人事・採用担当者必見!コンテンツマーケティングで欲しい“人材”をグイっと引き寄せる方法

EC(Eコマース)

毎年動向が気になる「楽天~みんなの就職活動日記~」で、2015年度卒「新卒就職人気企業ランキング」が発表された。
総合ランキングの順位は以下の通りだ。

1位:全日本空輸(ANA)
2位:電通
3位:JTBグループ
(4位以下は、以下の表参照)
出典:楽天~みんなの就職活動日記~

やっぱり、名だたる大企業ばかりか……うちと違って、放っておいても良い人材が集まるのだからうらやましい……と思った方は、大至急この記事を自社の人事・採用担当者へ転送していただきたい。

御社でも“あるもの”を使って、すぐに優秀な人材を引き寄せる方法がある。

それは他でもない“コンテンツマーケティング”だ。

どうして“人材募集にコンテンツマーケティング”が効くのか?

「ん? 採用の問題にマーケティング??」という疑問をもたれた方に、ご説明したい。
“コンテンツマーケティング”とは、顧客に対して直接的な広告活動をするのではなく、魅力的で価値がある“コンテンツ(Webサイトに掲載するブログなど)”をひたすら提供し続けることで、顧客からの信頼や支持を集め、結果的に“売り上げ”につなげていくという新しいマーケティング手法である。

すなわち、「顧客の心をつかむために作られた良質なコンテンツは、学生応募者の心をもつかむことができる!」というわけだ。

そのメリットは?

では、コンテンツマーケティングは人材募集にどう効果的なのか?
その具体的なメリットをいくつかピックアップしてみよう。

1.募集に“掲載期限”がない、しかも低コスト

なんといっても1番の魅力は、制作したコンテンツを“期限なく”使用できるということだ。

求人媒体などには簡潔な求人内容だけを掲載し「詳しい情報はコチラ!」と自社コンテンツページへと誘導する仕組みをつくる。そうすれば、最新の説明会情報や応募者へのメッセージなどを低コストで更新して発信することができるし、応募者も、充実した情報をじっくりと検討することが可能になるのだ。

コンテンツマーケティングを採用すると、広告の枠にとらわれずに、企業の魅力を広く、長くPRし続けることができるのである。

2.とにかく応募者が増える!そのポイントはSNS

大企業が“多すぎる”応募者に悩んでいる一方、中堅・中小企業のほとんどが“少なすぎる”応募者に悩んでいる。たしかに“多すぎる応募”は、選考に労力・時間・経費がかかるうえ、分母が大きくなりすぎて、志望者の“見極め”をより難しいものにする。

しかし、それ以上に問題なのは“少なすぎる応募”である。

優秀な人材を見つけようにも、ある程度の選択肢がないとはじまらないからだ。
なぜ応募者数に差がでるのか?その違いは“認知度”につきるといっていいだろう。人は心理的に、認知度が高いものに安心感と信頼感を覚えるのだ。

この“認知度”を少しでもあげるために、中小企業だからこそ取り入れやすい事例がある。実際に働く人々が、日常業務の楽しいひとコマやオフィスの雰囲気などをブログや動画を使って紹介していくという方法だ。そこで「おもしろい!」と思わせることができれば、SNSを通じて、学生たちにどんどんシェアされていくだろう。

そのたびに企業の認知度だけでなく、好感度もあがっていくのだ。

かつて流行した『生協の白石さん』(白石昌則著)をご存知だろうか?
もとはといえば、楽しいことが大好きな学生ならではのクチコミがネット上で反響を呼び、書籍化、ベストセラーにまで至った書籍である。

学生のSNSを使った“クチコミ”パワーをナメてはいけない。

3.応募者のミスマッチを防ぎ、離職率もダウン

さきほどのランキングされた企業でさえ、人気であるがゆえの“受難”がある。“大企業だから安心、安全”といった漠然とした理由で応募者が集まり、“企業ビジョン”が軽視されがちになるのだ。

すると、せっかく獲得したトップレベルの能力をもつ学生であっても「入社1、2年目で任される自身の職務内容にギャップを感じた」という理由で、早々に退職するケースも少なくないという。

まさに人材のミスマッチが起こした悲劇である。

こうした例は、知名度・ブランドイメージが高すぎる人気企業ほど回避しづらいのが現状だが、企業の規模にかかわらず起こる深刻な問題だといっていい。これを防ぐには、代表者自身が、自分の言葉で、企業のビジョンや従業員に求める人物像を明確に打ち出していくことが必要である。

ホームページ開設とともに“代表者メッセージ”という欄を設けて寄稿したものの、それで終了というケースはいただけない。時代に応じた将来のビジョンや、理想的な部下とともに成し遂げた業務のケーススタディなど、リアルな情報を常に発信していくことが大切なのである。

かつてのスティーブ・ジョブズがそうであったように、代表者みずから企業の魅力的なストーリーテラーになること。

そうすれば応募者のミスマッチを防ぐのはもちろん、従業員のモチベーションもあがり、離職率をダウンさせることにもつながるだろう。

まとめ

「コンテンツマーケティングは、BtoB や BtoC 対策のものでしょ?」という考え方は非常にもったいない。時間がかかるといわれているコンテンツマーケティングにおいても、学生応募者相手の場合は、彼らのSNS利用率が高いということもあって、比較的スピーディーな反応と手ごたえを感じられるからだ。

ホームページ開設まではたどりついたが、その先を活かしきれていない……とお嘆きの企業こそ、ぜひ“コンテンツマーケティング”に挑戦して欲しい。

“コンテンツマーケティング“は、欲しい顧客や学生応募者を同時に引き寄せることができる“一石二鳥”の手法なのだ。