個人事業主・フリーランサー必見!ひとりで事業をはじめるためのクラウドサービス32選

経営・ビジネスハック

起業したては、事業計画や顧客開拓の一方で、経理や管理などの事務作業や雑務に追われて何かと忙しいもの。

でも、雑務はなるべく効率的にこなし、より多くの価値を生む仕事に集中したいですよね。

ここでは、業務効率化を助けてくれるさまざまなクラウドサービスやツールをご紹介しましょう。

仕事の効率がみるみる上がる!事務系サービス

面倒で時間もかかる事務業務を軽減してくれる、さまざまなサービスがあります。

【ファイル管理系】メモ・ファイル管理で情報を整理整頓、共有も可能

膨大化する情報をすっきり整理したり、クライアントやプロジェクトパートナーと情報を共有したりするのに便利なのが、メモやファイルをオンラインで管理するクラウドサービスです。ネット接続環境さえあれば場所を選ばず、どこでも仕事ができるので、チームプロジェクトの共有サーバーですぐに情報共有したり、作業フォルダをバックアップしたりなど、多くのメリットがあります。

・Evernote

メモを作成・管理するためのクラウドサービスです。「メモや文章を書く」、「情報の収集」、「情報の簡単検索」、「アイデアや成果を発表する」などの多様な機能があります。画像や音声など形式を選ばず1つのメモとして保存できる、便利なワークスペースです。

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・Dropbox、Google Drive、One Drive、Box

上記4つのサービスは、データのクラウドストレージサービスです。すべての形式のファイルを、安全に保存することが可能。端末を選ばずどこでもアクセスできるため、仕事場を自由に選択したり、チームと簡単に情報を共有したりなど重宝します。そのほかにも、メールに添付できないような大容量のファイルの共有やバックアップにも活用できます。サービスにより容量や追加機能に違いがあります。

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【オンライン秘書代行】細々とした事務用件を代行

事務作業に時間が取られて、本来のビジネスに集中できない。個人経営者であれば誰もが抱えるそんな問題を解消してくれるオンライン上の秘書サービスです。

・Kaori-san

20分で対応できる用事を1件として委託できます。また、法人向けのオンライン電話サービスでは、固定電話番号を携帯電話で使用できるため、プロフェッショナルな印象を保つことができます。

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・CasterBiz

経理、人事、秘書業務等など日々の細かいバックオフィス業務を委託できるサービスです。依頼内容に合わせ、CasterBizが適切なクラウドワーカー(アシスタント)を選定し 、マッチングさせる仕組みになっています。

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【バックオフィス系】専門的な知識で事務作業をバックアップ

税務や保険、法律関連といった、さまざまな専門領域に関わる用件に対応するとき活用したいのが、クラウド型のバックオフィスサービスです。

・Bizer

契約作成、決算申告、役所への書類提出等の作業の代行や、税理士、社労士、司法書士、行政書士、弁理士といった専門家にオンラインで相談できるサービスを提供します。

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Gozal          

オンラインで、弁護士・弁理士・公認会計士・税理士・司法書士・行政書士・社会保険労務士にチャット相談・業務発注ができる、クラウドソーシングサービスです 。自分の課題を登録すると、全国の専門家からサポートの提案が届くので、値段や提案者の過去の実績を比較して最適な提案を選ぶ仕組みです。

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営業やマネジメントが円滑に進む!ネットワーク・プロジクト管理サービス

効率的な営業活動のためのネットワーク管理や、スムーズなプロジェクト運営を進めるのに役立つサービスです。

【名刺管理】集めた名刺が営業ツールに変身

クラウド名刺サービスでは、収集だけに終わっている名刺をビジネスに有効活用する各種サービスを提供しています。

Sansan            

スキャンした名刺をデータ化して、利用端末を選ばず、いつでもどこでも管理・利用ができます。名刺の検索、グルーピング、人物の詳細メモの記載だけでなく、会社別の組織図(会社マスタ)作成や「○日までに見積書を送付」など相手へのアクション管理にも利用可。人単位のデータベースであるため、職歴や人事異動の情報、過去の担当者や他部署との紐づけが可能で、営業活動の強化に効果的です。

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【プロジェクト管理】プロジェクト管理が驚くほど快適に

クライアントやパートナー企業とプロジェクト進行に活躍するのが、スケジュール表やガントチャートをまとめてくれるプロジェクト管理ツールです。Excelに比べて優れたユーザーインターフェースを持っているため、サクサクと快適にプロジェクトの流れを作成していくことができ、進捗の更新や計画変更にも簡単に対応できます

Brabio                

プロジェクトの連絡事項を共有できる掲示板機能に加えて、To Doリストの作成やメンバーのタスクの担当状況の把握、ひとりひとりの仕事状況の管理も行なえます。

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Backlog

豊富なユーザーアイコンや絵文字が使用でき、より“楽しい”コミュニケーション演出を特徴としています。「バーンダウンチャート」のようにプロジェクトの進捗状況を理想、予定、実績線で表す機能も備えています。

