もうちょっと長居して!ブログの滞在時間を伸ばす9のコツ

デジタルマーケティング
あなたのブログ訪問者の滞在時間は、平均でどのくらいだろうか。「もうちょっと長くいてほしい」と感じている人も、少なくないだろう。
読者の多くは、ブログを訪れてから10秒~20秒で、「その記事を読み進めるか or サイトから離れるか」を決めるそうだ。
つまり、その10秒~20秒の間に、「読みたくなるブログ」と思わせなければならない。せっかく時間をかけて生み出したコンテンツも、たったの10秒で離れられてしまっては、伝えたいことも伝わらないだろう。
そこで今回は、Heidi Cohen氏の「10 Ways You Can Increase Time On Blog」という記事などをもとに、少しでもブログの滞在時間を伸ばすための、9つのコツを紹介しよう。
1. ブログの読み込み速度を速くする
訪れたブログの読み込みが遅いと、ページを読み進める前にブログを離れてしまうだろう。
読者は、「短い時間で多くの情報を得たい」と考えている。プラグインなどを使って、ロード時間の改善を図ろう。
2. 検索ボックスを目立つ場所に
ブログに検索ボックスを設置すると、読者は欲しい情報に素早くアクセスできる。
しかし、肝心の検索ボックスが見つけづらい場所にあるとすれば、読者は検索する前に、ブログから離れてしまうかもしれない。ぱっと見てわかりやすい、目立つ場所に設置するようにしよう。
3. ナビゲーションを設置しよう
読者がブログ内で迷わないために、ナビゲーションの設置も必須事項。
カテゴリーや過去記事、最新コメントを充実させることで、アクセスビリティも高まる。フッターリンクを整理し、充実させるといった工夫も有効だ。
4. 人気記事ランキングを掲載
ブログのなかで人気のある記事、トップ5(もしくは、トップ10)を表示しよう。
よく読まれている記事は、読者がブログの内容を把握するための、よい指標となる。執筆者にとっても、人気記事の傾向から、読者の需要も探れるので一石二鳥だ。
5. ブログ内関連記事を載せる
投稿された記事の最後に、ブログ内の関連記事へのリンクを貼ることも効果的だ。
関連した他の記事ページへの誘導が期待でき、滞在時間を引き伸ばせる。WordPressなどのCMSでは、関連記事を自動で提案してくれるプラグインもあるので、ぜひ導入しよう。
6. 「はじめての方へ」「ごあいさつ」「自己紹介」などのページを用意する
これは、ブログの種類によりけりだが、初めて訪れる読者のために、「最初に読むべきページ」を用意しておくのも有効な手段となる。
親切な導線設計によって、読者を迷わせることなく、ブログのゴールまで導ける。
7. 視認性に気をつけよう
読者が、記事を読むかどうかを決める大きな要素として、フォントサイズやフォントカラー、ブログ全体のテーマカラーの視認性も、非常に大切である。
デザインを意識しすぎて、奇抜な色使いにしてはいけない。読者の立場に立ち、「読みやすさ」にこだわろう。
8. 余計な情報を排除する
ブログで伝えたいことと関係のない情報は、排除したほうがよいだろう。
一度に多くの情報を与えようとするよりも、シンプルなほうが読みやすく、ブログの意図も伝わりやすい。
9.「お問い合わせ」を設ける
ブログの制作者とコンタクトが取れる方法があるかどうかも、滞在時間に影響を与える。
「お問い合わせ」やコメント欄、メールアドレスを表示することで、その場で生まれた読者の疑問に答えることができる。
まとめ
冒頭でお伝えしたように、「読みたくなるブログ」と思わせなければならない時間が、10秒~20秒と聞くと、かなり短いように感じてしまう。
だが、ここでご紹介した9つのコツを参考に、「数秒間」で人を惹きつける見せ方ができれば、読者は長く、ブログにとどまり続けるだろう。
あなたのブログへの滞在時間を伸ばすために、ぜひ実践してみてはいかがだろうか。
参考元: 10 Ways You Can Increase Time On Blog Top 5 ways to Increase Your Visitor’s On-Site Time
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