カタい業種でもファンと盛り上がる!Facebookページで求められる存在になろう【Facebook事例 ピクテ投信投資顧問】

コンテンツマーケティング
カタい業種、真面目な話題、感覚や感情ではなく頭で考える必要のある商材では「Facebookページは盛り上がらない」と思い込んでいませんか。
確かに簡単ではないのですが、Facebookページを盛り上げることは可能です。それどころか、他の会社が苦戦しているぶん、上手くいけばファンも集めやすくなります。
本当にファンに求められるものを、最適な形で届ければ、ファンもしっかりついてきてくれるのです。今回はピクテ投信投資顧問のFacebookページをご紹介します。
ターゲットが必要としている情報を発信
ピクテ投信投資顧問のFacebookページでは、ファンド関連情報、マーケット関連情報など、ターゲットの求めている情報や気になる情報を発信しています。ポイントは以下3つです。
1.大事なところだけに絞る?ブログで詳細情報を語っており、Facebookページではそのサマリーが記載されています。
?ユーザーがFacebookのニュースフィードを流し見していても、大事なところだけを短時間に読むことができるのです。
なお、投稿文の最後ではブログへ誘導しています。
2.やさしく解説する?新聞や自分で検索した末にたどり着いた記事ではないぶん、Facebookを見ている人は「読もう」と身構えているわけではありません。そのため、情報はできるだけわかりやすいかたちに整えて提供していくべきです。
また、もしキャンペーンや広告で集めた投信初心者のファンがいるならば、専門用語や難しい言葉は避けたいですね。
3.話題性のあるテーマを選ぶ?やはり「今」話題になっているものや、他の媒体でも見たという話は、ニュースフィードに流れてきた際に注目してもらえる可能性が高いものです。
そういった意味では、上のキャプチャにある「話題のニュースをやさしく解説!」シリーズは、見てもらいやすくわかりやすい良い投稿と言えるでしょう。
画像にこだわる
Facebookにおいて、画像の良し悪しで「いいね!」の集まり方が全く異なります。そのため、形のないサービスを扱う場合には、画像で悩むケースも多いでしょう。
ピクテ投信投資顧問のFacebookページは、画像が秀逸です。全体がモノクロで、一部が青という画像を使用しています。ポイントは以下2つです。
1.ブランドイメージをアップさせる
投稿内容にあわせた写真選定と、洗練された配色とバランス。このセンスの良さが、統一したブランドイメージを届けてくれます。
金融関連のFacebookページは、配色や画像に写る対象物に品がないと安っぽさが出てしまったり、信頼感を損ねる危険性すらあります。
しかし、ピクテ投信投資顧問の画像からは、高級感や安心感が伝わってくるのです。
2.名前を覚えてもらえる
すべての画像に「PICTET」という文字とロゴが入っています。何度も繰り返しこのロゴを見ることで、名前を覚えてもらえそうですね。いざというときに想起してもらえるかもしれません。
ターゲットにあわせたキャンペーン
キャンペーンの内容・告知ともに、しっかりファンにあわせています。
1.ターゲットだけが集まる賞品
Facebookの懸賞キャンペーンで難しいのは、賞品の選定です。誰でも欲しくなるような賞品を選んでしまうと、自社のターゲットとは異なる人が集まってしまい、後からFacebookページの運営の足をひっぱることになりかねません。
ピクテ投信投資顧問では、スイス・ロマンド管弦楽団の来日公演チケットとワインを賞品にしていました。
?特に、スイス・ロマンド管弦楽団の来日公演チケットは、まさにターゲットとなる人に好まれそうな内容になっています。「誰でも」が応募しそうではないというところがポイントですね。
2.宣伝色が薄い
投稿でもキャンペーンの告知が必要になるわけですが、宣伝色が強かったり、キャンペーンばかり前面に押し出した内容だと、ノイズになってしまいます。
しかし、ピクテ投信投資顧問では、「日本とスイスの共通点」「日本とスイスが国交を樹立して150周年」「スイス・ロマンド管弦楽団の来日公演を率いるのは、若き日本人指揮者」といった話題から、キャンペーンを紹介しています。
まさに、ターゲットの好みや気質を知っているからこその投稿! 自分たちの知らせたいことも、ファンに嫌がられずに伝えていく技術がありますね。
細部まで配慮が行き届いたピクテ投信投資顧問のFacebookページでは、多くの「いいね!」やコメント、シェアが集まっており、支持されている様子が伝わってきます。
運用ノウハウよりも顧客を知るべき
Facebookページの運用の成否は、何を投稿するかにかかっています。いくら運用ノウハウを知っていても、ファンにあったコンテンツを作ることができなければ意味がありません。
まずは、徹底的に「ファンが求めるものは何か」を考えてみてはいかがでしょうか。
※本記事はFacebookを活用する企業事例を集めたブログ「Facebookプロモーション国内事例集」からの転載です。一部内容を編集してお届けしています。
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