あなたのブログを誰も読まない理由とは?

コンテンツマーケティング
最近、良く知人からブログのアクセスを増やすためのアドバイスを聞かれる事が多い。今回はブログのアクセスを増やしたい人向けに耳の痛いアドバイスを書いてみた。
よくある日記ブログの問題点
あなたのブログには、テーマがあるだろうか?とりあえず、人に勧められてブログを開設したものの、特にテーマも無く、思いついた事を、書き続けているのではないだろうか?
もし、あなたが日記としてブログを書いているなら構わない。しかし、ビジネス目的でブログを書いているとしたら大問題だ。
はっきり言おう。テーマの無い「日記ブログ」を書き続けている限り、あなたは、一生ブログで集客する事は出来無い。
なぜ日記ブログで集客できないのか?
理由は簡単だ。多くの人にとってあなたの日常生活には1ミリも興味が無いからだ。 あなたが昼にラーメンを食べようが、カレーを食べようが、フランス料理を食べようが、興味が無いのだ。
どんなブログが読まれるのか?
では、どんなブログが読まれるのだろうか?それは読んで役に立つブログである。
自分の事を振り返ればすぐ判る。あなたは普段どんなブログを購読しているだろうか?
自分のビジネスに役立ちそうなサイト、あるいは、自分の趣味に役立つサイト、勉強になるサイトなど、そういうブログを登録しているのではないだろうか?
自分もそういう役に立つブログを書けばいいのである。
役に立つブログを書くための方法とは?
役に立つブログを書くために、最も効果的な方法は、明確なテーマを決める事だ。そして、1度決めたテーマについて、ひたすら書き続けるのだ。
例えば、このTHE CONTENT MARKETINGは、「Web集客のための海外ノウハウの紹介」がテーマである。そして、アクセス数は月間1万を超えるレベルまで増やす事が出来た。これは、ブログのテーマ設定のおかげである。
僕も、5月のブログ開設時は、明確なテーマを持っていなかった。なんとなく、自分の興味のままに、海外のビジネス情報全般を紹介していた。しかし、途中でテーマが広すぎると気づき、「WEB集客」にテーマを絞り込んだ。そして、アクセスを増やす事に成功したのだ。
編集者になったつもりで考えよう!
さらに言えば、あなたの頭を切り替えて、出版者・編集者として発想する癖をつけないといけない。以下のような問いを自問自答するのだ。
お客さんが必要としている情報は何なのか? お客さんは一体何に困って居るのか? どうやったら、お客さんに自分のメッセージを分かりやすく伝える事が出来るのか?
まとめ
ブログはWebで売上を上げるためには最高のツールだ。しかし、明確にテーマ設定された記事を書く必要がある。そして、テーマを設定する上では、お客さんに読んでもらえる情報は何なのか?と考えるのである。
さあ今度はあなたの出番だ。
あなたのブログには明確なテーマがありますか? もし、自分のブログのテーマを設定するとしたら、どのようなテーマに設定しますか?
[補足]2012年9月13日9月23日
先日、ブログに設置したメッセージリーフ経由で、早速素晴らしいコメントを頂戴したので、ご紹介させて頂きます。 メッセージリーフって何?という人は、こちらのブログ記事をどうぞ。「MessageLeafを導入しました」
コメントを下さったのは、外資系や日経大手企業向けに独自の人材研修プログラムを販売されているファブリスの鈴木さんです。友人の紹介で1度ランチをご一緒させて頂いた事があります。
鈴木さんから頂戴したコメント
「日記ブログを書いているファブリス鈴木です(笑)。自分の事はさておき、ですが、私が興味のあるブログに思うのは、その人の食べるものとか、その人が通ってる店とか、その人が行っている行動とかに興味が湧きますし、(そうした情報がコントロールされているとしても)その人を知る重要な情報になっています。
例えば、私自身が宗像さんを知ってから、お会いしたいな、と思ったのは、宗像さんのブログを通じて、その圧倒的な知識とそこに垣間見えるお人柄からではありますが、宗像さんという人に、なんらかの安心感が感じられるのは、FBだったか、ツイッターだったか忘れましたが、「ワイン飲んでます」とか、「子供の歌声で目覚めました」とか、そんな、自分と同じような、小市民としての生活を垣間見ることができたからです。
プロとしての情報発信にプロが反応する。それは確かにそうなのでしょうが、所詮、人と人とのつながりの中でのことなので、「まぁ、仕事の上では、難しいこと言ってても、この人も、家に帰れば、よきパパ、ママなんだよね。」みたいなことで、つながっていくこともあるんじゃないかと、ささやかに思いました。
例えば、藤田晋氏のブログも、素の個人が見えるところが、私には面白いと思うんです。ま、ある意味、アイドルだからなんでしょうけれども。また、FB、ツイッター、ブログと、その使い分けが重要なのかもしれませんが。
僕のお返事
鈴木さん、コメントありがとうございます。おっしゃる通りですね。バランスが大事なんだと思います。僕も、マーケティングの話題の中に、子供の育て方がまざってたりすると、ほっとすると言われたことがあります。
あとは、単純に検索エンジン対策としては、専門性を高めたブログの方が有利になるようです。引き続き、よろしくお願いします。
鈴木さんのコメント
宗像さん、ご多忙の中、早速のご返信をありがとうございます。なるほど、検索エンジン対策という面があるのですね。 今はお会いしたので大丈夫なのですが、宗像さんの、子育てについての記事に「ほっとする」という方の感想に禿同です(笑)。
一応、手前味噌ですが、弊社のHPにも載っている名古屋の大学で教えているショーンオコネルという講師は、東京でのエージェントを探していた時、2、3か月、私の日記ブログを読んで、この人だったら会っていいんじゃないか、と、名古屋から連絡をくれて、東京まで会いに来てくれました。宗像さんがおっしゃるように、バランスなんでしょうね。
僕が思った事
もともとのブログ記事では、日記ブログは良くないと断言しましたが、鈴木さんからのコメントも確かに一理ありますよね。鈴木さんの指摘されている点は「顔が見える」の大事さ、なんだろうと思っています。僕は、ブログはオフィシャルな場、プライベートなコメントは、TwitterやFacebookで書くようにしています。
ちなみに、鈴木さんのブログConnecting dots.を拝見しましたが、鈴木さんの企業研修や人材育成に関する想いが伝わって来る、とても良いブログです。想いやビジョンで共感を得る、ソート・リーダーシップ型のブログを書かれているなと感じました。なので、ご本人がおっしゃるほど、日記ブログを書かれている訳ではないと思っています。
どうでしょうか?皆さんは、ブログで仕事の情報発信とプライベートとどの位の割合が良いと思いますか?僕は、目安としては、7対3かなーと思っています。
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