Instagramの企業プロフィール作成の方法と運用のポイント

コンテンツマーケティング

Instagram(インスタグラム)は、写真に特化したSNSで、日本で1,000万人以上のユーザー数がいます。企業アカウントから写真やコメントを定期的に投稿し、それを見てくれる人が増えれば、大きな広告効果が期待でき、サイト集客の方法としても有効です。ここでは、Instagramの企業用アカウントの作り方や運用のポイントについてご紹介します。

Instagramの特徴と向いている商材

Instagramは写真や画像の投稿をベースとしたSNSです。FacebookやTwitterでも写真は投稿できますが、Instagramが他のSNSと異なるのは、撮影した写真をトイカメラ風やアンティーク風などに加工して投稿できること。アプリ内にはこうした加工を前提としたフィルターが多数用意されており、iPhoneで撮った写真でも簡単に美しく見せることができます。

こうした機能が備わっていることもあり、Instagramはファッション、コスメ、インテリア、雑貨、食品、スポーツ用品、車などの有形商材や嗜好性のある商材に適したSNSと言えます。

特に、「おしゃれ」「スタイリッシュ」「かわいい」「かっこいい」など、商品の見た目や背景にあるブランドの世界観を視覚要素で訴求したい場合、またユーザーが多い20-40代にアプローチしたい場合には有効な集客ツールとなります。

企業専用アカウントの取得方法

Instagramの企業用アカウント取得は、まず通常のアカウントを取得し、その後ビジネスプロフィールへ切り替えるという方法で行われます。

ステップ1. 通常アカウントを開設する

まずはスマートフォンのInstagramアプリを利用して通常のアカウントを取得します。ここで「Facebookでログイン」を選択してしまうと、後々にビジネスアカウントがFacebookの個人アカウントと紐付いてしまうので、電話番号またはメールアドレスから登録したほうがいいでしょう。

instagram1

電話番号(もしくはメールアドレス)、氏名、パスワード、ユーザーネームを入力する画面が出てくるので、それぞれ入力していきます。氏名は企業やサービス、ブランドの名前を、またユーザーネームは自社をイメージしやすくシンプルなものがいいでしょう。

instagram2

その後、Facebookアカウントや連絡先などからフォローする友達を追加する画面が表示されますが、ここはいったんスキップして構いません。ビジネスアカウントに切り替え後、企業の運用方針が決まったうえでフォローする相手を登録するようにしましょう。

instagram3

アカウントが登録されたら、右下のプロフィールボタンをタップし、「プロフィールの編集」からプロフィール写真や公式サイト、自己紹介文などを登録します。

instagram4

ステップ2. ビジネスプロフィールへの切り替え

一通り個人用アカウントの登録が終わったら、次はそれをビジネスアカウントへ切り替えましょう。右下のプロフィールボタンの「オプション」から「ビジネスプロフィールへ切り替える」をタップします。

instagram5

ビジネスプロフィールへ切り替えるためには、まずFacebookにログインして認証したあと、Facebookの企業用ページであるFacebookページとInstagramのアカウントをリンクさせる必要があります。

instagram6

認証が完了するとリンクさせることが可能なFacebookページの一覧が表示されるので、適切なものをタップします。こうすることで、Facebookページから連絡先情報や登録カテゴリなどが自動的にインポートされます。

instagram7

これでビジネスプロフィールへの切り替えは完了です。

instagram8

認証バッジはリクエストできる?

芸能人や著名人、人気ブランドなどのInstagramを見ていると、ユーザーネームの右隣に青いチェックマークがあることに気づくのではないでしょうか。これはそのアカウントが本人(もしくは本物)であることを証明するために付けられる認証バッチです。

ビジネスプロフィールへの切り替えが完了したら、この認証バッチも取得したいところですが、残念ながらこれはユーザー側からリクエストすることができません。そのため、ひとまずはユーザーネームに「_official」「(公式)」という文言を入れたり、Facebook、Twitterなど他のSNSのアカウントと連携したりして、公式のアカウントであることがユーザーに分かるようにしておきましょう。

Instagram運用のポイントは?

