週末にこそコンテンツマーケティングに励むべき理由とは?

コンテンツマーケティング

「週末こそ仕事のことはいっさい忘れてゆったりのんびり過ごしたいよね」

それは、社会人にとってはごく当たり前の心情である。

しかし、コンテンツマーケティングを行う企業の側からすると、その、人々にとってのゆったりした時間こそが、時間に追われる平日には素通りされてしまうメールを読んでもらったり、ソーシャルメディアや動画のサイトを眺めてもらったりするプライムタイムなのではないだろうか。

そこで今回は、そんな発想を裏付けるさまざまなデータを紹介し、「コンテンツマーケティングを週末にも取り入れる」というコンセプトを提案してみたい。

Eメールはライバルの少ない週末にも

まず初めに、TrackMavenが発表した「A Complete Guide To The Best Times To Post On Social Media」に掲載された、以下の統計データをご覧いただきたい。

contents-marketing-for-weekend_2.png画像出典:TrackMaven

多くの企業は消費者へのメルマガ送信を平日に重点を置いて行っているようだ。同社の別のデータでは、送信の時間帯は午前9時から6時までが圧倒的に多く、受信者として「仕事中の人」をターゲットにしているのが明確である。

しかし、よく考えてみよう。仕事中とは常に大切なメールが入ってくる状況だ。その時間帯にプロモーションメールやお知らせメールを送っても、果たしてどの程度の人がメールに目を通す時間を割いてくれるだろうか。

顧客がメルマガに登録しているアドレスが明らかに会社のものである場合は、確かに就業時間内のほうがメールが確実に届くかもしれない。だが、そうでない場合は他社と差をつけるために、あえて読み手の時間に余裕がある週末に情報発信してみるのも一案だ。メールの開封率やコンバージョンへのつながりに物足りなさを感じているならば、ぜひトライしていただきたい。

ソーシャルメディアのインタラクションは週末に活発になる

まずは企業の動きと消費者の動きが違いを見せたツイッターに関するデータを見てみよう。

contents-marketing-for-weekend_3.png画像出典:Weekend work no longer an option

企業がツイートを行うのは月曜日から始まり木曜日にピークを迎える。それと反対に読み手によるリツイートは、平日はおとなしめで金曜から上昇が始まり日曜日にピークに達している。

キーワードが「リアルタイム」「インタラクション」であるこのプラットフォーム。より的確に情報拡散を行って人々の目にふれるコンテンツを提供したいのならば、「週末はお休み」という考えは残念ながら諦めたほうがよさそうだ。

こうしたデータはFacebookでもほぼ同様であり(下記データ参照)、企業の都合と消費者のプラットフォーム使用のタイミングにずれが起きていることがわかる。

contents-marketing-for-weekend_4.png画像出典:TrackMaven

ちなみにFortune 誌が数年前に実施した調査によると、「リアルタイム」に重点をおいている企業はその企業価値が12カ月内で上昇したが(株価が3%アップ)、それを怠った企業は低下をみせた(株価が2%ダウン)というデータもあり、週末にもコンテンツマーケティングを行う重要性を裏付ける結果となっている。

「週末にコンテンツマーケティング=週末返上で働く」ではない

多くの企業が週末にコンテンツマーケティングを行わない理由として、週末は企業自体がお休みだからという理由である場合も多いのではないだろうか。「せっかくの週末を返上してまでやりたくない」「週末に働いてくれる社員がいない」と考えてしまうかもしれないが、この悩みはコンテンツ管理ツールを使えば簡単に解決できる。

管理ツールには有料サービスから無料ダウンロードできるものまで種類が豊富だ。なかでも前もって作成しておいたコンテンツを、日にちを指定しておけば自動的に投稿してくれる機能はとても便利なので、ぜひ活用してもらいたい。

より多くの人にコンテンツを届けよう

遊園地や映画館などの娯楽施設や飲食店など、週末や休みの日こそが頑張りどきという仕事はたくさんある。そして今日提示したデータを見る限り、業種にもよるが、どうやらコンテンツマーケティングにもその定義が当てはまりそうだ。

面白い話や役に立つ情報をより多くの人が探し求め拡散する週末。その存在を軽視せずに、自社のコンテンツの発信を週末に行うという可能性をぜひ考えてほしい。

多くの企業がゆったり休んでいるこの期間こそ、自社のコンテンツをより多く日の人に届けることができる絶好のチャンスなのだから。

参考元: The Science of Social Timing Part 2: Timing & Email Marketing Weekend work no longer an option Should You Post Branded Content on the Weekend? [Data] Email Marketing: Working for the Weekend? A Complete Guide To The Best Times To Post On Social Media (And More!)

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