ランディングページの信用性を高め、離脱率を抑えるための6つのポイント

デジタルマーケティング

ランディングページの最適化(LPO)に力をいれていますか?

ランディングページへは、リスティング広告やディスプレイ広告、検索エンジンの検索結果といった、様々な道筋からアクセスしてくる。その道筋によって、訪れたビジターの目的や動機自体が異なるケースが大半だ。

そして、あらゆる方面からランディングページを訪れたビジターの信用を5秒で勝ち取ることができなければ、サイトからの離脱率を抑えてコンバージョン率を高めることは困難だ。

例えば、FBIの捜査官が、Tシャツとジーンズでドアの前に現れて質問を始めたら、まずは本物かどうか疑うだろう。しかし、きちんとした身なりとともにIDカードを見せられれば、すぐに信用してしまう。人を信用させるとき、第一印象はとても大事だ。

同様に、ランディングページでの離脱率を抑えるためには、まずは、サイトを訪れたビジターに何を目的としたランディングページなのかを即座にわからせ、ビジターのベネフィットにフォーカスしたコンテンツや情報を提供することが重要だ。結果として、コンバージョン率をぐっと高めることができる。

そのためには、信用できるランディングページを作ることが何より大切だ。そこで、ランディングページを訪れたビジターの信用を得るためのポイントを、6つにまとめて紹介しよう。

1.自社ブランドのイメージを統一する

インターネット広告やランディングページ、自社サイトなどの全てを通して、メッセージやビジュアルに関して整合性を取ることが大切だ。バナーなどのインターネット広告とランディングページでメッセージやイメージが異なると、サイトを訪れたビジターに戸惑いを与えることになる。

2.eBookなどは一部公開する

eBookなどの配布と引き換えに、メールアドレスやコンタクト先を入手しようとしているのなら、まずは、eBookの第1章など、テイスティングにあたる一部分を誰でも見れるように公開することだ。公開しているその部分に価値があれば、顧客はメールアドレスと引き換えにしても、全文入手したいと思うはずだ。

3.購買をせかすようなセールスのセオリーを使わない

「お買い得」「今が買い」「限定品」「タイムセール」といった言葉で、顧客の購買欲をプッシュするのは控えたほうが良い。さほど効果が上がらないどころか、不信感を抱かせる。

今どきのネットユーザーは、誇大広告やいかがわしい話を察知するアンテナが鍛えられているからだ。真実をありのままに伝えよう。

同様の理由で、ビジターがランディングページから他のページへ移動する際に、ポップアップウィンドウを表示させる仕組みを設けている場合は、すぐに止めることをオススメする。

これによる効果は一時的なものにすぎず、サイトを訪れたビジターに不信感を与えるので、かえってマイナスだ。

4.実績の根拠を示し、宣伝方法を工夫する

例えば、「+191%コンバージョン率アップ」といったキャッチコピーを掲げたインターネット広告からランディングページへと訪れた場合、そのビジターは具体的なアイデアを期待しているはずだ。

そのときに曖昧な記述ばかりではっきりした根拠が示されていないと、ビジターはがっかりして離脱していく。

インターネット広告で惹き付けたビジターをランディングページに連れてきた後は、実績や根拠をきちんと示すことが大事だ。オンラインリサーチや比較購買になれた人たちにはなおさら、事実を正確に伝える必要がある。

有名人ご推薦といった宣伝方法は、単なるコマーシャルと思われる可能性もあるが、信頼性を得る足がかりにはなるだろう。自社製品を現在利用者している人数の表示や、ユーザー体験談といった事実は良い宣伝になる。

5.セキュリティポリシーやプライバシーポリシーを明示する

デジタルIDによる電子認証サービスを利用している場合、その提供会社のロゴを示したり、パートナーや関連会社などのロゴを表示したりすることで、信頼性を高めることができる。

それと同様に、利用規約や、プライバシーポリシーなどを明確にすることも信頼性を高めるためには必須だ。その際には、法律用語を多用した説明だけでなく、誰にでもわかるような要約をつけるといいだろう。

メールアドレスを含めた個人情報の入力フォームには、個人情報が外部の手に渡らないことをしっかり明記しておくと、安心感を与えることができる。

6.リード文を工夫し、電話番号などの会社情報を明記する

ランディングページでは、インターネット広告の見出しコピーを補足して、それをさらに惹き立たせるようなリード文が必要だ。

シンプルでわかりやすく作るのがコツだ。そして、伝えることは1つの目的にフォーカスし、ランディングページの概要が明確に把握できるよう意識しよう。

信頼を得るためには、ランディングページに電話番号を載せることだ。そしてどういう会社が運営して、どういうビジネスを行なっているかをわかるようにしておくことが、信頼を得るための第一歩だ。

まとめ

インターネット広告で、100人、1000人といった多くのビジターをランディングページに導くことができても、そこで全員がすぐに立ち去ってしまっては意味がない。

今回ご紹介したようなテクニックを使って、ランディングページの信頼性を高めると同時に離脱率を抑え、ぜひコンバージョン率を高めるのに役立てて欲しい。

参考元:?15 Ways to Increase Trust in Your Landing Pages?10 Idiot-Proof Ways To Generate Trust With Your Landing Page Copy

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