Instagramの企業アカウントを運用するうえでのポイントご紹介しましょう。

ポイント1:写真の美しさとブランドメッセージの統一

文章に頼らず、写真をメインとして訴えるのがInstagramの特徴です。フィード上には大手企業がプロのカメラマンを雇って制作したクオリティの高い写真も多数投稿されています。そのなかでブランドの認知度を高めたりファンを育てたりするには戦略と技術が必要です。

投稿する写真のクオリティがいまいちだと、他の投稿に埋もれてしまいます。必ずしもお金をかける必要はありませんが、一定のクオリティの写真素材の制作は必要です。

また、企業やブランドの固有性(ブランド・アイデンティティ)を写真で表現する必要があります。受け取る人によってイメージがぶれないように、トンマナ(トーン&マナー)の統一も重要です。ユーザーが、写真を見るだけでそのブランドを想起し、無意識のうちにブランドメッセージを感じるようになれば成功と言えます。

各有名ブランドの写真の表現方法やトンマナ統一について詳しくはこちらから

ポイント2:運用体制の整備

Instagramの運用には素材制作の体制を整えておくことが重要です。

高級感を演出したいブランドなら、プロのカメラマンやスタイリストなどが必要になる場合が多いでしょう。一方、日常的な消費財や食品なら、必ずしもスタジオで撮影したプロっぽい写真の方がよいとは限りません。その商品のある日常をiPhoneで撮っただけの写真でも、身近に感じてもらううえで効果を発揮する場合もあります。その商品に対して感じてもらいたいイメージや世界観によって表現手法を選びましょう。

参考:

ポイント3:投稿の際はハッシュタグをつける

Instagramでは、自分のフィードに流れてくるのはフォローしている人の画像のみで、見たい写真は別途ハッシュタグで探すという使い方が一般的です。他のSNSのように「いいね!」で拡散することもないため、フォロワー以外のユーザーへの広がりを期待するなら、必ずハッシュタグをつけて投稿するようにしましょう。

ハッシュタグは複数入れられますので、ユーザーが検索しそうな切り口をいくつも入れておきましょう。「#社名」「#商品名」だけでなく、商品カテゴリーや商品の特徴など。また、「#happy」や「#love」などの抽象的な言葉も利用頻度が非常に高いとされています。

ハッシュタグにも流行があるので、1人のユーザーとしてフィードを眺めてみて、気になるタグがあれば積極的に取り込んでみるのもひとつの方法です。

ポイント4:ユーザーを探してリアクションする

Instagramではタグを検索して写真を探すことができます。自社のブランド名や商品名、社名で検索し、商品を購入して写真を投稿してくれた人に、感謝の気持ちとともに「いいね!」ボタンを押していきましょう。こうした地道なコミュニケーションがコアなファンを育てていきます。

ポイント5:キャンペーンで新規ファンを獲得

Instagramマーケティングのキャンペーンを行い、ファンとのつながりを強めることも可能です。

スターバックスが2014年に行ったキャンペーンをご紹介します。スターバックスは、InstagramとTwitterを使って「ホワイトカップコンテスト」というキャンペーンを実施しました。

まずは、ユーザーにスターバックスのカップに絵を描いてもらい、それを写真に撮ってInstagramやTwitterに投稿してもらうように呼びかけます。その際に、#WhiteCupContest というタグをつけてもらいます。そして、投稿した人のなかから抽選で、自分の描いた絵がプリントされたオリジナルカップをプレゼントするというものです。

このキャンペーンでは3,500件以上の応募者が集まり、スターバックスはファンとのつながりを強めるとともに、「楽しさ」や「遊び心」といったブランドのメッセージを伝えることに成功しました。

まとめ

Instagramを効果的にマーケティングに活用して自社製品やサービスのファンを育てるには、ユーザーが楽しんでくれるような投稿を続け、少しずつ地道にエンゲージメントを高めていく必要があります。特に自社の世界観を伝達できるクオリティを写真を投稿し続けることが大切です。

20-40代向けの有形商材を持っている場合は、ぜひ企業アカウントを開いてみてはいかがでしょうか?

TOP