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共同作業が進めやすくなる!開発系サービス

現在のソフトウェアの開発は、ひとりに頼るのではなく、異なる業種、組織の複数のプログラマーが協力するのが一般的です。この共同作業をスムーズにするのが、プログラム開発者向けのクラウドサービス です。

【開発系】ソフトウェア開発はクラウドで知識の共有

ソフトウェアのソースコードの管理役として、コードの共有・公開やバージョン管理、開発者間のレビュー、コラボレーション機能などを備えたWebサービス です。、ユーザーは約970万人も。日本発では、Increments 株式会社が開発したプログラマのための技術情報共有サービスの「Quiita」があります。

・GitHub  

世界で約970万人ものユーザーを持ち、2015年6月には初の海外法人としてギットハブ・ジャパンが設立されました。 リソースを持たない個人事業主に限らず、世界中の企業で導入されています。

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・Qiita 

Increments 株式会社が開発した日本発のプログラマーのための技術情報共有サービスです。元グーグルのソフトウェアエンジニア及川氏の参加で話題を集めています。

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専門知識でバックアップ!経理・会計系サービス

経理や会計分野に疎い人には、専門業務の代行やサポートをしてくれるサービスがあります。

【請求管理系】経理書類の作成・管理を代行

経理関連業務で個人事業者の強い味方となるのが、クラウドで簡単に経理書類を作成・管理し、郵送してくれるツールです。見積書、発注書、納品書、請求書、領収書などをオンラインで一元管理できます。外貨や英文対応もしてくれるサービスもあるので、海外取引にも利用できます。

Make Leaps 

国内1万社以上のフリーランスや中小企業、大企業が利用するクラウド型請求管理ソフトです。エクセルやワードで作成・管理している見積書や請求書をクラウド管理することで、いつでも簡単に書類の作成、入金管理、電子送付・郵送などができます。

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・Misoca 

無料で使えるクラウド請求書作成管理サービスです。フリーランスを中心に愛用され、PDFでダウンロードできるのはもちろん、請求書を1通から郵送でき、シンプルで分かりやすいインターフェースが特徴です。

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・Board 

見積書や発注書から納品書、請求書まで自動生成する、効率的なバックオフィス業務の委託を行なっています。さらに、発注管理・案件単位の損益管理・営業の見込み管理・経営分析など、中小企業の業務全体を効率化して、経営を助けるクラウド型業務システムも提供。

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【会計系】資金繰りや決算業務などお金めぐりのサポート役

「freee」や「MoneyForward」などのクラウド会計ソフトは、請求書の発行から売買掛金の管理、資金繰りの分析までを行う会計業務のクラウドサービスを提供しており、経理業務の効率化や正確な決算書類の作成が可能になります。また、レシートや領収書をデータ化する「MerryBiz」のような経理入力サービスを利用すると、大幅な時間の節約になることもあります。

無料のお試しプランがある、シェア No.1 のクラウド会計ソフトです。決算書作成や確定申告など中小企業の経理・会計の事務作業を、自動化します。消費税増税やマイナンバー制度など税制・法制改正にも無料で自動対応しています。

・MoneyForward

マネーフォワードのクラウド型の確定申告・会計サービスである「MFクラウド会計」は、日々の会計業務を効率化します。金融機関の入出金情報を自動取得したり、勘定科目を自動で推測したりなどの手作業を大幅に削減できます。無料から始められて、Macにも対応します。

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・MerryBiz 

領収書やレシートに記載されている金額などをテキストデータ化するサービスです。利用者が領収書類を郵送すると、1週間以内にテキストデータ化され、領収書自体もスキャンされて画像データとして受け取ることができるため、これまでの手作業による間違いをなくし、作業時間の大幅な削減にもなります。

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【ネットバンク】ビジネス口座を安く運営できる

ビジネスのための口座を開設したい個人事業主には、ネットバンクがお勧めです。各行により条件は異なるものの、月々の振込手数料が無料であったり、振り込み手数料がかかる場合も一般金融機関より割安だったりします。コンビニATM利用手数料も回数限定で無料となったり、24時間休日でも利用したりできる柔軟性も見逃せません。

往信SBIネット銀行 

利用状況に応じて、コンビニATMの使用が月2~15回まで無料、他行への振込手数料も1~15回まで無料といった手数料面のメリットがあります。出入金に限度額がある目的別口座をつくることができるので、不正送金防止にもなります。

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ジャパンネット銀行 

個人事業主でも屋号で口座開設が可能なため、ネットショップ経営などにも利用できます。ネットバンク中でも高いセキュリティ対策が特徴で、法人・ビジネス向けのサービスが充実しています。

