トップクラスのコンテンツクリエイターが意識すべき5つの習慣

コンテンツマーケティング
もう皆さんはお気づきであろう。
・人々が「求めている」ものはコンテンツだ。
・人々が「シェアする」ものはコンテンツだ。
・人々が「買うか、買わないか」を決めているのはコンテンツだ。
ほとんどの企業が「コンテンツマーケティングは欠かせない!」と気づきはじめた今、求められるのは、優秀な能力を持ったコンテンツクリエイターだと言える。
では、どうすれば「トップクラス」にたどりつけるのか?
今回は、早く始めれば始めるほど効果的な、「5つの習慣」をご紹介したい。
目次
その1.誰よりも「情報通」になる!
業界関連ニュースは、ただ毎日読むだけではなく、何かしら新しい情報を「探し出す」ことを意識しよう。情報の量と新鮮さでは、インターネットに勝るものはない。お気に入りサイトはブックマークし、日々チェックして欲しい。(もちろん、The Content Marketingのフォローもお忘れなく!)
だが、1つのソースにこだわらず、複数のリソースを使いこなすことが重要だ。本や新聞・雑誌などの紙媒体、もしくはソーシャルメディアなどを含めた、「人的なつながり」から得られる情報も見逃してはならない。
どれだけ多角的に、多くの情報を得られるか。
それが、コンテンツの完成度をあげるキーになるのだ。
その2.とにかく書く!
そのように述べたが、やみくもに書くという意味ではない。
定期的に書くという「習慣」を「習性」にするのだ。「書くことを目的に書く」と創造性のあるアイディアは生まれてこない。
朝起きて、歯を磨いて、コーヒーを飲む……そのリラックスした延長線上に、書くという行為があることをイメージしてみよう。
だが、実際に書きはじめるときには、2つの緊張感も必要だ。
ディティールにこだわること
タイトル1つで、コンテンツ全体が台無しになることもある。また、文法や読みやすさもマーケティングに大きく影響することを知ろう。
量と質のバランスを考える
検索エンジンで上位を狙うためには、量が必要だが、低質なコンテンツでは意味がない。
Google のパンダアップデートは、より質の高いコンテンツを求め、ペンギンアップデートは、その中から自然に集められたリンクを価値のあるもののとみなす。
もう、ライティングの誤魔化しは通用しない。質の高いコンテンツを書くことは絶対条件なのだ。
その3.コンテンツキュレーションする力をつける!
世の中で見たこともない、斬新なアイディアを創り出すことは至難の技だ。そこで生まれたのが、「コンテンツキュレーション」という考え方である。
すでに発信された様々なコンテンツを収集し、そこから得られる情報を独自の視点で再編集していくというものだ。古いコンテンツでも、情報を分析し、現在のトレンドや話題性の高いニュースと組み合わせることによって、フレッシュで価値のあるコンテンツとして蘇らせることができる。
その技術とセンスは、今後ますます必要となっていくに違いない。
その4.データ主義になる!
クリエイターと書くと、突飛で、予測不能、独創的な考え方をする人、というイメージもあるが、優秀なコンテンツクリエイターは「数字」で動く。
表現を売るのではなく、売るために表現しなければならないからだ。
そのためには徹底的なデータ主義になろう。
たとえば、定期的にサイト解析をする。どのトピックが人気か? コンバージョン率は? レイアウトはこれでOK? キャッチコピーのA/Bテストの結果は?
将来のコンテンツ制作も、あらゆるデータを参照し、クールに判断していくことが大切なのである。
その5.子供並みの好奇心を持つ!
「これ、なーに?」
3歳くらいの子供たちはとても好奇心が強い。
だが、聞かれたことに答えようとして「あ、実は自分もよく知らない」ということに気づかされることもある。
大人になればなるほど、経験が邪魔をして、普段、「たぶん、こうだろう」と思い込んでいることが多くあるが、よく調べてみると、本当は違うものだったり、ほかにもいくつもの意味を持っていたりする。コンテンツを制作する際に、これほど恐ろしいことはない。
当たり前、常識とされることほど、「どうしてだろう?」「本当なのだろうか?」という疑問を常に持つことが重要なのだ。
その強い好奇心こそが、問題を解消する際の、大きなきっかけとなるだろう。
まとめ
良質なコンテンツをつくるだけに終わらず、ビジネスの目標に対し、そのコンテンツがどのような影響を与えていくのか。
私たちは「つくる、その先」を考えられるクリエイターを目指していこう。
それを、人は「トップクリエイター」と呼ぶのではないだろうか。
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