ウェブサイトの直帰率を下げるための5つの手順

コンテンツマーケティング
あなたはウェブサイトの直帰率を普段確認しているだろうか?直帰率が低いサイトは、売上や問い合わせつながりにくくなってしまう。今回は、直帰率を下げるための手順に関して説明していきたい。
目次
直帰率とは?
直帰率とはページを訪れた訪問者が、他のページを閲覧する事なくサイトを去ってしまうことだ。Googleは、ページの総訪問者数のうち、1ページのみを閲覧して去ってしまった人の割合を算出している。
直帰率の平均値はどれ位か?
米国のアクセス解析ツールの会社であるKISSMetricsのデータによれば、直帰率は以下のように示されている。あなたのサイトは平均値に比べてどうだろうか?
サイトのタイプ |
直帰率の目標 |
全体平均 |
40.5% |
ECサイト |
20%~40% |
ランディングページ |
70-90% |
ポータルサイト |
10-30% |
サポートサイト(FAQなど) |
10-30% |
コンテンツ系サイト |
40-60% |
リードジェネレーション |
30-50% |
直帰率を下げるためにやるべき事
1 ユーザーの気持ちを理解する
誰がどんな目的で訪問しているのか?性別、年齢は?どんな情報を探しているのか?
2 ビジュアル面のチェック
サイトを訪問したユーザーは、最初の数秒でサイトに興味があるかどうかを判断します。これはいわば、お見合いのようなもの。相手の第一印象を損ねていないかチェックします。
- デザインが古臭いくないか?
- 文字が多すぎないか?
- 写真や画像は適切に使われているか?
- 写真の画質が悪くはないか?選定のセンスは良いか?
- 全体のトンマナに統一感があるか?
- 文字の配置やバランスは良いか?
3 コンテンツの長さを意識する
商品・サービスの説明が長いなど、縦長のページになる場合には、全体を項目に分ける。画像や動画などを入れて変化をつける。特に、モバイルで閲覧する場合に、文字量が多いと飽きられがち。
4 UIの改善
サイトはモバイル対応しているか?
検索ボックスがわかりやすいところにあるか?
情報が見つけやすくカテゴリー化されているか?
動画や音声が自動に再生はNG。
ポップアップが使い過ぎてないか?
ページの読み込みに時間がかかり過ぎていないか?
5 次に何をすればいいかが明確である事
訪問者がページを訪問した目的を達成するために、取るべきアクションが明確に判るようにする。
ファーストルック(Above the fold)で、フォーム記入や問い合わせボタン等がすぐ判るようにするなど。
まとめ
どうだろう?参考になっただろうか?上記の項目はいずれも効果的なウェブサイトを作る上で欠かせない要素である。一度、顧客の立場で見直してみるのがおすすめである。
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記事執筆:(株)イノーバ。イノーバでは、コンテンツマーケティングのノウハウを詰め込んだ無料のebookや事例集をご提供しています。ダウンロードはこちらからどうぞ→https://corporate.clst01.innova-jp.net/library/
Source:?Kissmetrics
Photo Credit:Cary and Kacey Jordan
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