マーケティング参考事例 ~USPベストプラクティスのご紹介

コンテンツマーケティング

USPの重要性については、前の記事で既にご説明しましたが、どういった成功事例があるのか、いくつかのベストプラクティスをご紹介しましょう。ぜひ、あなたのビジネスに役立てていただきたいと思います。

マストブラザーズ チョコレート

article144_2.png

マスト兄弟は、他の誰よりもチョコレート作りに入れ込んでいます。このチョコレートへの並々ならぬ情熱そのものが彼らの素晴らしいUSPとなっているのです。彼らのチョコレートは全ての工程がハンドメイドで製造されています。製造へのこだわりは勿論のこと、目を引くスタイリッシュなパッケージデザインもまた多くの人の心を引きつけています。最も注目すべきは、原料へのこだわりで、創業当初、チョコレートに最も適したカカオ豆を探すため、帆船で世界中を旅して持ち帰ったそうです。これは、どのチョコレート会社にもできない忘れ難いチョコレートへの愛の話しと言えます。

TOMS トムスシューズ

article144_3.png

あなたが1足買うたびに、TOMSから子供たちに新しい靴が贈られます。One for One.

これは彼らのUSPです。つまり、1足の靴が購入されるたびに、靴を必要としている世界中の子供たちに靴が贈られる仕組みになっているのです。2006年に創業者のBlake Mycoskeyがアルゼンチンを旅行した際に、現地の子供たちが靴を履いていないのを目にし、そのような子供たちを救いたいという思いからTOMSは立ち上げられました。2012年6月現在で世界中の靴を必要とする子供たちに200万足以上の靴が贈られています。

Outspoken Media

article144_4.png

Outspoken Mediaはインターネットマーケティングの会社です。かれらの特筆すべきUSPは、インターネットマーケティングに関するブログにあります。彼らのブログは、あつかましく、そして大胆で、思ったことを物おじせず発言している点で明らかに異彩を放っています。また、彼らの会社が100%女性で構成されている点もインターネットマーケティング会社では非常にユニークであり、彼らのUSPとなっています。

Kiva(キヴァ/キーヴァ)

article144_5.png

Kiva(キヴァ/キーヴァ)は、マイクロファイナンスを行うNPO機関です。マイクロファイナンスとは、「貧しい人たちを対象とした小口金融サービス」のことです。 従来の金融機関は、信用力のある富裕層に限って金融サービスを提供してきました。マイクロファイナンスでは、今まで金融サービスを受けられなかった貧しい人たちを対象として、金融サービスを提供し、彼ら(彼女ら)の経済的自立を支援しています。 それは、寄付とも異なる新たなサービスのかたちです。Kivaは2005年にマイクロファイナンスを開始し、既に100万ドル以上、世界の貧しい起業家たちに融資しています。

まとめ

ご紹介した4つの成功事例のどれも独創的で個性的であることを感じていただくことができたでしょうか。強いこだわりや強い個性、新たな市場、新たなサービス、新たな発想、そういったものが彼らの強いUSPとなり、強いメッセージを我々に放っています。 それらのメッセージは、一度目にし、耳にすると忘れがたいものとなり、我々の心に強い印象を残します。彼らは、莫大なコストをかけてプロモーションを行っているわけでもありませんが、その評判はたちまち広がり、大きな成果をあげているのです。

Photo Credit:vicenteclub18