社内でコンテンツマーケティングチームを立ち上げるためのコツ

コンテンツマーケティング

「コンテンツマーケティングを社内で始めたいんだけどどうすればいいのか?」「どのような人材がコンテンツマーケティングに最適なのか教えてほしい」といった声を最近よく耳にする。

今回は社内でコンテンツマーケティングチームを発足させるためのコツをみなさんにご紹介しよう。

プロジェクトを立ち上げ、リーダーを任命する

社内でコンテンツマーケティングチームに最も精通している人をリーダーとして、プロジェクトを立ち上げよう。重要なのは十分な知識と、社内を動かす熱意をもった人物が中心となってプロジェクトを推進する事だ。

多くの会社では、チームリーダーは他の業務と兼務になるだろう。それでもリーダーは、少なくとも毎日1時間、コンテンツマーケティングに取り組めるよう仕事を配分するべきだ。

チームで役割を分担する

次に、コンテンツマーケティングチームのメンバーが果たすべき4つの役割をご紹介しよう。

1.ブログ題材のリサーチ コンテンツマーケティングでは、ブログが重要な役割を果たす。ブログは日々更新する必要があるので、毎日のブログのトピックをリサーチする役割は非常に重要だ。

リサーチ担当者は日々ブログの素材となる話題をRSSリーダーなどでリサーチし、自社のコンテンツマーケティングのテーマに添うものをピックアップする。それをチームリーダーが確認するというシステムを構築しよう。

2.記事の校正 記事を書いた人とは別のメンバーに必ず記事を読んでもらおう。校正を担当する人は、誤字脱字や文法のミスはもちろん、文章の構成や内容の伝わりやすさもチェックするようにしよう。

3.ソーシャルメディアの運用 意外と時間が必要なのがこのソーシャルメディアの運用だ。自らの投稿やツイートはもちろんのこと、コメント対応やシェア、リツイートといったことにも気を配らなければならない。

「運用をメンバーに任せるのは、炎上などのリスクが大きいのではないか?」

という方もいらっしゃると思うが、「シェア・リツイートをしても大丈夫な人(業界のインフルエンサーなど)や発信すべき項目(自社のマーケティングのテーマに沿ったもの)リスト」を作成し、明確なルールの下で運用すれば、炎上のリスクを抑える事が出来る。

投稿やツイートをメンバーが下書きして、リーダーがチェックするというシステムを作るのも効果的だ。

4.ブログ記事の作成(※要注意) 多くの記事を作成する必要がある際に、全てをリーダー1人で書くことは難しい。そこで社内のメンバーやアウトソーシングのライターさんに記事の下書きをお願いすることになるかもしれない。

これは記事の公開スピードを上げるためには有効な手段であるが、あくまで「下書き」であることを肝に銘じてほしい。最終的に必ずチームリーダーが校正し、コンテンツマーケティングチームの情熱や知識がしっかりと反映した質の高いコンテンツをユーザーに伝えなければならない。

まとめ

テーマの専門家を中心としたコンテンツマーケティングチームを立ち上げるポイントを理解していただけただろうか? リーダーとメンバーの役割を決め、各々がその役割を着実にこなすことコンテンツマーケティングを成功させる第一歩となる。

コンテンツマーケティングに取り組みたい! という方は、まずは社内でリーダーとなる人物を思い浮かべることからスタートしてみてほしい。

参考記事: How to Build an Agile Content Marketing Team Photo: jcolman

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