コンテンツマーケティングでまずはじめに発信するべき情報とは?

コンテンツマーケティング

近年ではコンテンツマーケティングの手法が広まってきたことで、ちまたでは多くの企業がオウンドメディア(自社メディア)の立ち上げ、運営に奔走しています。

そんな世の中の流れを受け、コンテンツマーケティングの導入を考えている企業の方、コンテンツマーケティングでまずはじめに発信するべき情報は何だと思いますか?

「コンテンツ」はクリエイティブじゃなくてもいい

大手有名企業のオウンドメディアのように、毎日何本も更新されるノウハウ記事? 

専門知識がふんだんに盛りこまれた社員ブログ? 

もしくは著名人のインタビューや、経営者同士の対談記事? 

ユニークな切り口で商品やサービスを紹介する斬新な記事?

そのイメージがまず、勘違いの発端です。コンテンツとして成り立つのは、何もこうしたクリエイティブな記事だけではありません。

しかし「情報を発信しなければ!」「顧客に役立つ情報を出すんだ!」と意気込む企業では、目的設定もそこそこに、簡単に外部の制作会社に委託してとにかく記事を量産し、自社ブログやメディアを運営してもらおうとするケースが少なくありません。

しかし、どんなに立派なメディアをつくり、有益な情報を発信していたとしても、その“受け皿”となる情報・コンテンツがなければ本末転倒なのです。

企業の基礎情報がお客さまの「受け皿」となる最重要コンテンツ

ここでいう“受け皿”とは、企業そのものについての情報を指します。

たとえば検索キーワードから、自社メディアに掲載されたノウハウ記事にたどり着いた人がいたとします。その記事の内容が役に立ち、その人が「これはどこの会社が発信しているのか」と興味を持ってくれたとき、肝心の自社ホームページに企業としての姿勢やビジョン、サービスの概要や事例などが十分掲載されていなかったら、どうでしょうか?

まずはきちんと“受け皿”となる情報――「自分たちは何者で、どんな想いを持っていて、誰にどんな商品・サービスを提供しているのか」を、誰が見てもわかりやすくホームページに掲載しておく必要があります。
そしてそれは、「うちには発信できる情報がない」と思っている企業でも、必ず作成することができます。
そしてさらに工夫次第で、魅力的なコンテンツとして活用することができるのです。

コンテンツ化できる基本情報は、必ずどの企業にも存在する

「自分たちが何者か」を表現する、ぜひコンテンツ化して活用していきたい情報の種類は4つあります。

1) 会社の歴史、沿革

2) 売りたい商品・サービスについて

3) 社員、従業員について

4) 顧客の声

「いや、さすがにそれはもうサイトに載せてるよ」と思われた企業の方もいるかもしれません。
しかし、それは次のような情報が盛りこまれている「伝わるコンテンツ」になっているでしょうか?

1)会社の歴史、沿革

なぜ創業したのか、誰が創業したのか、どんな想いで経営しているのか、目標やビジョン、これまでどんな道のりをたどってきたのか

2)売りたい商品・サービスについて

なぜそれを作ったのか、開発・販売の背景や経緯、商品・サービスに込められた想い、携わっている人の声や姿勢

3)社員、従業員について

どんな人がいるのか、どんな想いで商品・サービスに関わっているのか、どんな姿勢で仕事に取り組んでいるか、社内はどんな雰囲気か、どんな企業風土があるのか

4)顧客の声

実際に商品・サービスを使った人の意見、使ったあとの効果

まとめ

オーソドックスな企業のホームページでは、これらの情報が極めて事務的に掲載されているケースがほとんどです。しかし単なる事実の羅列を一方的に発信していても、企業のアイデンティティや魅力までは決して伝わりません。

年表ではなく、創業ストーリーや創業者の想いを。商品・サービスのスペックに加えて、開発秘話を。いきいきと働く社員のみなさんの姿や、社内の空気感を。顧客との信頼関係をあらわすようなエピソードを。

これらの情報は必ず、どの企業にも存在するはずです。そしてそれらを掘り起こし、ほんの少し工夫してコンテンツ化していくことで、顧客から信頼を得るためのきっかけ、土台になっていくのです。