もしIT企業のギークなおっさんがレディー・ガガの「ポーカーフェイス」を歌ったら!

コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングでは、お客さんの役にたつコンテンツをたくさん発信して、お客さんの信頼をえることがとても大事なテーマです。
役に立つコンテンツを地道に作るのも大切なんですが、この際おもいっきり目立ちまくってお客さんの注目を集めるというのはどうでしょうか?
今回ご紹介するのは、そんな「目立てばイイんじゃね?」的なノリでIT企業のさえない男性社員がハジけにハジけた動画を作った結果、バイラルに拡散されてマーケティングが大成功してしまったというケースです。
名付けて「もしIT企業のギークなおっさんがレディーガガの“ポーカーフェイス”を歌ったら」、略して「もしガガ」です!
どっかで聞いたことある名前ですね!
もしIT企業のギークなおっさんがレディー・ガガの「ポーカーフェイス」を歌ったら!
同社は医療カルテを導入する中規模ベンダーで、400社ほどひしめく競合他社を出し抜く方法を模索してきました。
そこで同社は「ライバルが400社もいるんだから、とりあえず目立って注目してもらうしかないんじゃね?」的なノリで動画コンテンツを制作することにしました。
同社が思いついたのが、同社の電子カルテシステムのインターフェースの良さをレディガガの大ヒット曲「ポーカーフェイス」の替え歌にして歌っちゃえというアイデアでした。
そうです、インターフェイスとポーカーフェイス。ただのダジャレです。
そこでレディ・ガガ役に白羽の矢が立ったのが、同社のIT部門に勤めるさえない男性社員のジャスワニ君です。 初めは「え、俺がガガやるの?」と乗り気ではなかったかもしれませんが、結局撮影にはノリノリで挑んじゃいました。
どうですか?完璧にレディガガでしょ!?
動画は、レディガガに扮したジャスワニ君が「俺たちのインターフェイスはHL7(これ、システム上大切なプロトコルらしいです)準拠なんだぜ~」という歌詞をポーカーフェイスのメロディに乗せてほかの社員たちと一緒に踊りまくるっていう内容です。
まっ、内輪でやれよって感じですよね。
ところが、この動画が公開されるとまたたく間にネット上で話題になり、ユーチューブ上では5000回以上も閲覧されちゃいました!
さらには、業界をリードする権威のある雑誌3誌にも取り上げられて、同社は業界内でも俄然注目度がアップしてしまったんです!
動画コンテンツってやっぱり鉄板なの?
今回ご紹介した動画は、ちょっと極端な例ですけど、やっぱり動画ってたくさんの人に注目してもらうにはとっても使えるツールみたいです!
でも一体どんな動画をつくれば、今回の動画みたいなバイラルな動画を作れちゃうんでしょうか?
その前に、知っておきたい動画に関する2つの豆知識をここでお伝えしましょう。
まずひとつ目は、ユーチューブ上では、1分あたり48時間にも及ぶ長さの動画が投稿されているということ。 2つ目は、動画を見る人は、開始冒頭の30秒以内にその33パーセントが動画を見るのをやめて、さらに開始1分以内には44パーセントがその動画から離れてしまうということです。
これだけ聞くと、えっ!動画を作っても人に見てもらうことすらできないんじゃ?と思われるかもしれません。でも、ここ最近バイラルな人気を獲得する動画の条件がだんだん分かってきているんです!
バイラルな動画を作るヒケツは?
では人気を獲得する動画には、どんな共通した条件があるのでしょうか?
その条件は次の3つです。
1. ノリの良い業界人:
その動画を取り上げて「これ面白くない?ちょっとみんな見てよ!」って感じでツイッターとかで情報を広めてくれる顔の広い有名人の存在が大切ってこと。どの業界にも広く顔がきいて新しいもの好きの人っていますよね?そうです、そんな人の存在が意外と重要なんです。
2. 同じノリのコミュニティ:
バカをやるにも仲間が必要なんです!「あいつなんか面白いことやってんじゃん!俺らもやるべ?」的なノリのやつらです。そういう連中が集まるといきなりデカいムーブメントになったりするんですよね。
3.マジかよ!?って展開:
人間予想外な展開にはビックリして興味を引かれるもんです。具体的には全然縁もゆかりもないものを一緒に並べるとかです。だっていきなり誰かに面と向かって「君ってカレーみたいだよね」って言われると、えっ?どういう意味!?なんで?って感じで注目しますよね。
ってことで今回ご紹介したレディ・ガガのパロディ動画をこの3点に即して考えてみましょう。 まずこの動画が公開された直後、この動画は業界の権威ある雑誌3社に取り上げられました。その記事では、「超クールなIT部門がいる会社。おもしろい。」と書かれました。そうです、ノリのイイ業界人に注目してもらったわけです。さらに、レディーガガのPVは毎回個性的な作品が多いため、そのパロディを作って楽しむ人たちのコミュニティが出来上がってました。そうです、同じノリのコミュニティにもこの動画は受け入れられたのです。 そして最後のマジかよ!?って展開に関してですが、そもそもさえない男性社員がレディガガの仮装で踊っちゃう時点でもうかなりマジかよ!?です。
まとめ
どうですか? もし自分たちの会社マーケティングどうする?って悩みがあるならいっそのこと恥を捨てて思いっきり目立つことやるって作戦もありかもしれません。 オフィスを見回してみてください。キャラが立った社員が一人や二人見当たりませんか? 彼らこそがあなたを助けてくれるコンテンツのカギになるかもしれませんよ!さあ、コスプレとビデオカメラを準備して世界を爆笑の渦に巻き込んでしまいましょう!
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