もはや「笑いごと」ではない?コンテンツマーケティングは芸人から学ぼう!

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングを芸人から学ぶ!?

なんでも流行に結びつければいいってものじゃないぞ、と思ったあなたへ。 「お笑い」というのは、確かに近年のTV上の流行と思われるかもしれない。

しかし、コメディアン、芸人という職業は、近代以前からその当意即妙な表現術で顧客の心をガッチリつかんできた、いわば一流の「コンテンツマーケター」なのだ。

成功しているジャンルの伝統から学ぶということは、マーケターにとって不可欠なことではないだろうか?

今回はこうした視点から、芸人の心得になぞらえてマーケティングの技法を再発見してみよう。

コンテンツマーケティングもお笑いも、タイミングとストーリーが生命線

誰しも一度は、ギャグを飛ばして「すべった」経験があるだろう。そしてこの失敗は多くの場合、言うべきタイミングや速度を間違えたことに起因する。

笑わせるために大事な一言を「噛んで」しまうことが失敗と見なされるのは、結局、お笑いの本質は肝心なタイミングで肝心な言葉を放つこと、だからではないか?

コンテンツマーケティングにおいてもそれは同じだ。

あなたの商品を魅力的に見せる一言は、それを発信するにふさわしい場所に、ふさわしいタイミングで発信されなければならないのだ。そうでなくては顧客に印象が残らない。

効果的なコピーは落語の「オチ」だ!

さらに、例えば凄腕の落語家たちのことを考えてみよう。

「サゲ」と呼ばれる、いわゆる落語の「オチ」は、しばしばたった一言の地口(ダジャレ)にかかっている。

注目していただきたいのは、この一言を効果的に見せるためにこそ、落語家は短いながらも巧みな「ストーリー」を展開する、ということだ。

確かに、「コンテンツマーケティングは『一言』のキャッチコピーで決まる!」と思われがちだ。

しかし、そのたった一言のコピーは、手際のよいコンテクストがあるからこそ、一瞬で理解され、印象に残り、顧客に「あぁ、なるほど!」の微笑みをもたらすのだ!

観客のことをまず知ること

アメリカのTVショーをにぎわす有名なコメディアンは、本番のTVショーの前に、マイナーなコメディ・クラブの観客の前でネタを披露し、反応を確かめるという。

日本のお笑い芸人のなかにも、有名になってからもライブ出演を大事にしている人がいる。これも、同様の理由からではないか。

コンテンツマーケティングにおいては、これはSNSをはじめとするウェブサービスのリサーチに匹敵するだろう。

どのサービスで、どういった言葉がバズワードになったのか? こうした事前の調査なくしては、ネタの「カブリ」、すなわち、芸人として最もあってはならない「二番煎じ」に陥ってしまうだろう。

さらに一流の芸人は、観客の反応に合わせて使うネタを変えてゆく。 マーケターもまた、絶えず顧客の動向を探りながら、その変化に合わせて発信する情報を変えていく必要があるのだ。

笑いとマーケティング:感情に訴える技術

ここまで見てきたように、まず、客のツボをあらかじめよく知って、タイミングを見計らい、最適と思われるストーリーを話し始めること。

それから、顔色を伺って、話が長くなりすぎないように、飽きさせないように、絶えず気を配ること。

そしてとっておきの一言!

要するに、マーケターもお笑い芸人も、顧客の心を、感情をつかむことを仕事としているのだ。

だからこそ、コンテンツマーケティングにとって、芸人たちの極意が参考になるのではないだろうか?

参考資料: 7 Things Content Marketers Can Learn from Standup Comedians 4 WAYS STAND-UP COMEDY CAN APPLY TO CONTENT MARKETING Content Marketers Should Learn from Comedians

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