コーポレートサイトに最適なデザインとは?リードを確実に獲得したいならこのタイプ

ホームページ制作

一口にコーポレートサイトといっても、サイト運営の目的によっていくつかのタイプに分かれることをご存じですか?

自らWeb制作を行う場合でも制作会社に依頼をする場合でも、この目的がはっきりしていないと違うタイプのWebサイトを作ってしまうことになりかねず、結果として当初の目的を果たすことが難しくなります。

今回はコーポレートサイトの種類と特徴、リード獲得に最適なマーケティング型コーポレートサイトの紹介や各社のデザイン例を解説していきます。

広義と狭義があるコーポレートサイト

コーポレートサイトのタイプについてお話しする前に、コーポレートサイトの定義について確認しておきましょう。

定義といっても誰かがはっきりと決められたわけではないのですが、コーポレートサイトには狭義と広義の意味があります。狭義の意味でのコーポレートサイトには、企業自体の紹介を中心としたウェブサイトという意味合いが強く、マーケティングの世界でコーポレートサイトと言った場合にはこちらを指すことが多いと思われます。また本記事の場合にも、狭義の意味でのコーポレートサイトを念頭に置いて話を進めます。

一方、広義の意味でのコーポレートサイトとはその企業が運営するすべてのサイトを意味し、たとえばECサイトからキャンペーンサイトまですべてのサイトを含んでいます。マーケティング系以外の記事では、それぞれの意味が混同されている場合があるので注意が必要です。

関連記事|【事例あり】コーポレートサイトとは?企業の顔とも言えるコーポレートサイト、その重要な役割を読み解く

目的別に作られたコーポレートサイト

狭義のコーポレートサイトにおいても、そのタイプはいくつかに分かれます。ここでは、中でも象徴的な2つのデザインのコーポレートサイトについて紹介します。

デザイン型コーポレートサイト

デザイン型コーポレートサイトの特徴は、見た目が重視されていることです。センスや視覚的な心地よさなどのWebデザインに重きを置き、企業イメージを伝えることを目的としたコーポレートサイトと言えるでしょう。デザイン型コーポレートサイトを自社サイトに採用する企業は、Webデザインや広告のデザイン(クリエイティブ)を創る会社など、センスを問われる企業が多い傾向にあります。また、デザイン型コーポレートサイトの制作を請け負う会社は中小規模の会社が比較的多く、在籍している社員の職能もデザイナーやクリエイターが中心となっているようです。

マーケティング型コーポレートサイト

マーケティング型コーポレートサイトは、目的が非常に明確なWebサイトです。WebサイトのPV(閲覧数)やCV(成果)をKPIやKGIでしっかり管理し、投資に見合ったリターンを常に意識して運営を行います。Webサイトの制作時には戦略立案やリサーチに時間をかけ、しっかりとしたマーケティング戦略に基づいて作り込まれているのが特徴です。デザイン型コーポレートサイトの制作と対比するなら、マーケティング型コーポレートサイトの制作を請け負う会社は比較的大規模で、構成人員もマーケターやアナリストの比率が多くなります。

つまり企業イメージのアピールを目的とするか、リード顧客獲得やCV率向上などの結果を目的とするかで、依頼するべき制作会社が決まってくるというわけです。

マーケティング型コーポレートサイトの特徴

ここからは、明確な経営的戦略を持って制作されるマーケティング型コーポレートサイトを中心に話を進めていきましょう。まずその特徴とはどのようなものなのでしょうか?

目的はビジネス上の成果

マーケティング型コーポレートサイトを制作する目的は、資料請求や問い合わせなど、ビジネスの成果に繋がる顧客のアクションを得ることです。

顧客が自らのビジネスに興味を持ってくれていることがわかれば、リード顧客としてリードナーチャリング(リード顧客の購買意欲を高めるプロセスや施策)の対象にできます。そのため多くの場合、マーケティング型コーポレートサイトには目立つ位置に集客のためのコンテンツ(ブログ等)や、問い合わせもしくは資料請求のためのフォームなどが設置されています。またリードを確実に獲得していくためにホワイトペーパーやウェビナーのお知らせなど、顧客の興味をひくコンテンツが置かれているのも特徴です。

マーケティング型コーポレートサイトは、その特徴からおわかりいただけるように制作会社とクライアントが密に連携しながら作っていく必要があります。実際に制作を進める前から戦略立案やリサーチを行っていくので、マーケティング分野に詳しい担当者のいる制作会社と組むことが必須と言えるでしょう。

