秘伝のソースはどう作る?シェフから学ぶコンテンツ制作

コンテンツマーケティング

「心に残る料理」とは一体どんなものであるか、ちょっと考えてほしい。

「一口食べたら忘れられない」「見た目が美しい」「もう一度食べたい」「他の人にも教えてあげたくなる」「同じシェフの他の料理も食べてみたい」

こうやって書き並べてみると、この心情は人々の心をつかむコンテンツマーケティングがもたらすものと、とてもよく似ている。

「一度読んだあの内容が忘れられない」「あの動画が頭から離れない」「もう一度見てみたい」「他の人とこのコンテンツをシェアしたい」「このサイトの他のコンテンツも見てみたい」

そこで今日はシェフが美味しい料理を作り上げるまでにどんなマジックを使うのかを基に、心に残る“美味しい”コンテンツの製作法をご紹介したい。

重要なのは流れ!

美味しい料理を作るうえで一番重要なこと、それは「流れ」である。

まず新鮮で旬な材料を集め、その材料の特徴、味、食感を把握する。そして実際に調理に取り掛かる前に、それぞれの材料の何を生かし、どれとどれを融合させ、どういった最終形を作り上げていくかの構想を練る。

いざ調理を始めてみると、うまくいかないこと、想像していた結果と違うこともあるだろうし、新しいアイデアも出てくるであろう。それをどうやって解決、進化させていくかの決断力も必要となってくる。そうした際は、臨機応変に対応しよう。

料理が完成したら、今度はお客様の前に差し出す前にプレゼンテーションを考えよう。すべての客層に同じ盛り付けでは味気ないから、そこも考えなければならない。お客様に食べていただくのに最適な温度、タイミングは? どんなに美味しい料理でもプレゼンテーションを誤ったり、お客様の前に差し出すタイミングを間違ったりすれば、美味しさは半減してしまう。

お客様が食べ終わった後のお皿の確認、お客様の様子のチェックもぜひ忘れずに行いたい。皆が同じ料理を残していないかどうか。笑顔でテーブルを去ったかどうか。「また食べにきます」と言ってくれたお客様がいたかどうか。そして、お客様のコメントに今後の改善点、新しい料理へのインスピレーションはなかったかどうか。

以上は料理の準備から片付けまでの一連の流れだが、そのすべてがコンテンツを作っていくうえでの流れに当てはまる。成功の秘訣は、最初から最後までの一連の流れを予測、把握し、うまく融合させていくことである。

シンプル・イズ・ベスト!

「美味しい料理」=「贅沢(ぜいたく)な食材」ではない。いくら贅沢な食材ばかりを使っても、それぞれのバランスや特徴を生かしきれていなければ何の役にも立たない。また、手順が複雑すぎるのも考え物である。

1つのコンテンツの中になるべく多くの情報を詰め込みたくなるのは製作側としては当然の欲求だが、ここはあえて「シンプル・イズ・ベスト」でいきたい。

美味しいトマトソースを作るのに必要なのは、本当に数種類の材料。メインのトマトの品質にこだわり、後はほんの一握りの塩にトマトの味を生かせるハーブで充分なのである。それをコトコトと煮込んで、ベストのタイミングを見分ける技を習得したい。本当に大事な素材が、他の材料に混ざって見失われてしまわないように……。

リサイクル!

さて、基礎となる美味しい料理ができたら、それをどう再使用、再利用していくかも重要となってくる。美味しいトマトソースができたら、そこで満足せずに、新しい試みを行うチャレンジ精神も常に持っておこう。

パスタの上にかけるだけでなく、パンに乗せてピザトーストにしてみたり、チキンソテーにかけてみたり、スープのベースにしてみたり。可能性は無限大! どんなに美味しい料理でも「飽きさせない」ことを常に意識しなければ、お客様は近所にできた新しいレストランに足を向けてしまうだろう。

ぜひあなたも達人シェフに

こうして見てみると、シェフとコンテンツマーケターの仕事内容や目的は、本当によく似ている。

新しい素材やテクニックのリサーチ、良い素材の見極め、素材を生かす能力、プレゼンテーション、アレンジ力に話題性……。基礎をしっかり押さられれば、ほんの一握りの素材と手順で顧客の心に残るものを提供できるのである。

料理に取り組むシェフの姿勢をお手本に、ぜひ、シンプルだけれど飽きのこない最高のコンテンツを生み出すことのできる達人となってほしい。

参考元: The “Secret Sauce” of Brilliant Content Marketing What Celebrity Chefs Can Teach You About Content Marketing Training A Chef’s Recipe for Content Marketing

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