生産的なブレインストーミングを行うための3つのコツ!

経営・ビジネスハック
今回は、メリービズ代表の工藤博樹さんにゲストブログとして寄稿頂きました。
工藤さんはこれまで豊富な海外経験を生かして様々な企業でグローバルに活躍されてきました。
そんな国際人の工藤さんに今回から3回に分けて生産的なブレインストーミングを行うコツとそのやり方を教えて頂きます。
目次
クリエイティブなブレインストーミングを行うための3つのコツ!
よし!新しい企画を考えよう!みんなでアイディアを出し合おう!
そういって会議室にみんなを呼び、会議をはじめたがなかなか良いアイディアが出てこなかったことはありませんか?
今回は、ブレインストーミングをより建設的で有意義なものにするための3つのコツをご紹介しよう。この3つを意識してブレストを行えば、問題解決への筋道がすっきりと見えてくるはずだ!
ブレインストーミングをより生産的に!
ブレインストーミングは、組織やチームの皆のアイデアをもとに問題解決を行う際の強力なツールで、ビジネスや研究の場で広く用いられている。しかし、初めてブレインストーミングを行う前に、注意しなければならないいくつかのポイントがあります。有意義なブレストを行うために意識すべき3つのポイントをご紹介しましょう!
効率の良いブレストのコツとは?
「ブレストをグループで行うよりも個人でやった方が、思いつくアイデアの個数は多い」という心理学の研究結果が報告されている。ゼロベースで人が集まってブレストを行っても収拾がつかなくなり、時間がかかったわりには生産的でないブレストになってしまうこともあるのだ。では一体どうすれば生産的なブレストを行うことが出来るのだろうか?
1.ブレストのゴールを設定しよう!
・ブレストを行う際は、アイデアをゼロからその場で募るのではなく予めアイデアを設定してそれについて新たな知見を求めるやり方に変えて行こう!
・例えば、「自社のウェブサイトのユーザーを増やす方法を10個見つけよう!」とブレストのテーマを設定する。そして参加者にはこの目標に向かって各自のアイデアを出してもらう方がより合理的だ。
・より具体的には、参加者にブレストのテーマを事前に知らせ、セッションの前に各自でブレストをしてもらい、その内容に基づいてセッション内で互いにフィードバックを与えつつ、建設的にアイデアを出し合うようにしよう!
2.アイデアの批判はあくまでも建設的に!!
・ブレストにおいてお互いのアイデアを批評する場合はあくまでも建設的な批評に留めるのが原則だ。参加者が自由に発想するのを妨げるような批判を加えるのはご法度である!
・実際にブレストを行うさいは、セッション中の批判的発言は一切禁止して、ブレストが終わり実際に問題解決に取り組む場面になってから互いにその取り組みに批評するのが良い方法だろう。
3.ファシリテーターを決めよう!
・ブレストで自由にアイデアを募る中で、全体の議論の方向性が横道にそれないようにするためにブレストに骨組みを与えるファシリテーターの存在が必要だ!
・ファシリテーターは、ブレストの目標を参加する全員に理解させ、参加者全員がセッションで等しく参加できるようにし、常に議論が正しい方向に進んでいるかをチェックすることだ。
まとめ
いかがだっただろうか?今回ご紹介した3つのコツを意識すれば、皆のクリエイティビティを刺激して問題解決指向のブレストを行うことが出来るはずだ!是非お試しあれ!
工藤さんが執筆されたブレインストーミングに関する記事はこちら。
メリービズについて
20120830 MerryBiz Service Overview (http://merrybiz.jp) from Hiroki Kudo
工藤博樹さんのプロフィール
起業家/経営コンサルタント(特にオペレーション設計)/プロジェクトマネージャー
現在、リブ株式会社 CEO。カナダ生まれ。カナダ、シンガポール、フランス、日本育ち。
記事執筆:(株)イノーバ。イノーバでは、コンテンツマーケティングのノウハウを詰め込んだ無料のebookや事例集をご提供しています。ダウンロードはこちらからどうぞ→https://corporate.clst01.innova-jp.net/library/
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