マーケティングチームをゴールへと導く！優秀なチームリーダーの5つの共通点とは？

デジタルマーケティング

2014.10.13

ユーザーへ直接情報を伝達することが可能になり、もはや、「ビジネス成功の鍵は、マーケティングが握っている」といっても過言ではない時代。

マーケティングにおいて、たいていの仕事は、人と人が協力し合って目標を達成するチームプレーが求められる。チームメンバーがどれだけ力を発揮できるかは、リーダーの素質と手腕にかかっている。

今回は、優秀なチームリーダーが持っている共通点として、リーダーに必要な要素を5つにまとめてご紹介する。

マーケティングチームを伸ばすリーダーが持つ5つの力

流動的なユーザーの関心やトレンドに、的確にリーチする必要があるマーケティングにおいて、リーダーの仕事は、チームを確実にゴールへと導くことだ。

そのためには、まず目指すべきゴールの共有が欠かせない。同じ目的意識を持つことで、マーケティングチームが一丸となって、目標に向かって突き進むことができるからだ。

また、マーケティングチームで目標を達成するために、それぞれが役割を分担し、何をするべきなのかを、日・週・月単位で明確にしてあげることで、各人が時間を無駄にすることなく、ゴールへ向かうことができる。

リーダーは、マーケティングチームにとってお手本となる人でなければいけない。誰もが「あんなリーダーにはなりたくない」という人の下では、人材は育たないものだ。

そうならないためにも、チームのお手本として仕事をこなす姿を見せていこう。

マーケティングの知識はもちろん、挨拶などの勤務態度もリーダーの人柄が出やすい。そういう面でも、「お手本にしたい」と思われるリーダーを目指そう。

リーダーが、個々の能力を最大限に引き出してあげることで、マーケティングチーム全体の成果を伸ばし、ゴールへの達成を可能にする。

そのためには、適材適所に役割分担をするだけでなく、一人ひとりがうまく仕事をできているかケアしていこう。モチベーションが下がっているメンバーに対しては、質問を投げかけながらコミュニケーションを取り、コーチングを行うことで、軌道修正していくことができる。

また、社内の勉強会を開くだけではなく、社外のセミナーや研修に積極的に社員を送り込もう。

そこで学んだ内容をチーム全体にシェアすることで、セミナーに参加した社員の知識の定着になり、人前に立って話す練習にもなる。さらには、外部のセミナーや研修に参加していないチームメンバーも、マーケティングの幅広い知識を身につける機会となる。

マーケティングチームの雰囲気は、リーダーによって全く異なる。「居心地が悪い雰囲気で働きたい」という人は、いないだろう。チーム全体を活性化させるには、コミュニケーションの円滑化が求められる。

マーケティング活動は一連の流れであり、何かが欠けていると、それだけでマーケティング全体の効果が落ちてしまう。

リーダーが、率先してマーケティングチームメンバーそれぞれとコミュニケーションを行い、さらには、ランチ・ミーティングなどを実践し、チーム全体が、定期的にコミュニケーションしやすい環境を整えよう。

マーケティングチームが目標としているゴールを一度達成すると、達成感とともに、当初持っていたやる気が薄れてしまうことがある。

一度だけではなく、「次もゴールを達成したい」と思えるようにするためには、工夫が必要である。それぞれのメンバーが仕事にやりがいを感じながら働けるように、各メンバーの希望に合わせて仕事を割り振り、「やりたい仕事」ができるように協力しよう。

「楽しい」と率先して仕事に取り組んでくれるようになれば、自然と結果もついてくるものだ。

マーケティングチームメンバーが、「この人についていきたい」と思うリーダーは、今回ご紹介した5つの要素を持っている。

企業における商品やサービスを熟知し、ユーザーの傾向を素早くキャッチする能力はもちろん、マーケティングチームのことを誰よりも考え、真摯（しんし）に取り組んでいる姿から、メンバーは、リーダーの情熱を感じるものだ。

口ではなく、行動で示せる。そんなリーダーは、どこにいっても愛される人気者ではないだろうか。

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