記事を再投稿してソーシャルコンテンツ作成の負担を減らそう!

コンテンツマーケティング

SNSの利用者と種類が増加し、ソーシャルメディアマーケティングにおける作業量に頭を悩ませている方も多いだろう。

FacebookやTwitterなど、メジャーなSNSは全てカバーすべきだが、そう簡単にできることでもない。しかも、SNSごとに真新しいコンテンツを用意するとしたら、その負担は相当なものになる。

そこで、検討したいのが記事の再投稿だ。一度公開した既存コンテンツを再利用することで、かなりの時間と労力を節約できる。特に、人手と予算に限りがあり、ソーシャルメディアに手を伸ばすだけで大仕事となる中小企業にとっては、有効な手段だ。

本記事では、ソーシャルメディアでコンテンツを再投稿するメリット、注意点、コツなどをご紹介する。

複数のSNSで再投稿するメリット

まず、1つのコンテンツを複数のSNSに再利用するメリットを見ていく。ユーザーの中にはいくつものSNSを利用する者もいるが、やはり偏りはあるものだ。主にFacebookを使うユーザーもいるし、Twitterを好む者もいるだろう。

つまり、ユーザーは全てのSNSを均等に使っているわけではない、ということだ。

同じコンテンツを異なるSNSで公開しても、Facebookでそれを見た者が、Twitterでも目にするとは限らないのである。したがって、同じコンテンツを複数のSNSで提供しておいた方が、より多くのユーザーの目に触れる可能性が高まるだろう。

1つのSNSで再投稿するメリット

次に、特定のSNSで同じコンテンツを再投稿するメリットを見てみよう。

第一に挙げられるのは、アクセス数だ。1つのコンテンツを1度だけでなく2度、3度再投稿することで、より多くのアクセス数が得られる。

例えばTwitterにブログ記事についてURL込みで投稿したところ、200回クリックされ、20回リツイートされ、20回お気に入り登録されたとしよう。同じコンテンツを再投稿し、クリック数100、リツイート10、お気に入り登録10だったとする。1回だけよりも2回投稿することで、得られる反応が1.5倍増えたことになるのだ。

また、再投稿する際に時間帯をずらすことで、さらなるアクセス数を見込むことができる。元アップルコンピュータのエバンジェリストであるガイ・カワサキ氏は、異なるタイムゾーンを狙って同じツイートを4度投稿するそうだ。

SNSをチェックする時間帯もユーザーによってそれぞれだ。朝チェックする人もいれば、昼休み、または仕事が終わってからという人もいるだろう。

例えば、朝のツイートを夜に再投稿することで、朝の投稿を見逃したユーザーにも見てもらえるかもしれない。再投稿は、異なる時間帯を狙えるという意味でも効果的な方法なのである。

もう1つのメリットは、新しいファンを発掘できることだろう。たとえ少し古いコンテンツでも、役立つ内容であれば再投稿する価値がある。

また、フォロワーが増えている時期ほど、再投稿に適していると言えるだろう。新しいフォロワーにとっては、去年と同じ投稿だったとしても、初めて目にするコンテンツになるからだ。

再投稿するときの注意点

もちろん、売り込みやプロモーションに関係したコンテンツを何度も投稿することは避けたい。コンテンツマーケティングで目指すべきは、エキスパートとして認識してもらうことだ。

しかし、売り込みをした時点で、“うざい”セールスマンに転落してしまう可能性があることを覚悟すべきだろう。

読者にとって価値のない記事を再投稿する、または価値があってもしつこいぐらい再投稿を繰り返す、といったこともしないように。読者に「スパムっぽい……」と思われたら、そこでおしまいだ。適度なラインは、十分注意して設定する必要がある。

再投稿のコツ

再投稿のポイントは、一言で言うと「調整」だ。コピペしただけで何度も再投稿していては、スパムと見なされかねない。また、重複コンテンツがSEO的に不利になることもご存知のことと思う。

では、調整のコツを具体的に見てみよう。

・それぞれのSNSに合わせる

各SNSには特徴がある。例えばTwitterは140文字、Instagramであれば画像に加えてテキストは1~2行、といったルールがある。

そういった明確な特徴に合わせるのはもちろんのことだが、できればSNSごとにペルソナの設定を行いたい。特定の読者だけに向けたコンテンツを提供する気持ちで、調整を行うといいだろう。

・言葉を変える

言葉や言い方を変えてみよう。例えば「サイトにトラフィックを呼び込む5つの方法」というタイトルなら、「アクセス数を劇的に増やすには?」などに変えてみることができるだろう。長い記事を要約する、一部だけを紹介する、といった方法もある。

また、ブログ記事の紹介などであれば、タイトルを異なる文言で再投稿することで、反応をテストすることもできる。どちらかのタイトルの反応が明らかに高ければ、オリジナルをそのタイトルに変えてみるのもいいだろう。

最後に

「再投稿とか言っても、結局手間がかかるじゃん」と思われたかもしれない。確かに、言葉を変えたり、それぞれのSNSに合わせて調整したりするのは、それなりに大変な作業だ。

しかし、アイデアをひねり出し、一から全く新しいものを作ることに比べたら、大した時間も手間もかからないはずだ。

コンテンツマーケティングを効率的に続けていくためにも、ぜひ効果的な再投稿を行っていただきたい。

参考元: Why You Should Share Your Blog Post More Than Once on Social Media: The Case for Reposting Content How Duplicate Content Fits Into Your Social Strategy

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