あなたのコンテンツマーケティング、採点結果は何点?オーディット(Audit)を行ってみよう

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングの重要さは理解した。いろいろなコンテンツを作成、発信してみた。

……次は何をすればいいの?

そんなとき、ぜひ行ってほしいのが、コンテンツのオーディット(検査)。これまで作成してきたコンテンツを全て見直す作業である。

手間暇がかかるが、その結果に満足がいくはず。ターゲット顧客の確認。足りないコンテンツや不必要なもの、再利用可能なものの割り出し。サイトやブログの構成の見直し。SEOの確認。オーディットで得られる情報は、挙げていけばきりがない。

今日は、どのような手順でオーディットを行えばよいか、その結果をどのように解析し、今後につなげていけばよいかを学んでみよう。

スタートは目的の再確認

オーディットを開始する前に、まずはマーケティングの目的を再確認しよう。自社がターゲットにしている顧客は誰? そのターゲットからどんな反応を期待している? これがはっきりしていないと、コンテンツの方向性に一貫性が表れず、見る人にもメッセージはうまく伝わらない。

また、現在抱えている問題点の再確認も必要である。リファー率が少ない? 検索エンジンからの訪問者数が少ない? SNSでの「いいね」の率が低い?

これを認識することで、重点を置くべきオーディットのポイントが明確になる。

オーディット進行術、6カ条

マーケティングに関するアドバイスを提供するサイト、Smart Insightsでは、オーディットの効率的な進め方として、以下の項目が挙げられている。

1.評価システムの作成 オーディットで成し遂げたい目的に沿った、評価システムを作ろう。ウェブやブログのページを、それぞれ評価していこう。(例:5段階評価を使用。「5」は問題点なし。「3」は多少の手直し。「1」はリンク切れなどで、ページが機能していない、削除の必要ありなど)

2.サイトにおけるコンテンツの構成の確認 コンテンツが多すぎる、まとまりがない、カテゴリー違いのものがある、などといった問題がないかの確認をしよう。

3.編集者視点のレビュー 編集者目線、読者目線からのコンテンツの確認だ。トピックはターゲット顧客に合っている? 最新の情報が提供できている? 文法の間違いや文字の打ち間違いがない? コンテンツの中身や言葉遣い、メッセージ性は、自社の個性やイメージから外れていない?

4.パフォーマンスの測定基準の設定 Google Analyticsなどの統計データを使用すると、サイトの人気度やパフォーマンス内容が明白に。訪問者数、直帰率、コンバージョン率、1訪問あたりのPV(ページビュー)数、平均滞在時間、参照元URLなど。

5.コンテンツの在庫確認 コンテンツ数、内容を再確認するための在庫確認。URL、タイトル、内容説明、作成日・更新日、種類など。Excelなどを使用し、見やすい一覧表を作ろう。

6.一気に終わらせようとしないオーディットは手間暇がかかる。全てを一度にやろうとせずに、グループに分けるなどして、少しずつ手をつけよう。それにより、予期していなかった課題や問題を、次のオーディットに活かしていける。

定期的なSEOオーディット

Googleのアルゴリズムは頻繁に更新・改善がされている。常に検索結果の上位に表示され、コンテンツを人の目に触れさせるには、SEOの定期的なオーディットは欠かせない。

現在うまく行っている方法でも、半年後にどうなっているかはわからないのが現実。多くのエキスパートは、1年に2回は行うことを勧めている。

タイトルやメタ記述、URLの構造、テキストのフォーマット(H1、H2の使用。太字やイタリック体で重要項目をハイライトするなど)の確認、内部のコンテンツのリンクがうまくいっているか、内部・外部のリンク切れはないか、画像や動画のサイズや内容、ページのロードにかかる時間の確認などが、オーディット内容として挙げられる。

クリアな目線でコンテンツの見直しを

こうやって並べてみると、オーディットは決して「イージー・タスク(朝飯前の仕事)」ではない。

しかし、定期的な取り組みを開始してコツをつかめば、コンテンツの内容における問題点や改善点が明確に見えてくる。

ターゲット顧客が求めているものは何か。人々が求めているものは何か。必要ないと感じているものは何か。無駄の少ない、ピンポイントなコンテンツマーケティングを成功させるうえで、必要不可欠な情報である。

情報をきちんと整理整頓することで見えてくる、コンテンツの真の価値と採点結果。

現在、コンテンツの集客力に満足している会社も、そうでない会社も、ぜひ、定期的なオーディットを取り入れて、自社のコンテンツの現状を把握し、改善につなげてほしい。

参考記事: Content auditing: Why, When and How? How to Prepare for Your Content Audit Why You Need to Conduct a Full Audit for Successful Content Marketing How to Audit Your Website Content for SEO

関連記事: 読者がついハマってしまう、強烈なコンテンツの書き方 コンテンツマーケターのストレスを減らす方法~テクノロジー活用と経営者の論理性が鍵 すぐに実行できる!ビジネスブログ作成のために、業界関連のコンテンツをキュレーションする方法