成果の出るマーケティング型コーポレートサイトを作りたいのであれば、どのようなサイトを作るのが得意な制作会社なのか、その実績を見ながら選択していきましょう。

関連記事|リード獲得に最適なコーポレートサイトの相場は?サイト制作の費用感を解説します

マーケティング型コーポレートサイトのデザイン例

最後に、各社のマーケティング型コーポレートサイトを紹介していきましょう。当社(株式会社イノーバ)がサイト制作を支援した事例も併せてご覧ください。

最初は当社サイトのご紹介です。イノーバは、B2B企業のマーケティングを支援する各種サービスを提供している会社です。その実績は創業以来500社以上に及び、集客増からリード獲得、リードナーチャリングといったプロセスを改善していくサービスに定評があります。コーポレートサイトのトップページからは、イノーバのノウハウが詰まった無料のeBookやマーケティングの最新情報をダウンロードすることができ、セミナー・イベントの情報、マーケティング&セールスブログなどもすぐに閲覧できます。

プラス株式会社のファニチャーカンパニーは、事務用品大手のプラスが展開する、オフィスの空間づくりとオフィス家具を提供するビジネスユニットです。顧客の働き方から顧客が本当に求めている「イゴコチ」の良いオフィスとは何かを考え、最適なソリューションを提案しています。プラス株式会社のファニチャーカンパニーのコーポレートサイトは、オフィスづくりに役立つダウンロード資料集や事例紹介、オフィスに関するお役立ち情報を発信するブログなどが効率的に配置されたサイトとなっています。

またこのサイトは当社が制作支援を行ったサイトで、案件情報の獲得数が5倍になった事例をこちらから見ることができます。

株式会社トヨコンは、包装資材、包装設計、省人化機器、倉庫管理、梱包業務、システム開発などを提供する物流サービスの総合企業です。トヨコンのコーポレートサイトもイノーバが制作支援を行っており、事例紹介や動画公開、ブログ掲載などのコンテンツマーケティングを実行した結果、コーポレートサイトからの問い合わせ件数が以前の11倍になりました。チームで挑んだ、物流のコンテンツマーケティング。挑戦の詳細はこちらから。

Sansan株式会社は、法人及び個人向けの名刺管理サービスをクラウドで提供しているソリューションプロバイダーです。ユニークなテレビCMでも有名なので、その名前を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。Sansanのコーポレートサイトがユニークな点は、トップページからSansanの提供するサービスにすぐアクセスすることができ、その先に事例や運用支援、資料ダウンロードのページなどが用意されていることです。トップページではSansanの「出会いからイノベーションを生み出す」という強力なメッセージを伝え、テレビCMでよく知られたサービスに入っていく構成になっているのです。国内7000社に実績を持つ企業だからこそできる、デザイン型とマーケティング型のハイブリッドサイトと言えるでしょう。

freee株式会社は、中小企業や個人事業主向けの事務管理・効率化のソリューションを提供するフィンテック企業です。クラウド型の給与計算では40%、会計では55%のシェアを持つアプリサービス(CaaS)を展開しており、有料課金のユーザー企業は24万(事業所)にのぼります。freee株式会社のコーポレートサイトはとてもシンプルにできており、同社が展開するサービスにすぐアクセスすることができます。その一方で充実しているのがブログ。「公式ブログ」、「採用ブログ」、「佐々木大輔のブログ」(同社CEOのブログ)、「freee Developers blog」(アプリ開発者のブログ)など、複数のブログが開設されており情報発信に優れたサイトになっています。

株式会社カオナビは、クラウド人材管理システム「カオナビ」を提供しているソリューションプロバイダーです。カオナビの提供するタレント マネジメントシステムは、社員のスキルや評価履歴、性格や仕事に対するモチベーションなどまで一元管理するシステムです。今まで管理していなかった個々の能力や特性を有効活用することで、人事や経営効率の向上を実現します。

カオナビが提供するソリューションは、従来は利用されていなかった社員情報を経営に利活用するためのシステムです。この内容を顧客に理解してもらうためには、導入事例の紹介や資料のダウンロード、セミナーやイベントの情報にすぐにアクセスできるコーポレートサイトが必須。カオナビのコーポレートサイトは、上記の情報はもちろん、アプリのデモや無料トライアルの申し込みも簡単にできるサイトとなっています。

まとめ

マーケティング型コーポレートサイトの構築を成功させるカギは、自社以外の外部の目を入れると言うことです。このタイプのコーポレートサイトを自社で立ち上げようとすると、どうしても自社の業務に有利な(もしくはひいき目な)考え方をしてしまうものです。マーケティング型コーポレートサイトの立ち上げ実績を豊富に持つ制作会社と組み、活発な意見交換をすることが目標達成への早道と言えるでしょう。耳の痛い意見にこそ、成功のカギはあるものです。

関連記事