オフィス緑化で従業員の生産性が15%アップ

経営・ビジネスハック
こんにちは、イノーバの宗像です。
最近、オフィスをどうやったら快適に出来るのか?という事を良く考えています。ベンチャー企業の社長として、従業員のために出来る事として、「毎日わくわく仕事が出来る職場環境作り」を考えたいという思いからです。
最近読んだ本の中で、The Best Place to Workというタイトルの本がヒットでした。この本によると、Googleやアメリカのベンチャー企業がオシャレなオフィスを作ったり、食事を無料にしたりするのはちゃんと理由があって、実際に、職場環境の良さが企業業績に反映されるのだという点です。米国には、職場環境が良いかどうかという基準で投資をするファンドがあって、S&Pが平均5.58%のリターンを出した時期に、9.63%のリターンを出しているとか。
目次
原則は洞窟生活の再現
著者はもともと米国のロチェスター大学で社会心理学の教授をしていた人、職場環境の改善にビジネスチャンスを見いだし、自分でコンサルティングファームを立ち上げたというユニークな人物です。彼の研究によれば、人間は洞窟生活をしてた原始時代の記憶を引きずっているので、原始の洞窟生活を意識した職場環境作りが重要だという事だそうです。
具体的に考慮すべきポイントは以下の点です。
1. 背後に人が立たないようなレイアウト作り
背後に人が居ると、人間は本能的に危険を感じ落ち着かないそうです。確かに、壁を背負った席は、安心感がありますよね。喫茶店などでも壁を背に座るのが好きな人は居ますよね。
2. 外が見える事
外部の景色が見渡せるというのも大きな安心材料になるという事です。窓が大きく外が見えるのはプラスだとか。
3. 植物を置く
植物があると安心感がものすごく有ります。昨年の9月に発表された調査結果によれば、植物を置くだけで、生産性が15%もアップするそうです。目の見える場所に植物があるだけで幸福感が上がり、仕事の効率が良くなるのだそうです。
4. 水槽を置いたり、ペットを飼うのも良し
シリコンバレーのベンチャーなんかだと、犬OKのオフィスがあったりもしますよね。同様に、熱帯魚の入った水槽を置くのも効果があるのだそうです。
5. ポスターでもOK
窓が無い、植物や水草を置く余裕が無い、そのような場合は、ポスターなどでも代用出来るらしいです。綺麗なポスターを壁に張り出すのも効果がありそうです。
どうでしょうか?
あなたのオフィスは満足度の高い環境になっていますか?上記をヒントに考えてみると、オフィスを改善するヒントは色々とありそうです。
イノーバのオフィスは、18階で、窓が北、東、西と3面あるので、非常に見晴らしが良いのは非常満足しています。今は、Showcase GigさんやSansanさんを目指して、観葉植物を増やしている最中です。
洞窟生活を再現するんだったら、いっそレインフォレストカフェみたいな内装にしたら楽しそうだなーと妄想が膨らんでます。
記事執筆:(株)イノーバ。イノーバでは、コンテンツマーケティングのノウハウを詰め込んだ無料のebookや事例集をご提供しています。ダウンロードはこちらからどうぞ→https://corporate.clst01.innova-jp.net/library/
参考:How to boost worker productivity: plant some clutter around your office
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