旧来のSEOを覆す!Google のAuthor Rank(オーサーランク)とは?

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みなさんはAuthor Rank(オーサーランク)という言葉をご存知だろうか?これはGoogle が現在導入を進めている検索アルゴリズムの名である。

以前の記事で、Google のパンダアップデートやペンギンアップデートのSEOへの影響をご紹介したが、このオーサーランクも既存のSEOにより大きな影響を与えると考えられている。この変化にいち早く対応するためにも、まずはオーサーランクがどのようなものかをこの記事でしっかりと確認して欲しい。

コンテンツ作成者への評価が検索ランキングを左右する

オーサーランクは簡単に言うと、コンテンツの作成者の評価を検索ランキングに反映する検索アルゴリズムである。パンダ・ペンギンアップデートによってGoogle は、被リンクの多さといった指標からコンテンツの質を重視する方針へ舵を切った。

このコンテンツ重視の流れを加速させるのがオーサーランクである。良質なコンテンツを作成した「作者の功績」も検索ランキング評価の対象にするのがオーサーランクの目的である。

オーサーランクによって良いコンテンツ(評価の高い作者)のランキングが上がり、被リンクの多さ等で無理やりランクを上げたコンテンツ(評価の低い作者)のランキングは下がるので、パンダアップデートよりもその衝撃は大きいとさえ考えられている。

本当にオーサーランクは導入されるのか?

オーサーランクはほぼ間違いなく導入の方向に進んでいる。Google の検索スパム対策の責任者であるマット・カッツ氏も「Google は長期的にオーサーランク導入に取り組む」という見解を2012年に示している。

さらに同氏はFacebookやtwitterのような発信者がわかるSNSは非常に重要であると語っていることからも、コンテンツ作成者の評価を非常に重視していることが分かる

参考: Matt Cutts of Google confirms the introduction of Author Rank Matt Cutts confirms: social signals do matter, also looking at author reputation

良質なコンテンツの作成が重要なことに変わりはない

Google が良質のコンテンツとその作成者を高く評価する方針にブレはない。これはコンテンツマーケティングにとっては追い風である。

THE CONTENT MARKETINGで何度も紹介してきたように、大事なことは良質なコンテンツを作り続けることである。パンダ・ペンギンアップデートではコンテンツの質が、オーサーランクではコンテンツの作成者が評価される。

つまりコンテンツマーケティングで良質なコンテンツを作成すれば、コンテンツ・作成者という2つの評価を同時に上げることができるのだ。

※ Google+にコンテンツ作成者情報を入れる方法は下記リンク先が詳しい SEOは新時代へ – パンダ・ペンギンに続く新たな鉄槌「AuthorRank」とは?

まとめ

オーサーランクが与える影響力の大きさとコンテンツマーケティングの優位性を掴んでいただけただろうか?Google の方針から考えると、これからはコンテンツマーケティング効果は一層高まっていく。

コンテンツ作成者に対する評価は積み重ねが大事だ。コンテンツ作成者としての高い評価は大きな財産となる。ぜひとも今すぐにコンテンツマーケティングに取り組んでほしい。

参考:AUTHOR RANK Photo: surrealpenguin

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