これだけは知っておきたい!クラウドソーシングで役立つオンラインツールと注意点

イノーバニュース

大手のクラウドソーシングサイトはそれぞれ利便性を売りにしており、連絡やデータのやりとりなど、作業に必要なシステムが備わっている。

これに加えて、ネット上のさまざまなサービスやツールを併用すれば、さらに作業効率が改善し、納品物の品質が向上するだろう。

そこで今回は、クラウドソーシングでの作業に役立つツールとして、オンラインストレージ、インターネット通話、コピーコンテンツチェックの3つをピックアップし、導入する際の注意点とあわせて紹介する。

マニュアル配布から納品まで使えるオンラインストレージ

クラウドソーシングを通じて大勢の人と委託契約を結んだ場合、作業用のマニュアルを一人ひとりに配布するのは手間がかかる。マニュアルの内容を改訂した際は、その都度再配布しなければならない。

こうした作業を効率化できるのが、オンラインストレージと呼ばれる共有ファイルサービスの利用である。

オンラインストレージサービスで代表的なものとしては、DropboxとGoogle ドライブが挙げられる。両者とも、ネットを介して複数のユーザーがファイルやフォルダーを共有できる機能を持つサービスとして、知名度があり利便性も高い。国内外のクラウドソーシングでも大いに活用されている。

マニュアルを配布するだけでなく、受託者からの納品先としても利用できる便利なサービスだが、使用する際は注意が必要だ。

受託者がオンラインストレージの扱いに不慣れだと、ファイルが正常にアップロードできなかったり、誤って削除してしまったりといった事態も起きかねない。納品トラブルを起こしやすいため、最初のうちは納品先としては、オンラインストレージサービスを使わないほうが無難である。

細かい打ち合わせはインターネット通話で

通常、受託者との連絡はクラウドソーシングサイト内にあるメッセージ機能でやり取りする。

しかし、ブログ記事などのテキストコンテンツでは、受託者との打ち合わせに無料のインターネット通話サービスを用いることもある。加筆修正などの依頼をする時は、口頭でやり取りしたほうが的確に伝えやすいためだ。

よく利用されているインターネット通話サービスとしては、海外ではSkypeが多い。国内ではチャットワークという同種のサービスも活用されている。

クラウドワークス、ランサーズ、Job-Hubなど、国内の大手クラウドソーシングサイトでは、チャットワークのサービスを提供するChatWork社と提携している。そういった背景もあり、チャットワークはクラウドソーシングでのメッセージ送付、グループチャット、通話などのツールとして広く知られている。

インターネット通話サービスを使って連絡を取る際に、注意点がある。

クラウドソーシングサイトでは、通話サービスのガイドライン設けているところも多い。たとえば、クラウドワークスでは、契約後であればインターネット通話サービスの使用に規定はないが、契約前に使用するときは事前に事務局に連絡をするよう呼びかけている。また、受託者によっては、インターネット通話サービスを不可としている人もいるので、その点も注意が必要だ。

インターネット通話サービスを活用する際は、まず、利用しているクラウドソーシングサイトの規約を再度確認しておこう。

コンテンツ盗作を確認するコピーコンテンツチェック

ブログ記事など、納品されたコンテンツがネット上からの盗作でないことを確認するのは委託側にとって重要な作業である。この際に活躍するのが、コピーコンテンツチェック(コピペチェック)ツールだ。

コピーコンテンツチェックツールは市販品もあるが、クラウドワークスやランサーズでは発注者(委託者)向けに、無料のツールをサイト内に用意している。これらのクラウドソーシングサイトを利用した時は積極的に活用したい。

もし、納品されたコンテンツがネット上からの丸写し(コピペ)であった場合はそのまま受領せず、ツールの判定結果を通知し、再度記事を執筆しなおしてもらって納品するよう伝えよう。

ツールの活用は事前周知を忘れずに

さまざまなオンラインサービスやツールを使いこなすことで、クラウドソーシングでの作業効率もアップする。ただし、実践するときは気をつけたい点がいくつかある。

クラウドソーシングサイトに登録している人が皆、必ずしもこれらのツールやサービスに精通しているわけではない。オンラインストレージにしても、通話サービスにしても、日頃から使いこなしている人は限られている。

外部のツールやサービスを使って作業を進めていく際は、あらかじめ募集の詳細にそれらを使う旨と、指定したサービスのインストールから操作まで独力でこなせることを応募条件に明記しておこう。契約後に最初から使い方を指導することになれば、作業に遅れをきたしてしまう。

また、テキストコンテンツの執筆を依頼する時は、インターネット上のコンテンツを無断盗用する行為は厳禁であると明言し、コピーコンテンツチェックツールを使用する旨を募集時に明記しておくのも大切である。

これらのツールやサービスを有効活用すれば、クラウドソーシングでの作業向上に大きく役立つ。

そのためには、応募者への事前周知や、契約前の確認は確実にしておこう。

参考元: Crowdsourcing Content for Inbound Marketing Success 10 tips for running crowdsourced magazine projects よくある質問:メンバーから直接連絡を打診されていますが、どうすればよいでしょうか?(クラウドワークス)

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