ウェブサイトの直帰率をGoogleアナリティクスで確認するには?

コンテンツマーケティング

企業のウェブサイト担当者にとって気になる「直帰率」。サイトの入り口となるページなど、他のページの閲覧につなげたいページで高い数字が出ている場合は、サイトの回遊率を上げるための対策が必要になります。

今回は、Googleアナリティクスでの直帰率の確認方法と、直帰率の下げ方をご紹介します。

直帰率とは

「直帰率」とは、ユーザーがサイトを訪れたとき、最初にたどり着いたページだけを見てそのサイトを去ってしまった割合のことです。よく似たものに「離脱率」がありますが、Googleアナリティクスのヘルプでは、この2つについて、次のように解説しています。

  1. 離脱率は、個々のページのすべてのページビューで、そのページがセッションの最後のページになった割合を示します。
  2. 直帰率は、そのページから始まったすべてのセッションで、そのページがセッションに存在する唯一のページだった割合を示します。
  3. ページの直帰率は、そのページで始まったセッションだけが計算の対象になります。

上記の3.で説明されているとおり、直帰率の計算では、「そのページで始まったセッションだけが計算の対象になる」点がポイントです。直帰率は、「そのページの直帰数÷そのページから始まったセッション数×100」という計算方法で導き出されます。

※「セッション」とは、ユーザーがサイトを訪れてから離脱するまでの間に行う一連の行動のこと。あるユーザーがサイトを訪れてから離脱するまでを1セッションとカウント。

※「離脱」とは、サイト訪問者が次の段階(ページ)に進まずに、他サイトに移動して退出したり、そのページを出口としてブラウザを閉じたりすること。

ウェブサイトの直帰率をGoogleアナリティクスで確認するには_画像1.jpg

一方、「離脱率」を計算する際には、ユーザーがそのサイト内で何番目にそのページを訪れたかにかかわらず、そのページから離脱した割合を導き出します。これは、そのページが開かれた回数のうち、どのくらいの割合で「離脱」されたかを表すもので、「そのページの離脱数÷そのページのPV数×100」という計算になります。

ウェブサイトの直帰率をGoogleアナリティクスで確認するには_画像2.jpg

 

アナリティクスでの直帰率の確認方法

Googleアナリティクスでは、いくつかの方法で直帰率を確認することができます。例えば、以下のような方法があります。

  • サイト全体の直帰率:[ユーザー サマリー] レポート
  • 個々のページごとの直帰率:[すべてのページ] レポート
  • チャネルグループごとの直帰率:[チャネル] レポート
  • 参照元とメディアのペアごとの直帰率:[すべてのトラフィック] レポート

それぞれの方法での直帰率の見方をご紹介します。

サイト全体の直帰率

  1. Googleアナリティクスを開きます。
  2. 左側にあるメニューから「ユーザー」→「サマリー」を選択します。
  3. セッションの折れ線グラフの下に、サイト全体の「直帰率」が表示されます。
  4. Googleアナリティクスのレポート画面を開きます。
  5. 左側にあるメニューから「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」と進み、すべてのページのデータを表示します。
  6. ページごとのデータ一覧の右のほうに、「直帰率」が表示されます。
  7. Googleアナリティクスのレポート画面を開きます。
  8. 左側にあるメニューから「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」の順にクリックします。
  9. 流入別のデータが表示されます。「行動」の項目の中に「直帰率」のデータがあります。
  10. Googleアナリティクスのレポート画面を開きます。
  11. 左側にあるメニューから「集客」→「すべてのトラフィック」→「参照元/メディア」の順にクリックします。
  12. 参照元とメディアのペアごとのデータが表示されます。「行動」の項目の中に「直帰率」のデータがあります。

個々のページごとの直帰率

  1. Googleアナリティクスのレポート画面を開きます。
  2. 左側にあるメニューから「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」と進み、すべてのページのデータを表示します。
  3. ページごとのデータ一覧の右のほうに、「直帰率」が表示されます。

チャネルグループごとの直帰率

  1. Googleアナリティクスのレポート画面を開きます。
  2. 左側にあるメニューから「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」の順にクリックします。
  3. 流入別のデータが表示されます。「行動」の項目の中に「直帰率」のデータがあります。

参照元とメディアのペアごとの直帰率

  1. Googleアナリティクスのレポート画面を開きます。
  2. 左側にあるメニューから「集客」→「すべてのトラフィック」→「参照元/メディア」の順にクリックします。
  3. 参照元とメディアのペアごとのデータが表示されます。「行動」の項目の中に「直帰率」のデータがあります。

