マーケターのためのビジュアルコンテンツに役立つアプリ8選

コンテンツマーケティング

2014ソーシャルメディアマーケティング・インダストリーレポートによれば、今後は画像やオリジナルビデオ、インフォグラフィックスなどの「ビジュアルコンテンツ」が、さらに注目を集めるだろうとのこと。

コンテンツマーケティングに不可欠なオリジナルの「ビジュアルコンテンツ」を簡単に、しかも無料で作れる、優れもののアプリとデザインツールを8つ紹介しよう。

脳はテキストよりもビジュアルを好む

マーケティングにおいて、なぜそれほどまでに、視覚が重視されるのだろうか? それは、単に体裁が良いというだけではない。人間の脳は、もともと視覚から情報を得ることに長けているのだ。

Market Domination Mediaのブログ記事「The Power of Visual Content [Infographic](ビジュアルコンテンツの力)」(ビジュアルコンテンツの力)では、ビジュアルコンテンツが効果的な理由として、以下のことを挙げている。

  • 脳に伝わる情報の90%はビジュアルなものである。
  • 視覚情報は文章よりも6万倍も速く脳に伝達される。
  • 40%の人が文章よりもビジュアルコンテンツに好反応を示す。
  • 人間のコミュニケーションの93%は非言語によるものである。

また、ウォートン・ビジネススクールの調査結果によれば、視覚を使用したプレゼンテーションは、使用しないものと比較して、説得力が増すとのこと。

1.コピーライト・フリーの画像集を使おう!

画像のないコンテンツはもはや、オーディエンスに無視される存在と言っても過言ではない。とはいえ、著作権の問題もあり、勝手にWeb上から画像をコピーするわけにもいかない。

コンテンツのイメージは重要なので、オーディエンスに興味と好意を持ってもらえるものがベストだ。そこでおすすめなのは、「Unsplash」と「New Old Stock」である。どちらも著作権フリーの画像アーカイブのため、安心して使用できる。

また、Unsplashのサブスクリプションサービス(利用期間に応じて対価を支払うもの)は、10日ごとに受信トレイに直接10個の画像を配信してくれるため、毎日更新するブログでも、いつも新しい画像を利用できる。一方、New Old Stockは、公共のアーカイブから雰囲気のあるヴィンテージ写真を提供している。テーマ、トピック、カテゴリーで画像を閲覧することはできないが、他にはない特別な写真が見つかるだろう。

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出典:Unsplash

 

2.アニメーションビデオを簡単に作ろう!

現在、ご存じのように業界では動画マーケティング旋風が巻き起こっている。オーディエンスは動画が大好きだ。あなたが、時間や経費の問題で、動画マーケティングから距離をおいているとしたら、ぜひ「PowToon」をのぞいてみてほしい。

PowToonはとてもシンプルなアプリで、簡単にアニメーション動画の制作を手助けしてくれる。また、たくさんのテンプレートやアニメーションで使用できる図形、オブジェクトやエフェクトの豊富な品揃えが特徴だ。プレゼンテーションや製品仕様書で使用すれば、説得力と魅力を高めてくれるだろう。

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出典:PowToon

3.自分のカラーパレットを作ろう!

視覚には、形はもちろんのこと「色相(色のバランス)」も重要だ。「Adobe Color CC」は、自分だけのカラーパレットを作ったり、見つけたりすることができる。これだ! と感じる色のバランスを見つけたら、それぞれのコード(RGB、HEX、LAB、CMYK、HSBなど)を控えておこう。どのようなデザインツールでもコードを入力すれば、自分がいつも使っている色を利用できる。

4.シンプルなグラフィックスを素早く作成しよう!

Canva」は、コンテンツマーケターにとって福音といっていいようなフリーのデザインツールだ。多数のイメージ画像(有料のものもある)を使って、ブログ、グラフィックス、ボタン、ソーシャルメディア画像、ビジネスカードなどを作成することができる。

まずは、Canvaのサイトを訪れて登録をしたら、チュートリアルを見てみよう。その後、自分で画像を選び、テキストを入力してみるといいだろう。インターフェースは直感的なので、多少トレーニングをすれば、すぐにグラフィックスを作れるようになる。

5.データを格好よく見せよう!

コンテンツにインフォグラフィックスを取り入れたいと考えているのなら、おすすめは「Piktochart」だ。サイトを訪れ、登録を終えれば、すぐにインフォグラフィックスを作成することが可能となる。

テーマやベースとなるテンプレートが豊富にそろっているので、こちらもツアーガイドを見ながら、データやテキストを入力して独自のインフォグラフィックスを作ってみよう。作成したら、画像をシェアしたり、サイトに埋め込んだりと、簡単な操作でアップできる。

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出典:Piktochart

6.スクリーンショットに強調を加えよう!

伝えたいポイントを強調するには、メッセージをバックアップする画像を使用することが効果的だ。こういった場合、「Awesome Screenshot」が使えるツールだ。ほとんどのスクリーンショットのツールは画像を撮るだけで、何か追加したい場合は、別のアプリケーションで開く必要がある。

Awesome Screenshotは、スクリーンショットを撮った後、強調したい部分に矢印線や図形、テキストを追加することができる。ただし、このツールはブラウザー拡張なので、機能を追加する必要があり、しかもweb画面以外はキャプチャできない。使い方は、日本語で解説しているサイトも多数あるため、検索してみて欲しい。

7.格言を魅力的に見せよう!

偉人や有名人の格言は、オーディエンスに深い感銘とコンテンツにさらなる説得力を与える。また、PinterestのようなSNS上で、バイラルコンテンツとして格言を引用するのもなかなかのアイデアだ。

ただ、格言を引用するだけでは、インパクトに欠ける。より魅力的に見せるために利用したいのが、「QuotesCover」だ。eカードやFacebookのカバー、twitterのヘッダーなどに使える。メインは英語の格言だが、カスタマイズもできるので、自分の好きな名言、格言で使用も可能だ。ちょっと賢く見せたいという人は必見だ。

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出典:QuotesCover

8.スマホやタブレットのディスプレイに好きな画像をはめ込もう!

アプリまたはWebサービスのプロモーション用に、タブレットやスマートフォンなどの端末でその製品を使っている場面をイメージさせる画像がほしい場合もあるだろう。そんなときに利用したいのは、「Placeit」だ。このアプリは、タブレットやスマートフォンのディスプレイを模した画像の中に、自社製品のアプリやWebサービスを表示した、はめ込み画像を作成できる。

端末の画像と自社の製品画像を組み合わせ、よりユーザーの印象に残るプロモーションを実施することが可能だ。

Placeitの使用方法を示した動画

 

 

 

もちろん、無料で利用できるが、写真には著作権保護マークが入る。著作権保護マークが入らない写真を利用したい場合は、8ドルで画像を購入する必要がある。

まとめ

時間をかけてビジュアルコンテンツを作成するなら、簡単に美しく作れるツールを活用しよう(無料であるのも重要だ)。今回ご紹介した8つのツールは、簡単に学習でき、かつ、品質も無料とは思えないほどの出来栄えを提供してくれる。ぜひ利用してみてほしい。

また、この8つのアプリ以外にも使えるツールは存在する。写真にテキストを挿入できる「Word Swag」、Instagramを愛用しているなら「Pixlr-o-matic」、イメージ写真を美しく編集したければ「A Beautiful Mess」などのアプリがおすすめだ。

これらは海外のアプリのため、ややハードルが高く感じるかもしれないが、翻訳ソフトを活用するなどして、ユーザーが少ないうちに試しに使ってみよう。他にはないリッチなコンテンツで注目を集めること間違いなしだ。