ビズネット株式会社 文具・オフィス関連用品等、副資材の調達代行ビジネス

新規顧客の開拓を狙ったサイトリニューアル
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ビズネット株式会社
コーポレートサイトURL
https://www2.biznet.co.jp/
2018年に創立18周年を迎えたビズネット株式会社。BtoB 向けの文房具の通販事業から始まった同社のサービスは、今や購買業務・物流業務のアウトソーシング、外部カタログの連携など、大きな広がりを見せる。現在は文房具や工具のみならず、取扱い商材が飛躍的に拡大し、医療機器まで提供しているという。
クライアントのコスト削減や効率化に貢献し業務改革を推進する、時代にマッチしたサービスといえるだろう。日本中が働き方改革の実現に向けて動き出している現在は、同社にとって成長の好機であると同時に、革新的なチャレンジが求められている。
そんな気流に乗り、2018年1月にCloud CMOを導入し、コーポレートサイトをリニューアル。8ヶ月ほど経過した現在、目に見える効果が徐々に現れているという。サイト設計をメインで担当しているサービスイノベーション部 イノベーション&WEB推進課 課長の野村勲氏と、担当課長の塩瀬華子氏にお話を伺った。
これまでの施策では「持続性」が不足していた
「新規顧客へのアプローチを目的として、これまでにもSEO対策やサイトリニューアル、リスティング広告など、考えられる施策を行ってきたと話す野村氏。しかし、当時のサイト設計には、いくつかの課題があった。
「Cloud CMOの導入以前は、それぞれの機能ごとに複数のベンダーを利用し、サイトの設計や更新を行っていました。ですから、常に膨大な手間とコストがかかっており、柔軟な対応ができていませんでした」(野村氏)
そういったもどかしさと共に、お二人が頭を悩ませていたのが、集客効果だった。何かしらの施策を打ったタイミングで一時的な訪問数の向上は見られるものの、それが持続しない。
「ここまで手間と予算をかけて取り組んでいるにも関わらず、一時の効果しか上がらず不満がありました。そこで、私たち現場の担当者が直接手を加えられるサイト設計に切り替えるため、ツールのリサーチを始めました」(野村氏)
「より柔軟に、より快適に」を叶えるツール
1つのシステム内であらゆるアイテムの発注ができ、経費削減と効率化が叶う「ネット調達」。そんな自社の最大の強みを打ち出すにあたり、コーポレートサイトに「オウンドメディア機能」を持たせたい。そう考え、さまざまなツールを探るなかで、目に留まったのがCloud CMOだった。
「類似サービスと比較検討したときに、CMSの提供とコンテンツの執筆代行をどちらもお願いできるサービスは他にほとんどなく、弊社が求めている条件にマッチしたことが導入の決め手でした」(塩瀬氏)
「これまでは複数業者を使用していたこともあり、システムを一本化したことでコストを大幅にダウンできたこともメリットでしたね」(野村氏)
他部署を通さず自身が直接手を加えるとなると、操作性が良く快適に使えることも不可欠な要素となる。その点、Cloud CMOは直感的に操作ができ、違和感のない使用感だったと塩瀬氏は話す。
「基本的な操作は最初からスムーズにできました。設定等でいくつか戸惑った点はありましたが、不明点が出るたびに問い合わせをしたところ、窓口の方が親切に対応してくださいました。サポート体制が万全で、安心して使えるのは嬉しいですね」(塩瀬氏)
SEO対策の成果で問い合わせの質が向上
Cloud CMOを導入して、もっともわかりやすく効果として現れたのは、SEO対策だった。同社が打ち出したい「ネット調達」をはじめとした複数のキーワードで、現在も検索の上位をキープできているという。
「サイト上に掲載しているコンテンツや定期的に配信しているコラム記事でも、適切なキーワード設定や仕組み作りを行っていることから、その効果が現れ始めているのだと思います。サイトデザイン自体も以前に比べてシンプルにして、打ち出したいメッセージをわかりやすく伝えられるようになったこともプラスに働いたようです」(野村氏)
サイト内の動線を最適化し、ユーザーが正しいタイミングで必要なページを閲覧することができれば、検索結果に反映されやすい。検索結果での上位表示とPV増に加えて、サイトを訪れる企業数も約30%増加。これらよって起こった変化は、「問い合わせの質の向上」だと塩瀬氏は言う。
「これまでは単純に『文房具を購入したい』といったお問い合わせが多かったのですが、Cloud CMO導入後は、アライアンスにまつわるご相談が増えました。トップページから弊社が提供できるサービスをご覧いただき、資料請求ののちにお問い合わせをいただく、という理想的な動線に近づいている手応えはありますね」(塩瀬氏)
文房具の通販業者から購買業務・物流業務のアウトソーシングへ。ちょうど大きな転換期に差し掛かっている今、サイトのリニューアルが同社にとって良い流れを作る後ろ盾になっていることは間違いないだろう。
次の一手は、さらなる顕在層へのアプローチ
より柔軟なサイト設計が可能になり、目に見える成果が出始めているとはいえ、まだまだ顕在層は存在する。広範囲の商材を扱い、あらゆるジャンル・業態の企業をサポートできる体制が整っているからこそ、「どこまでもサービスの可能性を追求したい」と野村氏は意気込む。
「ネット調達の拡大を大々的に掲げていますが、それはモノをつなげるだけでなく、もっと広がりのあるサービスであると私たちは考えております。まだ伝えきれていないサービスの可能性を掘り下げることで、新規のクライアント様からもご興味を持っていただけるよう、サイト構築に取り組んでいきたいと思っています」(野村氏)
また、同社では革新的な新サービスの開発にも鋭意努力しているとのこと。現状、月に1本の頻度で更新しているコラム記事をはじめ、新サービスにまつわるキーワードを定めた、集客につながる良質なコンテンツの作成も引き続き行っていく
最後に野村氏はイノーバに対する期待のコメントで、インタビューを締めくくった。
「顕在層へ的確なアプローチを行いながら弊社の事業をご理解いただき、いかにクライアント様のニーズを引き出していくかが、今後の重要課題です。私共はまだまだWEBマーケティングの初心者ですので、御社にさらなるご指導をいただきたいところです。期待しております」(野村氏)
(2018年8月取材)
【企業プロフィール】
企業名 | ビズネット株式会社 |
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本社所在地 | 102-0076 東京都千代田区五番町12番地3 五番町YSビル2階 |
電話 | 03-5860-1000 (代表) |
事業内容 | 文具・オフィス関連用品等、副資材の調達代行ビジネス |
コーポレートサイト | https://www2.biznet.co.jp/ |
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