コンテンツマーケティング企画のコツを紹介(バックストーリー)

コンテンツマーケティング

全ての会社に始まりがあり、ブランドを設立するまでのストーリーが存在する。そんな“裏話(バックストーリー)”をブログや自社サイトのコンテンツに上手く取り入れることで、読者はそのブランドに興味を持ち始める。

しかし、ただストーリーを長々と書けば良いというわけではない。大切なのはどのような「内容」を伝えるかである。

ここでは「人を惹きつけることができるバックストーリー」を書くのに役立つ方法を、いくつか紹介しよう。

「起源」を探る

「いつ」「どこで」アイデアが浮かび、「なぜ」それが特定の商品化されたのか。自らが手がけたという場合は丁寧に記憶を探る。そうでない場合は、開発者についてリサーチし、事の始まりを調べる。アイデアが商品になった「きっかけ」を探ることで、「ストーリー」が始まる。

シーンを具体的に描く

その物語の中の「重要人物」「場所」を特定する。そして、その人物がその時にそこで何をしていたか、流れていた音楽、ニュース、天候など、「シーン」を作り出すことでリアル感がでる。このように、アイデアがひらめいたときの状況や、「商品にしよう」と決めた瞬間を描き出すことで、読者もその雰囲気をリアルに思い描くことができる。

感情を言葉で表現する

感情の基本である、「喜怒哀楽」を言葉で表現しよう。1つのアイデアを商品化するときの自信、不安、興奮、情熱などの感情を伝えることで、主人公(「重要人物」)の意欲や動機を裏付けることができる。また、読者が心情を疑似体験する十分な要素にもなるだろう。

失敗を打ち明ける

裏話に「失敗談」は必ずある。アイデアがとんとん拍子に商品になるストーリーは夢を与えることはできても、リアリティに欠けてしまう。読者はとんとん拍子に進んだストーリーは楽しく読めても、主人公と自身を重ね、身近に感じることはないだろう。

読み手は、失敗談ほど物語の登場人物に感情移入する傾向がある。ゆえに、なぜ、失敗してしまったのかを公にすることで、共感を呼ぶことができるのだ。

そうした失敗談に共感した読者は、「応援したい」「がんばれ」という感情を持ちながら物語の先へ進んでいく。

起死回生

絶望的失敗に直面してからの盛り返しほど、物語に勢いを与えてくれるものはない。ヒーローものの映画にもあるように、一度敗北した方がストーリーに味がでる。

失敗という暗闇から一体「何が」きっかけとなって、立ち上がることができたのか。読者はそれを知りたいと思うだろう。その「転機」を明確に突き止め、言葉にしよう。

その後、アイデアや商品の何を捨て、何を取り入れたのか、どこを変えたのか具体的に説明してもよいだろう。

シンボルを利用する

「シンボル」は、文字が発明される遥か以前から使用されていた人間のコミュニケーションの起源である。シンボルを使用した物語の伝達は非常に強力なものであり、人間の脳裏に言葉以上に焼き付けられる。

ゆえに、特定の商品のシンボルを決め、その由来を話しデザインを紹介しよう。物語に深く関連したシンボルを使用することで、商品とシンボルを力強く結び付けることができる。

読者はこのシンボルを見るたびに、「物語」を思い出すだろう。

まずは書いてみよう

上記に挙げたポイントを念頭に、「いつ」「どこで」「何を」していたか、まず描写してみよう。そして、オーディエンスが物語に入りやすいように、その時の「気持ち」や商品の「シンボル」を使い、ブランドのルーツをビジュアル化しよう。

これらの要素が直接その商品の特徴・機能・メリットにつながって、バックストーリーの基盤になるように、物語を構成していこう。

まとめ

コンテンツマーケティングの最も重要な要素の一つとされる「ストーリーテリング」。人を惹きつけるような「物語」をしっかり提供できているか疑問に思ったとき、上に挙げた方法を参考に、ぜひ会社の裏話(バックストーリー)を語ってみてはどうだろうか。