最初が肝心!ウェルカムメールで新規顧客の心をつかむためのポイント6つ

EC(Eコマース)

新規顧客がメルマガや会員登録にサインアップしてくれた! ……さて、企業として最初にとるべき行動は、一体何であろうか?

顧客とのリレーションシップを育む第一歩として、必ず踏んでおきたいステップは「ウェルカムメール」。サインアップに対する感謝の気持ちを伝えるのはもちろん、今後の関係を育んでいくための大切な一歩である。

一般的なメルマガと比較して、開封率は4倍にも5倍にも上ると言われているこのメール。キャッチーなタイトルの作成とピンポイントを押さえた内容作りをマスターすれば、とても簡単に他社よりリードできる。その後の顧客のアクティビティーに、大きく響いてくることは間違いないのだ。

それでは以下で、押さえておきたいポイント6つを紹介しよう。

1.タイトル

「いかにも自動配信です」という型通りのタイトルでは、数あるメールのなかから顧客の目は引けない。

そこで、次の3つを詰め込んだ、キャッチーなタイトルを考える。

  • 魅力的なオファー
  • 実用性のある情報
  • 興味深い情報

「あなただけに贈るスペシャルギフト」や「あなたの収納術、10分でレベルアップしてみませんか?」など、顧客にとって魅力的な内容を具体的にピックアップしてタイトルに入れよう。

2.パーソナライズ

「ウェルカムメールは、自動的に同じ内容のメールを送っている」。そんなブランドは数多いだろう。他社に差を付けたければ、ちょっと手間はかかっても、ぜひメールのパーソナライズに努めてみよう。

  • 自動メールだとしても、文頭はサインアップをしてくれた人の名前に変える
  • 「このメールは自動配信なので、返信はしないでください」は、削除。顧客にブランドとのインタラクティブを促す方向に転向するべき

可能であれば、顧客がサインアップした状況を判断し、状況に沿った内容のメールを送るのにもぜひ挑戦してほしい。

アメリカの写真プリントサービスのShutterlfyでは、顧客がどのようなシチュエーションでメルマガにサインアップしたかを判断している。

例えば、出産報告のカードを注文した際にサインアップした人には、「ご出産おめでとうございます」といった内容のメールを送るようにしている(出典:How to Stop Your Welcome Email From Being a Dead End)。

3.ビジュアル

人の脳に到達しやすいのは、ビジュアルを使ったメッセージだ。文章のみのプレーンテキストではなく、ビジュアルを生かせるHTMLメールを使おう。

4.スパム予防

ウェルカムメールを送った後に配信していくメールが、スパムと判断されないように、メールアドレスを顧客のアドレス帳に追加してもらうよう促そう。

5.CTA

いくら開封率が高いからといって、CTA(Call to Action:行動喚起。バナーやリンクなど、ユーザーのなんらかの行動を促すもの)の要素を詰め込みすぎないように。大切なポイントに絞り、シンプルなCTAを設置しよう。

CTAの種類として挙げられるのは、以下の通り。

  • 情報集め(例:どのような内容の情報に興味があるかをチェックしてもらう)
  • ウェルカムメール限定のクーポンを使ったショッピングへ
  • FacebookやTwitterなどのSNSのフォローや、専用アプリのダウンロード

アメリカの家電ブランドWhirlpoolは、あるメルマガ内のCTAを4個から1個に減らしたところ、なんとCTA率が4割以上アップしたそうだ(出典:How to Stop Your Welcome Email From Being a Dead End)。

6.モバイル

現在、メールの約4割はモバイル端末で開封されており、レイアウトのモバイル対応などを行っていないメールの約8割は、開けた瞬間に削除されてしまっている。

デスクトップ・モバイルの両方にテストメールを送って、実際に受け取った人の目線で、内容チェックを行うことを忘れずに。

第一印象は記憶に残る

人と人との付き合いならば、例え第一印象がイマイチでも、その後の付き合いでそのマイナスを挽回していくことができる。しかし、企業と顧客という立場では、残念ながらそうはいかない。

企業と顧客のインタラクションの第一歩であるウェルカムメール。この機会にどのような第一印象を残せるかは、その後のリレーションシップの重要な鍵となる。

上記6つのポイントに気を付けて、まずは、顧客が「開封したい」と思えるウェルカムメールを送る。そして、そこからうまくコンバージョンへとつながるようなメールの作成に、ぜひトライしてみてほしい。