※参照元/メディアの欄には、「yahoo / organic」といった形で表示されます。この場合、「メディア」というのは、流入元の種類のことで、「参照元」とは、流入元が具体的にどこかを表します。例えば、「yahoo / organic」と表示されている場合は、yahoo検索の検索結果をクリックして訪れたユーザーということになります。

[ユーザー サマリー] レポートや[すべてのページ] レポートで直帰率が高いことが判明した場合、[チャネル] レポートを確認することで、特定のチャネルに問題があるのかをチェックできます。少数のチャネルの直帰率のみが高い場合は、そのチャネルに使用している広告に問題がないかを確認します。さらに、参照元とメディアのペアごとの直帰率をチェックすることで、特定の参照元のみに問題がないかなど、より細かい分析を行うことができます。

直帰率を下げるには

直帰率をチェックしたときに、「0%」など低すぎる値が出ていて「おかしい」と感じた場合は、アナリティクスのコードが重複している可能性があるので、注意します。テーマとプラグインの両方にコードを入れていないかなど、原因を確認します。

また、直帰率が高くても、「ユーザーがそのページに満足していない」ことにはならない場合もあります。例えばヘルプぺージなどであれば、その1ページだけでユーザーが知りたい情報を得られれば、必然的に直帰率は高くなるはずです。滞在時間なども併せて確認しながら、ユーザーの満足度をチェックしましょう。逆に、冒頭でも述べたように、サイトの入り口となるページなど、他のページの閲覧につなげたいページで直帰率が高い場合は改善策を講じる必要があります。ページやチャネルの種類や業界ごとの直帰率の平均などを参考に、自社サイトの直帰率の目標を立て、それより高くなったら、以下のような方法で直帰率を下げていきます。(※「あなたのサイトの平均率、平均より高い?低い?」の記事へのリンクを貼る※)

KWを見直す

Googleサーチコンソールなどで、ユーザーの検索キーワードを確認します。もしサイトの内容との関連性が薄いキーワードが使われているようなら、キーワードを見直す必要があります。多くのユーザーが、「自分が思っていたサイトとは違う……」と気づいて去っている可能性があるからです。

広告を見直す

先ほども少し触れたように、特定のチャネルのみの直帰率が高い場合などは、紛らわしい広告がないかもチェックします。「化粧品の販売サイトなのに、サプリメントの販売サイトと勘違いされている」といったことが検索キーワード等から判明した場合は、コピーを見直すなどして、本来サイトを訪れてほしいユーザーに訪れてもらえるようにします。

読み込み時間を短くする

ページの読み込み時間が長いことも、直帰の大きな理由となります。サイトのデザインに凝り過ぎて、ページ全体が表示されるまでに時間がかかりすぎると、その間に他サイトへ移るユーザーが出てきます。競合の多い業界では特に注意が必要です。「あのサイトは重い」という印象が一度つくと、ユーザーが他サイトへ流れて、なかなか再訪してもらえないかもしれないからです。

モバイル最適化

スマートフォンユーザーが多くなった今、モバイル最適化は欠かせません。ユーザーのストレスがたまるような見にくいサイトだと、見やすい競合サイトにすぐに移動してしまうでしょう。最初にアクセスしてくれたときに確実にユーザーを惹きつける必要があります。

配置を見直す

CTAボタンの位置が分かりにくいと離脱しやすいので、目立たせる工夫が必要です。また、知りたいことがどこに書かれているか一目でわからないと、探すのをすぐにあきらめるユーザーも出てくるので、コンテンツやリンクの配置が適切かを確認します。

コンテンツの質のアップ

直帰率が高いページのコンテンツを全体的に見直します。内容が必要十分か、他社と差別化されているか、文章が読みやすいか、ビジュアルは魅力的かといった点を1つひとつチェックしていきます。特に、ユーザーに長く滞在してもらいたいページでの滞在時間が短い場合は、コンテンツの質に問題がないか、さまざまな角度から確認します。

まとめ

Googleアナリティクスで直帰率を確認し、問題のあるページを改善していくことで、サイトの回遊率アップを図ることができ、最終的にコンバージョン率の増加へとつなげていくことが可能になってきます。ぜひ今回ご紹介したことを参考に、サイトパフォーマンス向上を目指してください。

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