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・楽天銀行

日本で最大の口座数を誇る大手ネットバンクです。メールアドレスだけで送金可能な「メルマネ」や投資商品の展開もしています。2015年からは、JCBデビットカードと提携したポイント還元サービスも開始しています。

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【モバイル決済サービス】個人でも可能なクレジットカード決済

スマートフォンにカードリーダーを付けるだけで、クレジットカード決済できるサービスです。導入が簡単、初期費用や利用料がかからない、手数料が安い、入金までの日数が短いなど、どれも個人事業主には嬉しいメリットばかりです。

・Square 

スマホやタブレットに「Squareリーダー」を接続することで、簡単にクレジットカード決済ができる米国発のサービスです。また、振込手数料は無料で、売上代金が翌々日には振込される早さが特徴です。

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楽天スマートペイ 

Squareでは対応クレジットカードがVISA、MasterCard、アメックスに限られていますが、楽天スマートペイではJCBとダイナースクラブまで5種のカード決済に対応しています。

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Coiney

日本ベンチャーのモバイル端末を利用したクレジットカード決済サービスです。楽天スマートペイと同様、日本のクレジットカードにも対応しますが、小売店や飲食店では、JCBやアメックス決済の対応ができないなど制限があります。

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仕事につながる!コミュニケーション系サービス

メールや電話だけをコミュニケーションツールとするのは、昔の話。ビジネスに適したコミュニケーションサービスを活用することで仕事効率がアップします。

【コミュニケーション系】コミュニケーションもクラウド利用で改善

ビジネスシーンでも、クラウド型サービスやSNSを活用することで、コミュニケーションに改善に役立てることができます。

・chatwork

ビジネス利用に適合したクラウドコミュニケーションサービスです。グループチャット、タスク管理、ファイル管理機能があり、メールより素早いコミュニケーションを可能にします。SNS系サービスの弱点を克服した点で注目され、大企業や官庁向けのビジネスプランも装備しています。

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・LINE

ビジネス用途で活用できる公開型アカウント「LINE@」の設置で、フォローワーへのキャンペーン情報の一括送信や個別問い合わせに対応する1:1トーク機能、タイムライン/ホームへ投稿機能 などを利用できます。

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・Skype

無料で音声やビデオ通話が利用でき、メッセージ機能もあるサービスです。2015年4月からはマイクロソフト社が、インスタントメッセージをはじめ、音声通話やオンライン会議、在籍状況確認、VoIP(Voice over Internet Protocol)機能などを備えた大規模なビジネス向けコミュニケーションプラットフォーム 「Skype for Business」の提供を開始しています。

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・Facebook

ビジネス目的で自社のFacebookアカウントを設置することにより、フォローワーや潜在顧客とつながるコミュニケーションプラットフォームとして機能します。

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Webサイトはあなたのビジネスの顔!カンタンサイト構築系サービス

・WiX

プログラミングができなくても心配ありません。テンプレートを選んで、要素をドラッグ&ドロップするだけで簡単にあなただけのホームページを作ることができます。しかも無料ではじめられるので、多忙かつ資金を節約したい起業当初に最適なサービス言えます。ありがたい時代ですね……。

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・WordPress

ある程度のプログラミング知識がある方であれば、無料で使える定番CMS(Content Management System)、WordPressを使ったサイト作りにチャレンジしてみても良いでしょう。

なんといっても世界でいちばん使われているシステムだけあって、無料で使えるテーマやテンプレート、各種機能を追加してくれるプラグインが豊富なのが特徴です。前述のWiXなどより難易度はあがりますが、こだわりのWebサイトを作ることができます。一方で、アップデート対応やセキュリティ面も考えると継続的な運用には一定の知識が必要となります。

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・Cloud CMO Lite

個人事業主やフリーランサーの一番の悩み。それはなにを置いても「営業活動」でしょう。知人のツテや紹介だけでは仕事の幅が拡がらず、また“仕事を選ぶ”こともままなりません。そんな小規模事業者こそWebサイトを単なる“名刺代わり”に留めておいてはもったいない。「Webサイトに営業してもらう」ことが重要です。

あなたの専門性を活かした情報(コンテンツ)をブログ等で発信し、潜在的なお客さんをWebサイトに集客。メールマガジンへの登録やお役立ちコンテンツの提供を通して信頼を積み上げ、仕事へと繋げていく……個人でも「コンテンツマーケティング」は可能です。Cloud CMO Liteは、個人事業主やフリーランサーなど、小規模事業者がコンテンツマーケティングをはじめるためのすべてが揃ったクラウド型のマーケティングツール。月額2万円以下であなたのWebサイトが優秀な営業マンに。

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ひとりでもここまでデキる!各種サービスを利用しよう

起業にあたって大切なのは、メイン事業に集中することです。そのためには、クラウドサービスや便利なツールを賢く利用し、業務の効率化を図ることが必須であり、成功への近道でもあります。まずは、どのようなサービスが自分の事業に必要か、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。