく、質の悪いものが一般に公開されることで、不快感を抱く人がいることも覚えておきたい。同様の理由から、文章を投稿する際は、文法的に間違っていない、正しい日本語であるかどうかを必ずチェックしよう。

6. こちらから友達リクエストをしないこと

ユーザーとのチャネルはできるだけ増やしておきたい。その気持ちはわかるが、Facebookなどで自分から友達リクエストをするような行為は避けたい。

ほとんどの人は、見知らぬ誰かから突然リクエストが来ると不審に思ったり、気味が悪いという感情を抱いたりするもの。企業はこの「見知らぬ誰か」にあたることを覚えておこう。

7. フォローは問題ない

これに対し、Twitterなどのフォローは、こちらから働きかけても不審に思われることは少ない。それは、フォローはもともと相手に承認を求める必要がなく、こちらから黙って行うものという認識があるからだ。

「フォローしていいですか」などと確認を取ってしまうと、かえって不審がられてしまうので注意しておきたい。

SNSを活用するなら、最低限のエチケットは知っておこう

SNSは、ユーザーとのチャネルを増やすうえで効果的なツールだ。そこから将来的な顧客が生まれたり、自社のサービスや商品のファンになってくれる人も現れたりするかもしれない。

しかし、直接コミュニケーションを取れるがゆえに、ふとしたことから不快感や悪い印象を与えてしまう恐れもある。そんなことにならないよう、最低限のマナーやエチケットは押さえておく必要があるだろう。

参考元:?Etiquette Rules for Social Networking?38 Tips on Social Media Etiquette for Business

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