ROI(投資対効果)視点でみるコンテンツマーケティング

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングに取り組んでいる企業が、共通して持っている悩み。その内の一つが「コンテンツを制作するのが大変」ということではないでしょうか?

仕事が忙しくてなかなかブログを書く暇がない。かといって、外注に出す予算も出ない……。

ブログ用の記事執筆を社内の他部署に依頼したり、思い切って外注を提案しようとしたりする時、決まって突きつけられる問い、それが

「それって、投資対効果はどうなの?」

今回は、そんな疑問に答える、とっておきの資料をご紹介します。米国Eloqua社が行った調査結果をご覧ください。

問い合わせの獲得に必要なコスト(時系列での比較)

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こちらは、リード、すなわち、問い合わせや資料請求を1件獲得に必要なコスト(案件当たりのコスト)を計算して、時系列で比較したもの。薄い水色が中規模の会社、濃い水色は大規模の会社を示しています。

計算の前提は以下の通り。

人件費やシステム投資、コンテンツ制作の外注費などを試算し、大企業では1ヶ月約33,000ドル(約330万円)、中規模の企業では1ヶ月約12,000ドル(約120万円)程度の費用を見込んでいます。その上で、サイトのトラフィックが標準的に伸び、訪問者の約2%が資料請求をすると仮定した場合の試算です。大きめの予算で試算している点に注意しておきましょう。

グラフを見ると判る通り、コンテンツマーケティングを開始した当初(グラフ左端)はコストが極めて高くなっています。

しかし、リード1件あたりの獲得コストは、時間とともに減少していきます。

検索広告よりも3?4割安くなる獲得コスト

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そして、コンテンツマーケティングの開始から24ヶ月後の時点におけるリード1件の獲得に必要なコストは大企業で64ドル(約6400円)、中堅の企業で75ドル(約7500円)となりました。これはそれぞれ、検索エンジンにリスティング広告を出稿した場合に比べて、3割から4割程度安い試算結果となっています。

コンテンツの蓄積により、続ければ続けるほど高まる効果

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リスティングをはじめとした広告施策とコンテンツマーケティングの、最も大きな違い。それが、一度公開したコンテンツは半永久的にサイト上に残り、トラフィックをもたらし続ける「資産」となるということです。

上記のグラフでは、Paid Search(広告施策)とコンテンツマーケティングを比較した場合における、ROI(投資対効果)の推移をあらわしています。

開始から数ヶ月間はリード獲得につながらないコンテンツマーケティングですが、半年を過ぎた頃から徐々に成果が上がりはじめ、20ヶ月目を迎える頃にPaid Searchと同等の水準(1000ドルの投資で9件のリード獲得)に到達、グラフの右端である36ヶ月目には、1000ドルで31件のリード獲得に至っています。

広告は、開始直後から一定の成果を期待できますが、同水準の効果を上げ続けようと思えば予算をかけ続けなければなりません。

コンテンツマーケティングの場合、開始時にはある程度のコストが発生しますが、それは自社の資産となり、ROI(費用対効果)は時間とともに上がっていきます。

弊社でお手伝いさせていただいているクライアント様のケースでも、もちろん一概には言えませんが、半年ほどで徐々に数値に現れてくる場合が見られ、今回ご紹介したレポートも”大ハズレ”ではないと思います。

製造業が工場に設備投資をするように、自社のコンテンツに投資をする。すると、そのコンテンツが継続的に集客に貢献する。そのように考えてみてはいかがでしょうか?

 

記事執筆:(株)イノーバ。イノーバでは、コンテンツマーケティングのノウハウを詰め込んだ無料のebookや事例集をご提供しています。ダウンロードはこちらからどうぞ→https://innova-jp.com/library/

出典:Eloquia Content Marketing ROI ebook