オウンドメディア向けブログ記事代行サービスの選び方

オウンドメディア

顧客や消費者向けに独自の情報コンテンツを提供しようと、オウンドメディアを立ち上げる企業が増えています。オウンドメディアの活動が軌道に乗ると、しだいに裏方作業に追われて人手も時間も足りなくなり、部署内で取り組んでいた記事の作成を外部に委託したいと考えるようになります。このようなときの外注先として頼りになるのが、自社に代わって記事の企画から執筆までを請け負ってくれるブログ記事作成代行サービスです。

ブログ記事作成を代行するサービスを利用する際は、自社が求める記事を納品してくれる業者と契約しなければよい成果が得られません。ネットで検索すると、こうしたサービスを手がける業者はたくさん見つかります。その中で自社に最適なサービスはどれなのか、最初は見当がつきません。

そこで、オウンドメディア向けのブログ記事代行サービスを選ぶにはどのような点に注意して選定すればよいのか、順を追って説明します。

SEO向けではなく情報コンテンツ向けサービスを選ぶ

ブログ記事作成代行サービスは、大きく分けてSEO向けと情報コンテンツ向けの2種類があります。

SEO向けのサービスは、検索エンジン対策に重点を置いた簡易記事を専門としています。契約すると、特定のキーワードを盛り込んだ記事を大量に作成して納品してくれます。記事の内容よりも数を求めたいときに利用します。

一方、情報コンテンツ向けのサービスは読者に有益となるようなニュースやコラム、ノウハウといった読み応えのある記事を扱っています。さらに、取材や翻訳といった本格的な記事の執筆も請け負ってくれるところもあります。

オウンドメディア用の記事を外注するときは、後者の情報コンテンツを手がけているブログ記事代行サービスを選ぶようにします。

分野に精通した専門ライターの在籍を確認する

情報コンテンツを扱うブログ記事代行サービスの利用を検討するときは、まずサービス案内から執筆可能な記事の一覧を見て、自社のオウンドメディアの趣旨に沿う分野があるかを調べます。希望の分野を扱っていないサービスに執筆を依頼しても、専門性の高い記事が得られない場合があるからです。

該当する分野があることを確認できたら、次は専門知識が豊富なライターが在籍しているかを調べます。専門性の高い記事を求めたいときは、その道に精通したプロのライターに執筆してもらわなければなりません。契約前に、こうしたライターが執筆を担当してくれるかも打ち合わせておくとよいでしょう。

掲載画像の選定とSNS用投稿文の有無も確認しよう

ブログ記事を投稿するときは、本文の内容をイメージさせる画像も掲載します。この画像の選定が受けられるかもサービス案内を見て調べておきましょう。さらに、ブログ記事を更新したときはFacebookなどのソーシャルメディアで告知します。その際に使用する概要文の執筆をしてくれるかも問い合わせておくとよいです。

掲載画像の選定や概要文の執筆はともに、自社内で行うと手間のかかる作業です。これらを引き受けてくれるサービスを利用すれば、更新作業の負担を軽減できます。

監修・校正済みの記事納品が受けられるかは要チェック

ブログ記事代行サービスを選ぶ際は、納品記事の仕上げをどこまでしてくれるかを調べておくのが大切です。

ほとんどのブログ記事代行サービスでは、ライターが書いた原稿を簡易校正して、誤植のない読みやすい文章に仕上げてくれます。念のため、校正を施した上で納品してくれるかは確認しておくとよいでしょう。なお、薬事法と関わりのある分野の記事の場合、薬事校正を受けられるか問い合わせておきたいところです。この分野の記事では、薬事法に抵触しないよう慎重な表現が求められるからです。

校正に加えて、監修の有無はサービス選びに重要です。記事の内容に誤りがないかサービス側で監修をしてくれるかを確認しておきましょう。この作業がない場合は、自社内で記事の内容をチェックする必要があります。

記事の監修と校正はサービスによって取り扱いに差があます。契約前にサンプルを見せてもらうのがよいでしょう。

コンサルティングを受けられるかも検討材料に

オウンドメディア向けの記事を外注する際におさえておきたいのが、マーケティングと関連したコンサルティングを受けられるかです。

ブログ記事代行サービスと契約して記事のみの納品を受けた場合、アクセス解析やマーケティング戦略の分析は自社内で行わなければなりません。オウンドメディアでは、読者に好印象を与える記事を発信して、いかに自社のマーケティングに反映させていくかが求められます。しかし、ノウハウがなければいくら記事を配信しても自社のマーケティング戦略につなげられません。

ブログ記事代行サービスの中には、納品記事をもとに想定読者やキーワードの分析を行い、マーケティング戦略に役立つコンサルティングも引き受けてくれるところがあります。自社で立ち上げたオウンドメディアをマーケティングに有効活用したいときは、こうしたコンサルティングも扱う業者と契約するのが望ましいでしょう。

オウンドメディアを精力的に取り組みたい企業にとって、ブログ記事代行サービスは大事なパートナーとなります。だからこそ、納品記事だけを意識するのではなく、アフターサポートも考慮してサービス選びをするのが最適です。

宗像はこう考える

どうだろうか?参考になっただろうか?オウンドメディアが流行している事で、記事代行サービスが沢山増えてきている一方で、どの会社を選べばいいのか判らない人も多いのではないか?私もイノーバを立ち上げる前、ネクスパス時代にオウンドメディアを運営するために、クラウドソーシング会社やフリーランスのライターなど色々試してきた。その経験から言うと、安くすませようとすると質が下がるし、結局手間が増えてしまう事が多い。自分の予算と相談して、適切なサービスを選んで欲しい。

 

記事執筆:(株)イノーバ。イノーバでは、コンテンツマーケティングのノウハウを詰め込んだ無料のebookや事例集をご提供しています。ダウンロードはこちらからどうぞ→https://innova-jp.com/library/

 

Photo Credit :Kit

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